がんばれナラの木

震災にあわれた東北地方の皆様を力づけたくて
The Oak Treeを地方ことばに訳すことを始めました

今日の歩み

2011年07月03日 | 今日の歩み


この下は2013年

8.23 長崎の峰不二子さんから「ナラの木」の長崎版が届いた。

この下は2012年

5.6 高知の兵頭貴代志さんから「ナラの木」の土佐版が届いた。
4.22 武藤修さんから「ナラの木」の岐阜県(美濃地方)版が届いた。
3.29 NHKラジオ第一放送の「わたしも一言!夕方ニュース」で「がんばれナラの木」を紹介。去年の8月にも放送したが、今回は盛岡版の朗読を省略なしで紹介できた。
2.2 ポルトガルのペドロ・カルバルホさんからポルトガル訳と、ヨーロッパナラについての解説が届いた。
1.1 ご挨拶

この下は2011年

12.24 「武蔵野のコナラの萌芽」をギャラリーにのせる。
12.12 「福島の米作り」をエッセーに書く。
12.7 「ナラの木」秋田県横手地方版が届く。
12.6 「今年のドングリ」をギャラリーにのせる。
11.2 「ナラの木」宮城県唐桑版が届く。
10.29 麻布大学で「東日本大震災」森と海のつながりを考える」フォーラム開催。
10.10 浅野文彦さんから「強いナラの木」のイラスト習作が届く。
10.8 スリランカの津波孤児から手紙が届く。
10.3 ギャラリーに「イラスト ミズナラ」(浅野文彦画)を載せる。
10.2 ギャラリーに「ミズナラの木漏れ陽」を載せる。
10.2 「ブログへの紹介」を作る。
10.2 エッセー「ナラの木と土と工」を書く。
9.30 「ナラの木」岡山版が届く。
9.20 もくじなどに「リンク」をつけて、読みたい記事に飛べるようにした。
9.20 「ナラの木」秋田県北版が届く。
9.11 震災の日から半年が経った。
9.5 「ナラの木のうた:震災からの復興を願って」を載せる。
9.5 「ナラの木」大分版が届く。
8.30 エッセー「花火禁止」を書く。
8.22 「ナラの木」ブータンのゾンカ語版届く。
8.20 NHKラジオ再放送
8.15 「ナラの木」長崎版が届く。
8.7 エッセー「もうひとつの津波」を書く。
8.3 NHKラジオ第1放送で「がんばれナラの木」を放送。
8.1  エッセー「緑の波」を書く。
7.29 「どんぐり新聞」が届く。
7.28-31 高槻、岩手県を訪問。
7.27 エッセー「遠望すれば」を書く。
7.27 大船渡の「東海新報」に「ナラの木」が掲載された。高槻がシカの調査をしていた地元で高校の先生をしている当時学生だった伊東さんからメールが届く。
7.26 スリランカの子供たちから励ましの手紙が届く。
7.15-18 高槻、牡鹿半島、金華山訪問。
7.3 Tokyo FM「People 知花くららのPrecious Life」の文字おこし。
6.29 盛岡版1,2の朗読が電子データ化される。
6.28 Tokyo FM「People 知花くららのPrecious Life」で「ナラの木」を紹介。
6.18 エッセー「ケセン語ー山浦玄嗣先生のこと」を書く。
6.17 大船渡の山浦先生のことが新聞にのる。
6.17 エッセー「カーソンのことば」を書く。
6.15 「ナラの木」冊子のリクエストが来る。たいへんよろこんでもらっているようだ。
6.14 「ナラの木」冊子を作る。
6.13 「ナラの木」こども用を作る。
6.7 エッセー「「生まれ来る子供たちに」を聞き直す」を書く。
6.2 難波さんから手書きの冊子とコナラの絵の写真が届く。
6.1 エッセー「瓦礫の街と自然の猛威」を書く。
5.22 エッセー「とても」を書く。
5.18 ベネズエラのマリア・オルテンシアシルバさんからスペイン語訳が届く。
5.15 トヨタ白川郷自然学校の加藤春喜さんからミズナラの写真届く(「ギャラリー」にアップ)
5.12 「シンポジウム「森と海をつなぐ日本の再出発」において「ナラの木」仙台版が朗読される。
5.12 「東京新聞」に本活動が紹介される。カテゴリーの「資料」参照。
5.11 「ナラの木絵本」に出てくるような樹皮をはがれたナラの写真をアップ。
5.5 鈴木直さんから「ナラの木絵本」届く。
5.4 市川さんから「静岡県相良版」届く。
4.29 相模原市立博物館の秋山さんから、同館で「3月11日を起点にして-東北地方太平洋沖地震、一週間後の大船渡」が開催されるという連絡あり。
4.27 盛岡タイムスに「がんばれナラの木」活動が紹介される。
4.25 早川さんからいわき版届く。
4.22 堤勝彦さんから「コナラの実生」の写真届く。
4.21 「強いナラの木」をのせる。
4.20 「大きなナラの木」をのせる。
4.18 朝日新聞のWeb版で「がんばれナラの木」が紹介される。
4.18 「つぶやき」に紹介される。
4.14 小野寺訳をMDから文字化する。
4.13 立木さんから遠野版届く。
4.10 原作者がJohnny Ray Ryder Jr.であることがわかる。
4.10 桜井さんから茨城版が届く。
4.9 ダイアナさんからメッセージ届く。
4.8 堤さんから津軽版届く。
4.8 今野さんから山形県置賜版届く。
4.7 佐山さんから仙台版届く。
4.6 ギャラリーにドングリを追加。
4.5 塚本さんから茨城版届く。
4.4 渡辺さんを通じて長谷川さん訳の浜通り版届く。
4.4 ブログに「仲間の声」と「今日の歩み」コーナーを作る。
4.3 ブログに「これまで届いたところ」の地図を作る。
4.2 ブログに「エッセー」コーナーを作る。
4.1 ブログ「がんばれナラの木」を立ち上げる。
4.1 藤村さんから岡澤さんによる盛岡版届く。
   鈴木さんから山形県村山版届く。
3.30 鳴海さんから津軽版が届く。
3.29 後藤さんから会津版届く。
3.29 wildlife MLに呼びかけをする。
3.26 佐藤さんから庄内版届く。
3.25 The Oak Treeが届き、訳してjbnMLに流す。



仲間の声 1

2011年07月02日 | 仲間の声
この企画を支援してくださっている仲間からのメッセージです(一部省略)。

3.26
高槻さま
 はじめまして、一般市民(OL)会員の遠藤と申します。詩の翻訳、どうもありがとうございます。大学卒業後すっかり英語力が落ちてしまい、原文ではぼんやりとしか意味が分からなかったのですが、ドトールで高槻さまの訳を読んでいて不覚にも泣きそうになりました。お礼をお伝えしたくてメールさせていただきました。素敵な翻訳、本当にどうもありがとうございました。
 遠藤

3.26
 すみません。おじゃまします。鳥海山の佐藤です。たいへん感動しました。何もない過去に戻ったのではなく、太い根っこができていたのですね。ダメージが大きければ大きいほど、やがて潜在芽から幾万の枝葉が吹き出すのでしょう。
 佐藤

3.27
佐藤様・高槻様・皆様
 東北の言葉への置き換え,想像していなかったのでびっくりすると同時に,地域の言葉が持つ力強さに改めて感じ入りました。ありがとうございました。Dianaに問い合わせの連絡を入れましたので,返事をしばしお待ち下さい。その後,高槻さんの方におつなぎしたいと思います。
 山崎晃司

3.29
高槻様
「ナラの木」拝読させていただきました。本当に素敵な言葉です。私自身、会津の出身で、日々の震災・原発のニュースに地元のことを思うと、悲しい気持ちでいっぱいになっていました。私も18歳までは、地元・会津でずっと育ててもらった人間で、会津、そして福島の人たちの、根っこの強さを信じつつ、応援して、力になりたい、と、心から強く思っています。大学、大学院と、少々離れた期間があり、ちょっと自信ないのですが、この詩が、どうか、地元、福島、東北日本の皆様に届くようにメールをさせていただきました。
PS. このように、脳内で「方言」を、思い出すと故郷の祖父母や多くの知人のことを思い出すことができて、今の自分に、優しく、力をくれて、笑みがこぼれます。
このような企画に携われて、本当に感謝しています。ありがとうございます。
 後藤なな

3.30
高槻先生
 鈴木 創@小笠原です。詩をお送り頂き、ありがとうございます。福島出身(実家があり)で栃木に住むの複数の友人に送りました。いろいろ苦しいことがある中で、「ナラの木のように自分の力を信じて進むしかない。がんばっぺっ!(会津弁) やるっきゃないっしょ!(仙台弁)」というメールが帰ってきました。山形や北海道、栃木に住む親類、あるいは山形、青森出身の親類にも送りました。 東北の出身者もいる小笠原で、近々小さな小さなチャリティーイベントがありますが、ボクはこの詩を朗読しようと思います。あるいは 歌に。歌をつくれる知人には、歌を。絵描きには絵本 は どうか と、 以下のメールとともに、たずねてみました。先生から頂いた、アイデアを私なりに小さい範囲で、拡げてみたい と思います。もしも、訳詩などが 届くことがあれば、また、ご連絡いたします。ありがとうございます。
 鈴木創

