大阪のおばはん、世間をゆく

旅を中心にほぼ食べ物で...

孔子廟

2013年01月05日 17時55分07秒 | 旅行

客先のマネージャのご長男が、中学受験するという。

せっかく台北に居るので、孔子廟でお守り、もらってこよう。

 入り口。


本殿。

 なんか有り難いと思われる碑文。

 反対側。

 もいっちょ、碑文。
誰か訳してくれ。


飾りの龍。


門。


 孔子。多分。


なんか、孔子の故事と思われる。



「世に聖人出る時、麒麟現る」 です。


で、学業成就のお守り、買いました。


追伸


孔子廟に居た二人。

私が横のベンチに荷物を降ろすと、話しかけてきた。

婆:あんた、日本人かい?
私:はい、日本人です。
おっさん:わたしの母ちゃん。
婆:私は昔、日本人の店で働いててねぇ...

ここから、婆ちゃんの回想録が始まる。

今、87歳ということ。
17歳から19歳まで、総統府の前の榮町にあった日本人経営の雑貨屋で働いていたこと。
店は繁盛していて、従業員が二十数名いたこと。
店主は、”おおくら”さんと言う人だったこと。

そして、日本の歌を今でも覚えているといって、「寛一お宮」を歌ってくれた。

この婆ちゃんが戦後67年も経って、まだ日本語をはっきり覚えていることは、なんと素晴らしい事だろう。

そして、しかし、婆ちゃんが、日本語を話せると言うことは、日本がアジアを植民地化した歴史そのものだと言う事が、残念でならない。

孔子曰く、「過てば則ち改むるに憚ること勿れ。」


只それだけ...





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