久々にTVドラマを観ました。途中からでしたが、
ちょっと手話のことが気になって観てしまいました。
水曜スペシャル~風の歌が聴きたい~
音のない世界に生きる聴覚障害夫婦の16年。
これは16年もこの家族を追って作られたものだろうということ
にもびっくりしました。健常者にも起こり得る家族不破をどう
乗り越えるか、家族というものについて考えさせられた話でした。
私の周りにはろう者の方はいませんでした。が手話を習って
いる人は周りに少し居るので興味を持っていました。
聞こえない親の聞こえる子供の手話は「心を伝える声」。
ろう者の方が良かった、聞こえない世界は楽しいという子供。
これを聞いた時、物凄い親の愛に包まれていたのだろうという
ことが伝わってきました。途中、見えない壁に惑わされて
しまったけど、二つの世界と思っていたのが、はじめから
家族という一つの世界だったということに、早く気付けて
この家族は幸せだな、と思いました。
『今、27万6千人の聴覚者がいるそうです。
聞こえる人と聞こえない人の壁などないのです。
同情や哀れみとは少し違うと思います。』
『僕の誇りは(聞こえない)両親です。』 怜音
親にとってこれほどの言葉はないでしょうね。