4.1
高槻 成紀 さま
 娘が大変お世話になっていることと存じます。メールありがとうございます。自由に直してくださっても結構ですし、実名で構いませんよ。私は「そんで」という言い方をしないので「したっきゃ」に直してください。「おたってまった」は「疲れてしまった」です。どうぞよろしくお願いします。拙い津軽弁訳でお恥ずかしいですが、一度読んでお聞かせしたいとも思いました。お電話してよろしいですか? 私の携帯にでもおかけいただければ…
 鳴海真澄

4.1
高槻 成紀 さま
 先ほどの「語りっこ」はお粗末で失礼しました*。早速、メーリングリストでご配信くださったとのこと、ありがとうございます。改めて詩を読み返すと、深い内容に胸があつくなります。かえって今は泣けてきて、声が詰まり、とても音読などできません。みんな根っこでつながっているということが感じられれば被災地の方々にも勇気を出してもらえるのではないかと思います。また私でお役に立てることがございましたら、何なりとお申し付けください。この度はとても素晴らしい企画に参加させていただき、本当にありがとうございました。
 鳴海真澄

*津軽版をお電話で語ってもらいました(高槻)。

4.1
高槻様
 私たちは、根っこを支える土になりたいです。
 難波希美子

4.1
 東北弁の温かさ、素朴さ、優しさ、力強さ。何度読んでも涙がでます。この試練が私たちの根をさらに太く深く広げていけるように、そして、あたたかな土の中でつながっていけるように、多くの気づきを与えてくれるこの詩に感謝します。
先生に感謝していることをお伝えくださいね。この詩がラジオから東北の被災者全員の人達の耳に届く、その日が近いことを祈っています。
 せみつ

4.1
高槻先生
 wildlifeMLで「楢の木」の詩を読ませていただきました。感動しました。特に方言の方は毎回涙があふれ出てきます。素晴らしい企画だと思います。以前から原発反対でメールのやり取りをしている友人に、読んでもらいました。すると
「涙がでてきました。昨日、幼い子供をかかえて宮城から避難してきた人達に出会いました。彼らは自分達が故郷の人達を残して逃げてきたという罪悪感にうちふるえながらも関西の地で未来を築こうと必死でもがいていました。この人達にもこの詩をとどけたい。」
という返事がきました。
 高槻先生の「津軽、南部、伊達、会津など、それぞれの被災地のことばに訳してラジオ放送する」というイベントに先駆けて、これから、この詩に感動する人の輪が広がっていくかもしれません。
 難波希美子

4.1
Dear Taka,
Thank you for this mail. We too are very concerned with what is going on in Japan. We are also impressed with the great resilience of the Japanese people and the calm manner with which you all have handled this extremely devastating situation. The poem about the Oak tree aptly describes the reality. Our continuous prayers are for all those who were affected, you and all those at the lab.
Jayantha
タカさん メールありがとう。日本でのことの推移が気になっています。日本の皆さんが忍耐強く、この想像を絶する困難に取り組まれる冷静な態度が印象的です。ナラの木の詩は本当のことをぴったりと言い当てていると思います。私たちは被災された方々、研究室の皆さんのために祈り続けています。
 ジャヤンタ、スリランカ


4.2
高槻先生
 知人からメールが届きました。同じ方言でも、さまざまな言い回しもあると思いますし、同じ地方の中でも 場所によりちょっとした ちがいもあるようですね。いつか、たくさんの東日本がつまった 本になるといいですね。明日、島で小さな小さなチャリティライブがあります。ぼくはネイティブじゃないけれど子供のころ預けられたこともある、庄内弁で朗読しようと思います。いずれ欧米系島民に 英語を東日本の出身者に○○弁を、そして歌もやってみたいと思っています。
 鈴木 創

4.2
 はじめまして。小笠原の鈴木創君よりメールが届き「ナラの木」に感銘し、その種子(趣旨)をさっそく播種してみました。山形を離れて北海道に住み早32年・・・北海道弁が入り込み、妙なイントネーションになりつつも、山形弁で何とか「ナラの木」を語ることができました。各地の言葉で語られる「ナラの木」の声が心に沁みてきます。被災された方々はきっとこのナラの木だと信じます。これからもきっと大地に根を張って踏ん張りぬいていけると。わずかなお金の支援しか出来ないでいた私ですが、反対に心の支援を頂いたようなそんな心持です。この機会を頂いたことに感謝です。
 鈴木尚

4.2
鈴木創さんへ
「ナラの木」の呼びかけはすばらしいですね。俺は、ナラの木の種子(趣旨)を播いた気分です。 わずかなお金でしか支援できない、このもやもやしていた自分の心を反対に励まされたようです。 呼びかけてくれてありがとう。 この播かれた種子は、必ず芽吹き、災害に負けなかった「ナラの老木・成木・幼木」たちと共に 日本の大地に深く根を張ると信じます。
 鈴木 尚

4.2
Dear Sensei
Thank you so much for the poem and for the updates. The poem really touches the heart. I hope each individual in the refuge centers will get the chance to read it. It will definitely give them lots of courage. Our thoughts and wishes always with them. I am sure Japanese people would recover faster than any where else in the world and be strong as ever very soon. But we all want to be with them and support them at this hardest movement. With lots of love to you and family!
Yours sincerely
Rose
先生、詩のこと、最新情報をほんとにありがとうございます。この詩はほんとうに胸を打ちます。避難所の皆さんがこれを読む機会があればと思います。きっと勇気を与えてくれると思います。いつも被災された人のことを思っています。日本の皆さんは世界のどこの国の人よりも強いから早く回復されるに違いありません。この困難なときにいっしょにいて支えてあげたいと思います。ご家族のみなさんにもよろしく。
 ローズ、オーストラリアより

4.3
高槻先生
 とつぜんメールをさしあげる失礼をお許しください。「ナラの木」の詩を読ませていただきましたこの詩の盛岡版を、私のシナリオの師である作家、竹内日出男氏にお送りしました。竹内氏はかつて、NHKのドラマ部におられ、その後、作家として独立され、とくにラジオドラマの名作を数々残され、芸術祭などにも度々入選されていらっしゃいます。お若いころの赴任地が盛岡で、以来、東北の方々と深い交流をもたれ、東北を舞台にした作品も書かれていらっしゃいます。「ナラの木」を読まれた竹内氏から、下記のようなメールをいただきましたので、転載させていただきます。

*****************************
石井美夏様
前メールで触れた盛岡の小野寺瑞穂さん(元盛岡放送劇団員)に電話して「ナラの木」の朗読(録音)を送ってもらうよう依頼したところ、快諾を得ました。ぼくはブログの書き込みをしたことがありませんので、その旨を先生に予告して頂けると有難いのですが……。もしこの朗読が順調に進んだら、岩手の民放局あたりで放送してくれるよう、手を打ってみましょうか?竹内日出男。
*****************************
ということですので、誠に勝手ながら、ご連絡させていただきました。
 石井美夏

4.3
高槻さん
 ブログで紹介された詩を読み,感動しています。温かく強い心で選ばれた言葉の巧みな組み合わせ,詩の持つ力をこれほど発揮している作品はほかにないような気がします。そして,特に東北弁シリーズにはぐっときます。これが多くの被災者のところに届くといいですね。私の大学の同級生のメーリングリストでも,被災地域の惨状と,その地での診療に懸命に尽くしている同級生からのメッセージが毎日たくさん届きます。
 森永正二郎

4.3
Dear sensei,
What a beautiful poem, so touching. It’s so sweet that you translated it into Japanese and it’s now beng translated into dialects.
Japan is such a great country! Amazing how quick it is recovering. What a big issue the nuclear plants!
Thank you my dear sensei for sharing the poem with us. You are very special.
LOVE,
Carolina Galindez-Silva
(先生、なんてすてきな詩でしょう。感動的です。先生がこれを日本語に訳され、それが地方訳されているなんて素敵です。日本はすごい国です!そんなに早く回復しているなんてびっくりです。原発は大問題ですね!詩のことをお伝えくださってありがとう。
 カロリーナ・ガリンデスシルバ、ベネズエラ

4.4
はじめまして
小笠原のたびんちゅ のブログから 辿りました。自分は都内に生活をしています。 東北の人達だけでなく もっと多くの人達に 届いて欲しいです。
ラジオ、聴きました! (岸本智美)

4.4
高槻先生
 何年もご無沙汰しております。「ナラの木」の詩を読みました。力強い、勇気を持つことのできるような詩だと思います。私は会津が地元で、会津版の詩を言葉に出してみると、自分気持ちの近くに入ってきました。
 昨年の春、専門学校を退職し、現在は地元の福島県に戻って生活をしています。猪苗代町という町役場の臨時職員で獣害対策関連の業務をしています。地震のときは大きな会議室で獣害研修の講義中。壁材が落ちるぐらいで済みました。会津地方は幸いに被害は少なかったのですが、海沿いの浜通りは壊滅的。そして原発は現在進行中。福島県は大きく、会津地方・中通り・浜通りに分けられます。浜通りのいわき市に住む友人にお願いして、浜の言葉に「ナラの木」を訳してもらいました。原発の影響を避けるためにしばらく自主避難をしていたのですが、数日前に自宅に戻ったそうです。いわきの言葉は東北というよりは茨城とよく似た言葉かもしれません。
 被災地に近い場所に住んでいながら自分にできることは少なく、落ち着かない日々ですが、自分なりにやれることを探して生きたいと思います。被災された方たちに「ナラの木」の詩をぜひ、贈ってください。
 渡辺憲子

