~~幸せになる言葉劇場~~
『和顔愛語(わげんあいご)』
“老いの身に うれしき事はと 人問えば 和顔愛語と われは答うる”
ある方が、もうこの歳になったら、お金も、地位や名誉も何も要らない、
ただ笑顔と優しい言葉で接していただくのが何よりの幸せです、
と詠まれたお歌です。
この「和顔愛語」という言葉は、お釈迦様が説かれた『無量寿経』
というお経の中に出てくる言葉です。
”笑顔で愛情のこもった言葉で話す”という意味ですが、
不機嫌な行動や言葉使いをしていると、その人だけでなく
次から次へと周りに伝わっていくものです。
また、他人の不機嫌も自分に伝わり、
楽しい気分が損なわれることもあります。
しかし、その反対に、上機嫌も周りに伝わるはずです。
お経の中で「和願愛語」の次の言葉に
「先意承問(せんにしょうもん)」
〔=向こうから言われる前に、
相手の気持ちを察して、その望みを満たす〕
とあります。
なかなか出来てこないものでも、少しでも、
今日1日だけでも、と相手に思いやりをもつ。
その心がけが「和願愛語」となるのではないでしょうか?
皆さんの心がけがご近所や周りの方を幸せにできるのです。
~手作り新聞・甘露11月号より~
最近のgoo「ひとこと」でちょっと思ったことでした。
あら、この「ひとこと」って
「和願愛語」となっているのではないでしょうか 。
マイナス的な言葉を発してる人の所へは、プラスになる言葉をかけ、
楽しいプラス志向な処へは、楽しさをわけて貰いに立ち寄ったりと、
だれの目にも止まるので、まったく知らない人も来れたりと・・・
これは、かなりいい傾向ですね。
今、実際の街中ではなかなかできない難しいことになってますが、
これはとても素敵な機能だと思いました。
・・・私も、もう少ししたら解放しようかな・・・