4.5
高槻先生
 ご連絡ありがとうございます。コンサート、お伝えしようと思いながら想いをためすぎて遅くなってしまいました。すいません。2つのライブで詩を朗読しました。ナラの木、THE OAK TREE には たくさんの人々を励ます力があることを確信しました。そして高槻先生のおしゃるように朗読することが、その力を大きくすると感じました。ボニーナとヤンキータウンという店でした。それぞれ、どうかな と不安もありました。なにより人前で詩を朗読するのははじめてでしたから。ともに、終わってからのリクエストが多くブログのご紹介をしました。それぞれが知人友人に紹介してくれるそうです。終わってから会場で本当に多くの方々から、良かった、と声をかけられましたが、なによりよかったと私自身が思ったのは、これまでチャリティーイベントやテレビのイベントなどにも、どこかに違和感を感じて よりそえない気持ちを持ち続けていたという東北出身の友人たちが、この詩の朗読を今後も続けよう、自分もやりたい、と言ってくれたことです。小笠原に住むネイティブな出身者で人、いで立ち、高低、さまざまに「ナラの木」を表現できたら嬉しいと思います。もうひとつ嬉しかったのは、ヤンキータウンのマスターがとても良かったと言ってくれたことでした。マスターは 欧米系島民で、一度島を出てアメリカに暮らし、今は母と暮らすために島に戻り、飲み屋さんを開きました。ライブが多く、島の音楽仲間の溜まり場です。彼は、この詩がアメリカから送られ、活動が拡がっていることにもとても感動しているようでした。高槻先生の言われるように、東北や関東各所でみなさんにこの詩が朗読されることを祈ります。機会があれば、東京でも麻布大でもそのような機会をつくりましょう。
 鈴木創

4.7
『ナラの木』という英語の詩を日本語に訳して、山形、八戸、津軽など東北出身の人たちがお国言葉で表現して紹介しているブログがあります。日本語に訳したのは、アファンの森で〝花と虫″や〝フクロウとネズミ″など、生き物と生き物の関係を調べている麻布大学の高槻先生。この日本語訳を読んで、私も自宅のパソコンに向かいお国言葉で打ち込んでみました。読み終えると、思いがけず暖かいものが頬をつたって流れました。そして熱いものが胸にこみ上げてきました。
 アファンの森事務局

4.11
 ひじょーに感動しました。根っこを育む自然学校としても、このお話の持っている深いところ。はずせません。ドンピシャです。日本語だけではなく、アイヌ語も琉球語も、世界中のあらゆる言葉になればいいな。各地域の言葉で語られるようになれば、きっと大きな力になると思います。
 大西拓也

4.13
 遠野生まれ、盛岡に嫁いで23年。明治生まれのばあちゃんならば、こう読んでくれただろうと思いながら書いてみました。そのばあちゃんは釜石生まれでした。私が字を書けるようになるより早くから「三陸大津波」と「艦砲射撃」の悲惨さを語り続けてくれました。平成4年に亡くなったばあちゃん。このたびの大震災の被害を知ったら「おっかねぇごど、言ったとおりだったすぺ?」と言うと思います。でも、その後岩手沿岸が見事に復興したこともばあちゃんは知っていました。「ぜってぇ やるのす!」と言うはずです。
 立木浩子

遠野の里では現役の「語り部」たちがたくさん活躍しています。遠野を離れて久しい私が書いてみるのは少々気が引けましたが、遠野弁で書きたいという気持ちを抑えられなかったのは、祖母が語り継いだ結果だと受け止めました。亡くなって18年経ちましたが、祖母は今でも私の心の中にいると感じました。
 立木浩子

4.18
 当たり前に使ってきた言葉に深い表現力があることを、改めて感じています。私は普段の生活の中で遠野で体得した話言葉を敢えて隠すことはありませんが、周囲の皆さんがわかりづらかろう言い回しを避けるうちに、知らず知らずと忘れてしまった言葉が結構あるということに気づきました。
 話し言葉を文字にする作業は、考えれば考えるほど迷い、満足感を得て終えることがなかなかできなくなるものです。
マザータングへの新たなる邂逅・・・という気分さえあります。
 立木浩子

4.22
 (一部略)一旦はマザータングへの新たなる邂逅と思った遠野弁訳が、実はふるさとの言葉から先祖を思い出す、供養に通じるものだったのかもしれないと思うようになりました。ここ数年か十数年か、親戚のおじさんを思い返したことは一度もありませんでした。遠野言葉に真剣に向かううち、自然におじさんの語り口が思い出され、懐かしさにどっぷりと浸りました。ラグビー部の掲示板での先生のブログとの出会いのおかげでした。このつながりが、私の宝です。
 立木浩子  

4.29
 「3月11日を起点にして-東北地方太平洋沖地震、一週間後の大船渡」展を開催します。地震から1週間後の大船渡の写真に文章をつけたパネルの間に差し挟むように、「ナラの木」の東北ことば訳を掲示しました。
 相模原市立博物館 秋山幸也
* 展示趣意文を「資料」に載せました(高槻)。

2011.5
 ナラの木、とりわけ、ミズナラの木は、太平洋側の東北地方の森を代表する木で、この詩にあるように、地中に深い根をはる木として知られています。私自身、森の中からその稚樹を掘り出そうとして、その根の深さには驚きました。また、よく「ひこばえ」する木としても知られていて、山火事や伐採などで幹や枝葉にダメージを受けても、比較的よく再生することから、ミズナラの林は古くから薪炭林として利用されてきました。大地に根を下ろすミズナラの‘生きる力’の力強さを見事に謳いあげたこの詩は、東北の地に根をはって生きる人々に、自分自身を信じる力を与えてくれるように思えます。でも、その一方で、詩のなかにも「倒れてしまった木」が描かれているように、生きるための大切な根っこの部分を、それこそ、根こそぎ引き抜かれてしまった方も、被災者のなかには、きっと多くいらっしゃることでしょう。報道で伝えられる断片的な情報に接するだけでも、被災された方々の悲しみの深さは、私の想像を絶するに余りあります。今、現地では、被災された方々の‘生きる根っこ’が枯れないように、様々な救援活動が行なわれています。引き抜かれてしまった根っこに土をかぶせようと、それぞれの立場の方々が、それぞれでできることに取り組んでいらっしゃいます。では、私にできることは何でしょうか?

 ミズナラの根には外生菌根菌と呼ばれる‘きのこ’の仲間がとりつき、木の根よりも繊細な菌糸のネットワークで、土のなかにちらばる養分を木が吸収するのを助けています。私は、現地に赴いて人々の傷ついた根に土をかぶせることはできないかもしれません。でも、土の中に存在する数多の菌糸のひとつとして、人々の傷ついた根がいやされるように、ほんの少しのお手伝いをすることはできる気がするのです。そんな‘きのこ’の糸を、日本中にはりめぐらせることができたら、少しは被災者の方々の助けになるのかなと期待しています。
 トヨタ白川郷自然学校 加藤 春喜

5.2
 ご紹介下さった仙台の方は、読み始めて、色々な感情が込み上げてきて涙がとまらなかったそうです。今、被災された方だけではなく、たった一人で心の闘いを続けていらっしゃる方々は、みな「ナラの木」だと思います。
 中尾英司

5.2
大地のぬくもり
「ナラの木」の詩、こころに響きました。標準語よりも方言で詠まれる方がずっと温かいですね。わたしたちもそれぞれが、一本の木なんですね!

5.4
 市川智子といいます。「ナラの木」相良(さがら)弁を転送します。母(市川英子:いちかわえいこ)から届きました。静岡県榛原郡相良町(現:静岡県牧之原市)は母の故郷です。直接ききとって書いてあげたらよかったのですが、あいにく私はマレーシアにおり、そうすることができません。パソコンをまったく触らない母が頑張って書いてくれたのだと思うと、頭が下がる思いでした。相良のイントネーションも独特で、でも、今ある文字で表現しようがなく、「ー」で書くしかないのです。そういう意味では、朗読も集まっていくといいでしょうね。子どものころ相良の田舎に行ったときの空気の色がかまどのにおいとともに蘇ってくるようで、私にとっても懐かしいものとなりました。ご提案をありがとうございました。
 市川智子

5.5
 鈴木 創@小笠原IBOです。横浜在住、山形県天童市出身の父親(昭和8年生まれ)が、ナラの木を絵本にしました。 詩と絵のコラボは難しかったようで、詩を子供向けに語りなおしたようです。印象が異なる部分もありますが、ご覧頂ければ嬉しいです。以前もメールしましたが、この詩には原石としての力があり歌や、絵にもさまざまに描かれて欲しいと思いました。
 鈴木 創

5.14
 9日~12日の4日間、岩手へ出かけまして、沿岸の被災地・陸前高田~大船渡~三陸町~釜石~大槌~山田~宮古方面をレンタカーで走って参りました。震災後2か月経って、新幹線も全通し、道路も通れるようになった個所が多いのですが、津波の惨状はいまだに生々しく、三陸海岸特有の峠道を越えて海辺の町や村に入るたびに言葉を失う旅でした。しかし、生死の境をくぐりぬけた三陸の人々の粘り強さは、半世紀前のチリ地震津波の時代と少しも変わらず、被害のけた外れの大きさを考えれば、その時以上かもしれません。そして有名な高田松原で7万本中1本だけシッカリ残っている松の木、全滅状態の漁村越喜来地区の瓦礫のなかに1本だけすっくと立っている傷だらけのポプラの木など、あの詩を思い出させる風景にも出会え、粛然としつつも力づけられる思いでした。
 竹内日出男

5.18
Dear sensei,
This is my humble contribution to you and the Japanese people. We want you all to know that far away there are many people who care about you and your circumstances and who pray everyday so that things go better.
I tried to stick to the original in English as much as possible, but I always say: poetry is what you lose when translating a poem.
I used to write poetry, until the year 2000 when my brother died from a heart attack, he was only 54,I don't know what happened, but I never wrote again. We had just come from Japan. He died in July, we came back from Japan in May.
I hope this translation helps people and make them feel they are not alone in this world and that things will get better.

Best regards,
Maria H. Silva
Caro's okasan.

先生
 これは先生と日本の皆様に対する私のささやかな贈り物です。遠く離れた世界中で皆様とそのおかれた状況のことを思い、よくなりますようにとお祈りしている人がたくさんいることを知っていただきたいと思います。
 この英語の原詩にできるだけ忠実に訳そうとしましたが、いつも「詩って訳すと逃げてしまうのよね」とつぶやいていました。
実は2000年に兄が理由のわからない心臓マヒで54歳の若さで急死してから、詩を書いていましたが、このところ全然書いていませんでした。あのとき日本にお邪魔しましたが、5月に帰国し、7月に兄が亡くなったのです。
この訳が被災された皆様のお役にたち、皆様がこの世でひとりぼっちではない、ものごとはよくなって行くと感じてくださいますように。
では
マリア・オルテンシアシルバ
カロのおかあさん

*高槻はベネズエラから留学していたカロリーナ・ガリンデスシルバさんを指導していた、マリアさんはカロリーナさんのお母様で2000年に来日した。

5.18
We, the Venezuelan people admire you as a country, which we consider to be very honest, strong, disciplined, organised, and which never gives up. Adelante! which means: go ahead!
We have a saying: fuerte como un roble, which means, strong as an oak tree, and that's what you are!.
Best regards,
Maria H. Silva.

私たちベネズエラ人は日本を国としてすばらしいと思います。それは皆さんがとても正直で、強く、きちんとしていて、よく組織されていて、そして決してあきらめないからです。「アデランテ!」「前へ進もう」という意味です。ベネズエラには「フエルテ・コモ・ウン・ロブレ」ということわざがありますが、「ナラの木のように強く」という意味で、ちょうど皆さんのようです。
では
 マリア・オルテンシアシルバ

6.2
 WLMLを登録している大阪自然環境保全協会の難波です。今、大阪自然環境保全協会の有志で 「ナチュラリスト展」というグループ展を開催しています。今回、私は、「ナラの木」をテーマに訳詩を手書きの冊子にしたものと、開田村のコナラの絵を描かせてもらいました。この詩のもつ強さ、東北の言葉の優しさを広げて行きたいと思います。
 難波希美子

6.26
はじめまして。福井県に住んでいる大阪出身のものです。ラジオから流れてくる穏やかな語り口にひかれて聞き入っておりました。『ナラの木』深い感動に包まれました。早起きしてよかったです。私なりの方法で広げていけたらいいな…と思っています。
 望月美輪

6.26
 ラジオ、聴きました!
はじめまして。福井県に住んでいる大阪出身のものです。ラジオから流れてくる穏やかな語り口にひかれて聞き入っておりました。『ナラの木』深い感動に包まれました。早起きしてよかったです。私なりの方法で広げていけたらいいな…と思っています。
  岸本智美

6.27
 6月25日(日)朝5時~のFM(FM東京)の「知花くららのプレシャスライフ」を聴いていて知りました。詩に大変感動しました。さっそく「がんばれナラの木」のブログを開き「冊子」を希望、今日には早速「宅ふぁいる便」が届きました。ありがとうございます。私は福島市に住む人間です。原発から60kmです。福島県の命運は「今後いかに原発が収束していくか」にかかっています。風評被害にはすさまじいものがあります。小学生から高校生まで他県に避難した子供たちが1万人を超えようとしています。作物も売れません。こうやって福島県が「ロストワールド化」していくのか。福島の場合は「踏んばれ福島!」といいたい。踏んばって、そして頑張るしかありません。
 渡部康

7.1
高槻成紀様
 御便り嬉しく有り難く拝受仕り候。
愚生目下の多忙にて詩作を楽しむゆとりとて無之候間、訳詩の件平に御容赦御願ひ上げ奉り候。然り乍、麗しき言の葉の玉簾、瓦礫と汚泥の悪臭に沈める我が胸に一時の潤ひと安らぎを齎し候。有り難く忝なき事にて御座候。
 山浦 玄嗣

7.5
私は長野県安曇野市で、どんぐりコーヒーと、森雑貨の販売をしています。今後私どもでも広めてゆければ・・と、考えています。以後お見知りおき下さいませ。よろしくお願い致します。
 望月美輪

7.5
安曇のは2、3度行きました。いいところですね。このところ月に一度くらい、黒姫のアファンの森で生き物の調査をしています。「自然日誌たかつき」もご覧ください。そのうち、お邪魔させていただきますね。高槻成紀

7.25
今度私の団体で発行する『どんぐり新聞』に、ナラの木のお話しを掲載したいのですが、よろしいでしょうか?
つきましてはその前に先に、新聞の見本を高槻さんに見て頂きたいと思うのですが、よろしければこちらまで一度ご連絡いただけませんでしょうか?よろしくお願い致します。
 望月美輪

7.26
高槻先生
 本当にご無沙汰をしております。岩手大学クマ研でお世話になった伊東孝浩です*1。
現在岩手県立高田高校の教員です。3月11日に陸前高田市で被災しました。高校の校舎3階天井近くまで水没しました。電子機器・データのすべて、教材教具書籍のすべてを失い、むなしさだけ残りました。
(「北に生きるシカたち」*2だけは自宅跡から何とか探し出しました。)
さて、今朝の東海新報に、先生の「ナラの木」の記事が掲載されていました。涙があふれてきました。まさにその通りだ、と思いました。

*1 1980年代、私は仙台から岩手の五葉山というところでシカの調査をし、仙台から通っていました。そのとき山形大学や岩手大学の学生諸君と寝食をともにし、愉しい時間を過ごしました。伊東さんはそのとき岩手大学の学生でした。
*2 「北に生きるシカたち」1992、どうぶつ社。岩手でのシカの調査をもとに書いた私の最初の著作で、現在は発行されていません。



8.3
 NHKのラジオで聞いてすぐに検索しました。いい詩です。じんわり力が沸いてくるような詩です。教えていただき、ありがとうございます。
 HIROKO

8.3
 さきほど、ラジオ第一でナラの木の詩を聞きました。盛岡版の朗読が流れていましたが、その言葉の温かさと力強さに、泣きそうになりました。この詩がこれからも東北の方々を支える力になること、そんな東北の方々を見守る日本や世界の方々の励みになることを切に願います。素敵な詩を紹介してくださり、ありがとうございました。
 たま

8.3
ありがとうございました。力強い詩、そして、土地に根ざした言葉の持つ力に、圧倒されました。いろいろな方に、伝えたいです。
 くらみっちゃん

8.3
 今晩(3日)オサンドンをしていたら、偶然NHKラジオで、高槻先生のお話(ナラの木の詩)を聞くことができ、ビックリしています。とっても心温まるお話でした。高槻先生の訳詩家としての才能にも感服!
 今城治子

8.3
NHKのラジオで聞いてすぐに検索しました。いい詩です。じんわり力が沸いてくるような詩です。教えていただき、ありがとうございます。
 HIROKO

8.4
 ありがとうございました。力強い詩、そして、土地に根ざした言葉の持つ力に、圧倒されました。いろいろな方に、伝えたいです。
 Bluebell

8.4
東北のことば
ラジオで放送してもらい、いくつかの反響あありました。コメントももらいました。共通するのは盛岡版の朗読がすばらしかったということです。私はそのことが一番うれしかった。どう考えてもすばらしいというしかない。ところが、明治以降、「方言はよくない」とし、標準語を強要し、とくに東北のことばは馬鹿にされました。訛を笑われて自殺した人さえいました。そのことの意味も考える必要があると思います。高槻成紀


8.4
 昨日NHKラジオで高槻先生のお話を聞き、とても感動しました。私は仙台市に在住し、津波の被害は受けませんでしたが、大地が揺れる怖さが未だに消えません。そんな中で、3月4月以来植物たちの緑が回復してくる様には勇気をもらっておりました。「ナラの木」の詩はこんな状況にいる人間をとても励ましてくれると思います。小冊子を電送していただけるということでしたが、今でも可能でしょうか?
ご手配のほど、よろしくお願いいたします。
 荒川

8.4
 NHKのラジオでこの詩を聞き涙が止まりませんでした。何とかメモしようとネットを探し、ようやく見つけ、今また涙がとまりません。もっと多くの人に教えたいです。
 obabadakuro

8.4
高槻先生
 8月3日にNHKラジオで拝聴いたしました。あまりにも素敵なお話と感動的な訳に驚き、コメントいたします。夫の家族の出身地(八戸)の言葉でもあり方言の力強さと真実な響きに感動です。日本人は外国のものに憧れ、日本よりも優れていると思いがちです。この訳詩を読み、改めて自分は日本人なのだと思いました。ガーデン、植物の仕事に多少なりとも関わって行こうと思いつつ、日本のものをおろそかにしていた自分に気付きました。自分の中の日本をもう一度思い返してみたいです。私には、小さなことしかできません。でも、小さなことから初めてみようと思います。日本の良さ、日本人の誇り、それを、これから生きる若い方たちに伝えようと思わせてくれました。先生、ありがとうございます。
 Bluebell

8.4
ラジオで放送してもらい、いくつかの反響あありました。コメントももらいました。共通するのは盛岡版の朗読がすばらしかったということです。私はそのことが一番うれしかった。どう考えてもすばらしいというしかない。
 ところが、明治以降、「方言はよくない」とし、標準語を強要し、とくに東北のことばは馬鹿にされました。訛を笑われて自殺した人さえいました。そのことの意味も考える必要があると思います。
 高槻成紀


8.4
高槻成紀先生
 拝啓 昨夕、帰宅途上の車の中でNHKラジオの放送を拝聴致しました。以前読んだ本(題名は失念しました。けっこう難しい訳本でした*)で、オークベルトのこと、太古からドングリと人類の深いつながりなどを知り、昨今の都市洪水もむやみに広葉樹を切り倒し針葉樹を植林し、また森林の手入れを怠っていることと関係があるのではないか?猪や鹿猿の被害も彼らが住む環境に人間が進出していることもさることながら、森林の手入れ不足と関係はないだろうかと思っています。東北地方、とくに青森・秋田・岩手3県はなんども訪れたことのある懐かしいところです。岩手県の沿岸をドライブしたときの思い出は忘れることが出来ません。自然豊かな東北地方が、地震や津波はやむを得なかったにしても(これさえも後で聞けば、同程度の震災の記録が大昔から残っていたのに活かされていなかったそうですが)、原発の件はどうしても納得がいきません。そこに暮らす人達が承知の上で使っていた便利さならともかく、大都会の人々の利便さのために、豊かな自然の仲に暮らす人々が被害を受ける、こんな理不尽なことは許せません。原発を作りたければ東京湾沿いに作るべきです。
 それはともかく、懐かしい言葉で聞く「ナラの木」の朗読には心が温められてしばし幸せな気持ちになりました。ありがとうございました。盛岡版1(岡澤訳)と盛岡版2(小野寺訳)の朗読か電子データ版、「ナラの木」の冊子、お送りいただければ幸甚です。早々
 田中茂治

*「ドングリと文明」(ローガン、山下篤子訳)、日経BP社 だと思います。名著です(高槻)。

8.5
高槻先生
 1昨日,NHKの放送で先生のお話を伺いました。大変感動しました。私の家族や友人にも聞かせてあげたいと思います。様々な方言で朗読されているファイルをお送りいただければ幸甚です。お忙しいところ恐縮ですが,よろしくお願い申し上げます。
 羽多野 重信

8.6
 先日、NHKの夕方ニュースで「ナラの木」の朗読を聴いて、インターネットで調べてメールを差し上げました。宮城県に住んでいます。3月11日の地震では、幸い被害は少なく、今は以前の生活にほぼ戻っています。被害がひどかった方も少なかった方も、あの地震を体験して、うまくは言えませんが、みなさん心にものすごく深いダメージを受けたと思います。私もラジオの「ありがとう」という言葉を聞いただけで、涙が止まらないとか、ほんの少しのことで泣いてしまうようになりました。高齢の母は、あの恐怖を忘れたいせいかと思いますが、何でも忘れるようになってしまいました。そして、忘れてしまうことに更に不安を募らせます。片付けも終わっていませんが、やる気が起こらず、疲労感が取れません。もうすぐ5ヶ月になろうとしています。少しづつ落ち着いてきたかと思いましたが、ラジオから「ナラの木」の朗読が流れてきて、やはり泣きました。でも同時にあたたかい気持ちにもなりました。そして、母は秋田の出身なので、この朗読を聴かせたら癒されるのではないかと思うのです。繰り返し聴いて、私もナラの木のように強くなれたらと思うのです。なので、電子データを送っていただけないでしょうか。少しでも多くの人の心が癒されることを強く願っています。
 松本尚子

8.8
高槻成紀さま
 この度のラジオ放送、録音ですが拝聴いたしました。先生の今回の経緯、現在の、これからの思い等聞かせていただきよくわかりました。小生の拙い朗読までご紹介頂き恐縮です。聴取者に感動を与えれればこの上ない喜びです。盛岡でも放送されたと言うことですが、全国版とローカル版は時間帯が違ったのかもしれません。被災地にこそ聞いて貰えばよいですよね。
取り敢えず、放送聴取の件のご報告し、並びに益々のご活躍を祈念いたします。
 小野寺瑞穂













仲間の声 2 2011.8.15~

2011年07月02日 | 仲間の声
内容により一部省略したものもあります。高槻

8.15
 ナラの木、まさに大震災の象徴として読める詩だと思いました。皆さんが、東北方言で訳しておられるのに刺激を受けました。長崎からも参加させてください。
 森ぶんめい
この長崎版は「地方訳」にのっています。

8.20
高槻成紀 様
 ブログを拝見して、初めてメールしています。盛岡版1(岡澤訳)と盛岡版2(小野寺訳)の朗読が電子データ化できました。すばらしいです。10月に盛岡に縁のある集会を予定しておりますが、この場での大震災被災者鎮魂の一環として盛岡弁の朗読を聞きたいと思っております。朗読の電子データを使わせていただきたく、お願い申し上げます。
 寺井正行

8.20 千葉県在住の日暮と申します。「ならの木」の朗読をラジオで拝聴し、感動しました。詩の言葉に力強さがあり、本当に心の底に響く感じがして元気になれると感じました。ぜひ、朗読の電子データをお願いいたします。
 日暮

8.20
高槻様
 緑の林の中に住みたいと山梨に移住した伊藤と申します。モンゴルからお帰りになりましたころにこのメールをご覧になっていらっしゃることかと思います。落ち着かれたころで結構ですのでナラの木の盛岡版1(岡澤訳)と盛岡版2(小野寺訳)の朗読が電子データをぜひ聞きたいと思いますので送って頂きたいです。よろしくお願いいたします
 伊藤

8.20
 初めまして。昨日、ラジオで先生のお話と朗読を聞き、感動とともに、詩そのものの訴える力と東北の言葉のもつ力のすごさが一緒になり、とても感動いたしました。私は小学校の校長をしておりますが、8月30日の始業式には、是非紹介して子どもたちに伝えたい、そのときには、関西弁の私ではなく、実際に東北の方の声が伝えられたらと、厚かましいお願いですが電送いただけますでしょうか。よろしくお願いします。
 京都府京田辺市立三山木小学校  長澤 昌子

8.20
はじめまして、cottonと申します。 8月はじめ、ラジオでナラの木の朗読を聞き、とても心に残っていました。そうしたら、昨日又再度とりあげてくれました。感動的な、特に東北の言葉で聞くと、ほんとうに心に沁みますね。是非朗読と、孫にみせてやりたいので、冊子も送って頂きたいです。旅行からお帰りになりたてで、お疲れでいらっしゃいましょうから、落ち着かれてからで結構です。宜しくお願いします。
 cotton

8.20
高槻様
 本日のラジオ放送を車中でお聞きしました。別の言葉で要約することを憚られる強い感銘を受けました。ご多忙中とても恐縮ですが「盛岡版1(岡澤訳)と盛岡版2(小野寺訳)の朗読」聴きたくて、送付をお願いする次第です。
 申し遅れましたが、私は心理カウンセラーをしている田中純と申します。被災地・避難先で近隣の住民同士で心を支え合えるように「コミュニティ・カウンセラー」というものを養成しようとしています。もしもご興味をお持ちでしたら下記を覗いてみてください。http://qola.jp/
実は、今夕ラジオを聴いたのは、ある家庭への往診に伺って時間調整のために車内で待っているときでした。
私が「根っこ」から連想したもう一つの事柄が、人によって根っこの張り方が違うということです。
同じような辛い体験をして倒れそうになる人と揺らぐことはあっても倒れない人がいるように思えます。
申し上げるまでもなく、往診先の人の根っこはその張り方が足りずに、そよ風でも倒れそうになって電話を掛けてきます。『健康の謎を解く』(A. アントノフスキー)の言うところの「謎」と根っことの間に相通じるものを見たような気がします。
 益体もないことを書き添えてしまいました。今夜はよいものを知ったという満足感とともに過ぎていきます。有り難うございました。
 赤坂溜池クリニック 田中 純

8.20
高槻様
 昨日ラジオをたまたま聴きました。感激して涙がでました。横浜で中学校教員をしておりますので、生徒にも聴かせてあげたいと強く思いました。親切にも電子データを送ってくださると知りました。さらに感激しました。モンゴルでの調査でお疲れのところ申し訳ありません。朗読のデータと冊子のデータの両方を希望します。よろしくお願いします。
 西脇久美子

8.21
高槻成紀様
 初めまして。飯島敏行ともうします。群馬在住の64歳の男です。実はNHKのラジオで2度「ナラの木」の番組を拝聴いたしました。東北弁の朗読になんともいえない感動を味わいました。誰もが感動する詩だと思いますが、特に今回の大震災のかたがたへのすばらしい応援歌になったと思いました。8月20日に仲間の勉強会で老子の勉強をしましたが、その中の文章にこの詩とよく似た内容がありびっくりしました。今日インターネットで早速「がんばれナラの木」のブログを探し、このメールを作成しています。ぜひ盛岡版1(岡澤訳)と盛岡版2(小野寺訳)の朗読の電子データ化されたデータと「ナラの木」の冊子の電送と、孫に呼んで聞かせたいので、子供向けのお話も一緒に伝送していただけめと幸いです。わがままなご依頼ですみませんが、ラジオで聞いただけではもったいなく、ぜひ保管してまわりのみんなにも聞かせたいと思っております。よろしくお願いもうしあげます。
 飯島敏行

8.21
先日、ラジオで高槻さんの訳と岩手版を聞きました。大学で岩手に4年住みましたので、懐かしく岩手弁を聞きました。私の根っこは生まれ育った群馬にあり、今も群馬で生活をしています。しかし、枝葉を十分伸ばせていない気がします。風や雨や気温に左右され、周囲の人のことばにオロオロとしてしまうことがあります。この詩を読んで、根の張り具合はどうか、幹は太くしっかり育っているのか、枝はバランス良く伸ばせているのか、自分自身を自分で点検し、少しでも強くなれるようにと思います。
 Katsuyuki

8.21
 NHKラジオで「がんばれナラの木」を知りました。是非、東北の言葉で聴いてみたいと思います。お手数ですが朗読データを送ってください。よろしくお願いします。
 氏原 明芳

8.21
 はじめまして,茨城県の新井という者です。先日NHKラジオで盛岡版のこの詩を聞いて,涙が止まりませんでした。1ヶ月に1度休日があるか無いかの勤務をしている自分とナラの木が重なったのだと思います。静かに力が沸いてきたのを感じました。是非,この盛岡版と英語版を自分のブログにも張りたいのですが可能でしょうか?
 新井

8.22
高槻先生
 お疲れさまです。モンゴルはいかがでしたか?今度 お話をお聴きしたいものです。
 さて、友人の旦那さん ツェリン ケルデンさん(ブータン人)が母国語のゾンカ語で「ナラの木」を訳してくださいました。ケルデンさんの奥様は日本のかたです。彼女にに聞くと、スペルではさっぱりわからないが、ゾンカ語の響きできくと静かな味わいがある とのことでしたので、現在、録音機をかして朗読に挑戦してもらっているところです。モンゴルに立つと、また見えてくる日本の姿もあったのではないかと想像します。また、お会いできる日を楽しみにしています。
 父島 鈴木創

8.23
高槻 先生
 ご無沙汰しております、中央農研の仲谷です。「ナラの木」の長崎版が届いたとのこと、地域版、いつも楽しませて頂いております。方言の響きはまた格別です。この詩が本来持っている魅力がさらに広がっています。先日、NHKラジオで番組を拝聴しました。高槻先生がおっしゃるように、この詩が持つ魅力がゆっくりであってもじわじわと人の心を動かすことを願っています。
 中央農研 仲谷淳

8.23
高槻さま
 先日のラジオ放送で、活動のことを知りました。わたしは福島県いわき市出身で、幼い甥と姪を夏休み1ヶ月、空き家になっていた長野にある親類の家ですごさせました。その帰り道、車の中で東北弁で朗読された「ナラの木」の詩を聞いて、助手席に乗っていた妹とふたり、子どもたちに気づかれないように静かに涙しました。また、放射能を浴びる福島に送り届けなければならない現実を抱えながらも、けっしてくじけてはいけないと励まされました。
 冊子と朗読の電子データがあるとのことですが、このメールによるお願いでお送りいただけるのでしょうか?お手数をおかけいたしますが、お送りいただければ幸いです。
 出版化の話が進んでいるとのことでしたね。わたしも翻訳書の編集をしており、気づくのが遅れたと残念ですが、権利者との交渉がうまくいって、無事出版できることをお祈りしております。
 すばらしい活動に感服しております。この詩が多くの人々の力になってくれることを心より願っています。どうぞよろしくお願いいたします。
 NHK出版 学芸図書編集部 猪狩暢子

8.23
猪狩様
  心のこもったお便りをありがとうございました。不思議なことが重なって、身の程も知らず活動を始めました。お申し越しの者添付します。ありがとうございました。高槻成紀


8.23
高槻さま
 お忙しいところ、早速ご手配いただきありがとうございました。
いわき版をおもわず声に出して読んでみたくなりました。母に音読させてみたいです。震災以降、ACの広告で「がんばれ、ニッポン」と流れるたびに、母は、「震災や津波で壊れた物は、がんばれば少しずつ復活するかもしんねげんとも、がんばってもなじょもできないごどもあるう。がんばれって言われっと、この頃、悲しぐなる」と言っていたものです。ですけど、家族や友人と励ましあうときは、やはり「がんばっぺ! なんとがなっから!」というしかなかったのも事実です。地元の言葉には、標準語では表現できない心強さがあります。お国言葉で朗読される「ナラの木」にもそんな強さがあるように思います。多くの人に、自分の言葉で読んでもらえたらいいですね。ありがとうございました。
 猪狩

8.23
猪狩様
 実は「がんばれナラの木」と名前をつけるとき、「がんばろうナラの木」にするか迷いました。「がんばれ」には突き放す響きを感じるように思ったのです。でも、声に出してみると「がんばろう」はあまりよくない。それで「がんばれ」のほうにしました。お母様のことばはほんとうだと思います。どうすることががんばることなのか。どうすることが励ましになるのか。よくよく考えるとわかりません。それでも私は、被災者がうつむく角度を一度でも上げるには、経済的支援だけではないと信じています。ま、そういう気持ちです。ありがとうございました。高槻成紀


8.23
高槻成紀様
 早速朗読の盛岡版2つ、お送りいただきありがとうございます。絵本も、おかげさまでブログからコピーさせていただきました。さっそく、孫が遊びに来ましたら、読んでやりたいと思います。会社で話をしたところ、何人もの社員がNHKで朗読を聞いたといっておりました。会社のワーキング活動の中でこの詩を披露したいと思います。お忙しい中をありがとうございました。
 飯島敏行

8.25
高槻先生
 モンゴルから帰られてお忙しいなか、朗読とナラの木の冊子のファイルをお送り頂きありがとうございました。この朗読を感動して聞きながら、自問しました。頑張っておられる東北の方々に思いをはせながら、今自分達がするべき事は何だろうか、義援金を送ったり、東北産のものを買うだけでなく、もっと何かをしなければこの日本に与えられた試練の意味がなくなると思いました。どうすれば良いか分からないけれど、まずは価値観を変えてみようと思います。人を押しのけて競争するのではなく、成し遂げる意力は持ちながら、自然や周りの人々に感謝しつつ、共に歩むような価値観。偉そうに言っても、どこまで出来るかわかりませんが、まずは感謝なら出来そうですので、そこから始めます。ほんとうにありがとうございました。先生の益々のご活躍をお祈り申し上げます。
 東京都 山中 琴

8.27
 データをありがとうございました。被災地にボランティアに行き、戻ってからは仕事が忙しく今頃の返信となり失礼いたしました。中学3年生の夏休み明けの初回の授業は、自分の体験報告とこの「ナラの木」で進めようと思っています。この詩の力をかりて、被災地の人の思いを生徒に伝えることができるような気がします。
 西脇久美子

8.29
高槻様
 偶然NHKのラジオから流れてきた「ナラの木」の東北弁の詩に深い感銘を受けました。私は福岡県の学校司書の仕事をしており、ぜひこの詩を声に出して読んでみたいと思います。岡澤さんの電子データを送っていただけないでしょうか。よろしくお願い申し上げます。
 進 紀子

9.4
高槻先生
 福岡の柴戸です。福岡は風が強かったくらいの台風ですが被害の大きなところはお気の毒です。大変遅くなりました。大分の中東部版訳をお送りします。東北のようにドラマチックな方言ではなく、たぶん東京の人にもわかる言葉でちょっと物足りなさはありますが、とにかく「ちょる」があります。お体大切にお過ごしください。

9.4
柴戸様
 たいへんありがとうございました。先日長崎からとどき、よろこんだところでした。九州で2つになりました。とてもいいです。父が大分なので、なつかしいと感じるところがありますが、上浦町という南のほうなので、少しちがっちょるようです。「じゃあけんど」は「ほんじゃあけんど」というと思います。「しきる」もなつかしいです。これは戸畑のいとこが言っていました。be possibleですね。「な」とか「の」が「ん」になるのは中国地方でも多く、私の育った米子も「おとこんこ」などといいます。ほんとうにありがとうございました。高槻


9.4
 はじめまして。この度の震災で被災された方々に微力ながら役立ちたいと考える者です。先生の「ナラの木」朗読を広める運動に共鳴し、東北弁による朗読の電子データを入手したくメールいたしました。つきましては、恐れ入りますが、このメールへの返信で入手方法をお教えいただきたく存じます。お手数ではありますが、どうかよろしくお願いいたします。
 兵庫県 大西

9.5
高槻先生
 柴戸です。大分は小藩が集まった県のためか、言葉、気風が県内様々とよく感じます。レイチェル・カーソンのことをおもうとき(これはチェルですよね)團ジーン先生という方のことを思い出します。すでに絶版になりましたが、「渚の唄」という本で 海洋生物の研究につくされたこと、晩年たしかお孫さんの養育をされたことを知りました。それでふたりの女性のことをなんとなくあわせて思いうかべるのだと思います。http://blog.goo.ne.jp/kato-koza-nonfiction1995/e/aef33df0271480923d5956488b5fcbe4
話が脱線しましたが、お元気でおすごしになりますように。ブログ楽しく拝見しています。

9.5
東北大学の学生だったころ、講義で発生学の先生が「團ジン子」というエライ女性がいたという話をしてくれました。日本ではそう呼んでいたそうです。最近東大出版からカーソンのことを解説というか、その精神と自分の研究をかみあわせた本が出ました。勉強になりました。高槻

9.13
始めまして。NHKラジオで「岩手バージョン」を聴きました。胸を打つ朗読でした。私のブログ「木の名前、花の名前、名前の由来」で紹介しましたら、74歳の男性から「とても感動しました。音声を持ち歩いて聞きたいので、方法を教えてください」とのコメントがありました。私も以前you tubeで、検索しましたが、朗読だけのものは、見当たりませんでした。音声に静止画像を付けて、you tubeにupしていただけないでしょうか。各地方ごとに、編集していただければ、聴きたいものを選んで、繰り返し聴けます。復興まではまだまだ遠い道のり、あの穏やかで、胸を打つ朗読を聞きたい方はたくさんいると思います。よろしくお願いします。
http://blog.goo.ne.jp/momono11/e/381641337d3071a642225e4c40d24942#comment-list
 桃

9.16
 この度は盛岡版の音声を電送して戴き有難うございました。何回聴いても素晴らしい語りです。私は東京の下町で生まれ、育ちまして田舎(故郷)がないのとおなじです。私は油絵を描いておりまして、20数年東北を中心に画題を求めて走りまわり,沢山の東北の方にお逢いし、お話したのも忘れられません。東北が私の故郷とも思います。3.11の震災で東北に住む友人、知人と東北全体の事を考えますとつらくなります。その時にNHKの放送で盛岡弁を聴き涙がとまりませんでした。どの様にしたら音声が手に入るのかNHK(東京)に電話しましたが、再放送は難しいとのこと、それではNHK(盛岡)と思い電話しましたが、良い返事はなく、インターネットで調べるしかないと思い調べましたら、ようやく見つけました。そして先生にコメントしたところ、早速音声をお送り戴き厚く御礼申し上げます。東北弁は温かく、力強く、昔からある言葉には凄いエネルギーがあると感じました。近所の方がたに聴いて戴きましたが凄い反応でした。戴いた音声は私の心の宝として保存しておきます。本当に温かい語りを有難うございました、重ねて御礼を申し上げます。パソコンがなかなか上達しない74歳の男性です。
 齋藤史夫

10.4
Dear sensei,

Sorry I haven't written in such a long time. I want you to know that the Japanese people are always in my prayers, that I think about them everyday, and I pray and pray for them to be safe. I want them to know that I am always with them, in the sound of the breeze, in the sakura trees, in the gardens so beautifully kept, in the smile of the children, in the way they speak that sounds like music.

I also want them to know that somebody far, far away cares about them, and embrace and comforts them, that I admire Japan as an amazing country, so strong as the oak tree.

Thank you for always keeping me up to date.

Best regards,
Maria.

先生
 ご無沙汰して申し訳ありません。お伝えしたいのです、日本の皆さんのことをいつもお祈りしていて、毎日皆さんのことを思っていて、お元気でいてくださいと心からお祈りしているということを。皆さんにお伝えしたいのです、私はいつも皆さんとともに、そよ風の音とともに、桜の木とともに、手入れされた庭とともに、子供たちの笑顔をともに、皆さんが音楽のようにきれいに話すようすとともにいるということを。
 それに、皆さんに知っていただきたいのです、はるか遠くにいて心にとめ、抱きしめ、慰め、日本という国が驚くべき国で、ナラの木のように強いのだと讃えている人がいるということを。
 いつも新しいことをお知らせいただきありがとうございます。
 マリア

11.6
高槻様
 がんばれナラの木を拝読いたしました。先日方言について家族で話していたところ、以前ラジオで方言の詩を聞いてとても良かったということで、知りたくなり、「がんばれナラの木」に出会いました。様々な地方版が掲載されていて、とても面白いです。ブログの中に朗読の電子データの電送していただけるとのことでしたので、是非生の地方版を聴いてみたいと思い、電送をお願いしたいです。私自身は群馬県出身の24歳で、ほとんど共通語で過ごしているので、ぜひ豊かな方言の朗読を聴いてみたいと思いました。突然のメールですみません。よろしくお願いします。
 小保方 篤

11.8
高槻先生へ
この度、がんばれナラの木の朗読を聴き感動いたしました。被災地の皆様がお元気で、一日も早く以前の生活に戻れることを願いつつ鹿児島県指宿開聞の方言を、お送りいたします。
 尾野 弘行

11.10
高槻先生
 (指宿版をアップしたことに対して)尾野氏も喜ぶでしょう。有難う御座いました。まさか鹿児島には「大地」と言う言葉が無いとは驚きです、勉強になりました、どうしても大地の文字を入れるのなら、大地だけが標準語になるのとのこと。先生が考えた通り大地が田畑なのですから、広い土地が文章によく当てはまります。日本は狭いと感じていましたが、言葉はすごいです、隣の村ではまた言葉が違うと言つておりました。それと先生の訳した文章を目で追いながら、鹿児島弁で読むのですから、私には理解できません、同時通訳どころか、即時通訳の状態でた。余計なことをお話致しましたがこれからも宜しく御指導ください。それでは御礼まで。
 齋藤史夫

11.10
齋藤様
 関東ではあまり場所による違いがありませんが、私は山陰ですが、町ごとに言葉がずいぶん違います。西日本はたぶん江戸時代の政治的な理由で人の動きが制約されていたのだと思います。だから、同じ県内でも「あ、、あそこの出身だね」とわかります。方言はおもしろいものです。
 高槻成紀


11.11
高槻先生 
(岩手大学の同窓会は)無事、盛会裡に終えることが出来ました。私は、盛岡の岩手大学の卒業で、専攻は電気工学です。創立は農専、工専、師範が統合された新制大学です。前身の高等工業の同窓会が昭和17年創立したことで今年は70周年の節目に当たり、今年は同窓生の多い東京で記念祝賀会を開催したというわけです。場所は市谷の私学会館「アルカディア市谷」で、参加は170人程だったでしょうか、窮屈でした。
 「ナラの木」の方言詩は祝賀会オープニングで被災された同窓会員、在学生に冥福を祈る追悼の時に、追悼のことば、詩の朗読、盛岡の市民のメロデイ(時報で街に流れます)をBGに、終わって元気を出そうと、希望の歌を唄う子供たちの溢れる笑顔で唄う映像とが流れました。『感動でした』と、続く来賓各位のご挨拶に、感動の気持ちが溢れていました。実行委員たちに、高槻先生の放送を聞いて、是非この詩を入れたいと言う同窓生の要望が多く、実現されたものでした。東京支部の実行委員も追悼と励ましにぴったりだったと喜んでおりました。
 別件ですが、私も、他県(山形)での会合の席で、盛岡の方言の一例を兼ねてこの詩を読んだところ、同席の方々から希望があり(東北だけではなく、関東地区の方からも)方言の対比と音源を差し上げる羽目になりました。
 益々、先生の今後の構想も広ガっていらっしゃるようで、これからのご活躍を記念申し上げます。
 小野寺瑞穂

11.11

 小野寺様
 盛会だったようでなによりです。岩手大学でしたら、ほとんどの人が小野寺様の朗読を身近に感じられたに違いありません。また東京で聞くと一層、感動が大きかったのではないでしょうか。NHKラジオでも、あの朗読があったからこそ、多くの方が心を動かされたと思います。今日はちょうど8ヶ月目なので、お便りを格別の気持ちで拝受いたしました。ありがとうございました。
 高槻成紀

12.5
高槻成紀先生 岩手盛岡の小野寺です。

過日、母校同窓会での「ナラノキ」朗読のご報告した折のメールの中で、別件で山形の新庄市の「昔話」会で「ナラノキ」の先生の活動の一端を紹介、経緯を話したことを記しておきましたが、ご記憶のことと存じます。
関東、東北の人が多かったのですが、感動される方が多く是非先生の運動に参加したいという方もおられました。先生の訳された詩の原文を読んだり、地元のことばに訳して、朗読したりしてみたりと蔭のブームを引き起こしたようです。

今回は、秋田県横手市の畑則子さんという方(地元方言に詳しい方です)が、方言詩に訳されたので先生の所にお届けしたいと申し出がありました。(原文、日本語訳も読んで方言に直してみたそうです。)読んだテープもお送りしたいということですが、お受け取りいただけるでしょうか?被災後経過しておりますが、差し支えなければお聞き頂ければ有難いと存じます。私の同窓の幹事の一人が、同郷で、事情を聞いて秋田の人も協力しろと奨めたとこともきっかけの一つらしいです。

私も以前からの知人でしたので、打診してきたのですが、多分郵送で、直接先生に送ることになると思います。ご配慮をお願い致します。その後の先生の活動にお役に立てないときは、ご遠慮なくご連絡下さい。不躾なお願いで恐縮です。

12.7
高槻 成紀 先生
突然、お便りを差し上げます。ある時、「ナラの木」の地方語への翻訳運動があること先輩の小野寺瑞穂様から教えて貰いました。そこで、私の知人である畑 則子様(横手とっぴんぱらりんぷうの会)にご相談したところ、快く横手弁への翻訳を引き受けて下さいました。つきましては、先生のブログへの掲載をお願いする次第です。
 千葉県流山 柴田 隆昭





仲間の声3 2012.1.1-

2011年07月01日 | 仲間の声
1.17

高槻成紀さま
はじめまして。NHK仙台放送局でディレクターをしております、池田亜佑と申しま
す。突然のメール失礼いたします。NHKふれあいセンターへの問い合わせ(ラジオ放送から?)を偶然耳にし、HPを拝見しました。詩そのものの内容はもちろんですが、輪が広がって25もの訳がうまれていること、ラジオを放送してから時間が経っているにも関わらず未だ反響を呼んでいること、そして何より草の根とも言うべき静かで確かな輪の広がり方に驚き、もう少し詳しくお話伺えないかとご連絡させて頂いた次第です。

お忙しいところ、一方的にメールをお送りして大変恐縮なのですが、もしもお時間あ
るときお返事頂けたら幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

1.19
高槻先生
大変御無沙汰いたしております、先日は御年賀状有難う御座いました、このところ大変さむくなりましたが、お元気にて、お過ごしのことと存じます。年賀状のモンゴルの写真をみるかぎり、あまりにも広くて絵にならないように感じました。
さて、ならの木の各地方の言葉を音声にする件ですが、全国に広がるNHK(地方にも支局があるのですから)に動いていただくのも良いかな?とも考えたりしています、北は青森から九州まで、先生の翻訳された詩をみて賛同され方言を送つていただいた方言を音声にして、CDにまとめてNHKのオンラインショツプで販売すれば良いのではないか? 方言が次第に聴かれなくなりつつある昨今、方言のもつ温かい言葉、力強い語り、誰もが感動することでしょう、私もいろいろ話をしてみたのですが難しい感じです、皆様の善意が集つた方言集このままでは、宝の持ち腐れのような気がしてなりません。
私もNHKのプレミアム会員(大した会員ではないのですが)で、いちリスナーの希望として要望してみたいとも思いますが、なにせ大NHKの事ですから、どこに要望したら良いのかも解りませんし、取り上げてくれるのも難しいともおもいます。、先生がそのままにして動かないで、とのご意見であればその様にいたします。全く余計な考えかとも思つていますので、お許し戴きたいと存じます。 方言集が日本を一つになる機会かもしれないとも考えたものですから、このメールは私が考えただけですので、お気になりましたらお許しください。 
参考までに青森の伊奈かつぺいさん達が参加して津軽弁の日の大会をしてCDを販売しており、津軽の皆さんがこんなにユーモアに富んだ人々がいるのにも、考えを新たにいたしました。
 寒さ厳しき折お身体を大切にお過ごしください。 齋藤史夫 

1.19
齋藤様
 ご連絡ありがとうございました。今年もよろしくお願いします。
 実は私としてもなんとかしたいと思い、NHKでとりあげてくれた早川さんに再々放送をしてもらえないかと打診はしましたが、返事がないのでそのままになっています。もちろん齋藤さんがリクエストしてくだされば、なにかの動きがあるかもしれないので、ありがたいです。
 昨日、NHK仙台から連絡があり、仙台役をしてくれた人に取材をするそうです。齋藤さんがおっしゃるような形で各地の支局がとりあげてくれればいいのですが、もしかしたら仙台から輪が広がるかもしれません。
 それとは別に「がんばれナラの木」を本にする動きも進めています。今はなかなか本が売れない時代なので、むずかしいこともあるようですが、なんとかなりそうな感じもしています。その本にはもちろん方言訳を入れますが、それだけでは売れないので、ある程度経緯の紹介なども入れます。
 というわけで牛歩の歩みではありますが、停止してはいません。皆様のご期待に添えるようには動いていませんが、粘り強く行きたいと思っています。


12.1.19
高槻先生
先生のお考えのとうり輪が広がると素晴らしい事になります、私も微力ながら出来るだけのことをしてみます。先生のお名前を傷つける様な事はいたしません。がんばれナラの木の仲間も動いてくれるとよいですね。それから安心いたしました、余計な心配しなくてもよいとお叱りを戴くかなと少し不安でした、私の知人で80歳の女性の言葉のなかに、方言がなくなつてゆくと(秋田で教職をしていた)言う言葉を聞き気が付きました3.11の被災にあい、いまだに不便な生活をしている人々、そして原発で家に帰りたくとも帰れない人達、悲しいことです、少しでも元気になつていただく為に、そしてこの日本が、日本人が良くなつて行くことを願いつつ出来るだけの協力をさせていただきます。来月個展が終わりましたら東北の冬を取材にゆきます。(先生の著書冬の中の鹿、その他の動物)を発見するかもしれません。取り合えずやれることから前向きに、頑ばつているナラの木に負けない様にやります。メール有難うございました 齋藤史夫

1.19
齋藤様
 いまの時代は「俺が、俺が」とささいなことでも自己宣伝する風潮で、またそうしなければ見向きもされないのかもしれません。私のような気の利かない者はそういうことになってしまうのかもしれませんが、時代遅れはしかたがないように思います。ご高配にたいへん力づけられました。進捗がありましたら、ブログにのせるつもりです。ありがとうございました。



2.2
jbn ML, wildlife MLの皆様
 しばらく新しい「訳」が届いていなかったのですが、なんとポルトガルのペドロさん(Pedro Carvalho)からポルトガル訳が届きました。実は「がんばれナラの木」は英語の簡約版もあって、ごく少数の人が訪問しています。もし興味あればご覧ください。
Cheer, Oak Tree
http://blog.goo.ne.jp/oak12
 ペドロさん、ありがとうございました。ほかの地方版は下記のブログでご覧になれます。
「がんばれナラの木」
http://blog.goo.ne.jp/oaktree1949

Pedro Carvalho
こんばんは Takatsuki san,

I would like to offer you this translation in Portuguese and a photo of ancient oak tree, here in northern Portugal. May your trees live up to be as old as ours. She's so old (some say she's over 1000yrs while most agree that she's only 500 years old) that she needs supports.

≤詩の訳省略≥

ありがとうございます

ペドロ・カルバルホ
こんばんわタカツキさん
「ナラの木」のポルトガル語訳と、ここ北ポルトガルの古いナラの木の写真をお送りします。あなたのナラの木が私たちのものくらい長生きしますように。この木はたいへん年寄りなので(1000年という人もいますが、多くの人は500歳くらいだろうと思っています)、支えが必要です。

Dear Pedro san
Konnnichiwa.
I am surprised to receive your email and translation. Thank you very, very much. I wonder if I could ask you how you know my activity.
Again, thank you.
Best,
Taka

ペドロさん
コンニチワ。メールと翻訳を受け取ってびっくりしました。たいへんありがとうございます。私の活動をどうしてご存知なのですか?ともかくありがとうございました。
タカ

Dear Pedro san
I sent an email before seeing the photo of Quercus robur. How nice it looks! I eagerly want to know the background of this tree. Does this tree grow in a park, or where? Do people regard this as a kind of god as we Asian often do? Please let me know some history of this tree.
I would like to introduce this in my blog. Is it OK?
Best,
Taka

ペドロさん
ごめんなさい、ヨーロッパナラの写真を見る前に返事をしてしまいました。すばらしいです。この木の背景についてぜひ教えてください。これは公園にあるのですか、それとも別のところ>私たちアジア人がするように人々はこの木のことに神聖を感じますか?この木の歴史についてぜひ教えてください。ブログで紹介したいのですが、いいですか?タカ


Hello Taka san

Regarding your first question i should say i'm just a new reader of your blogs. I found then while searching for Oak trees in Japan (as my last name is Oak tree = "Carvalho"). Although my knowledge of Japanese is just on its first steps, i can only admire your photos :)

Thank you for your interest in this tree!
If you give me some time, tomorrow afternoon, i''l happily give you a proper story on "her" ( a few paragraphs will do? ) . For now, i can tell you that she's called by local people as the Fat Oak Tree( "A Carvalha Gorda"), because she is so generous with her acorns. As you might tell already, she's considered a mother and thus many call "her" instead of "it" as we do for many other "normal" trees. I'm not sure about her divinity, but there are stories about pagan reunions around her.

Although she was very important during her "teen" years, she suffered a bit on the 80's and 90's. Recently she had a tumour and had one branch cut, but now she's healthy and growing again.

She was "found" in a private property but it's now a public Centre for Oak Tree of Calvos interpretation ( direct translation, Calvos is the village's name) where its now being taken care as well as her sons ( on of which is on the photo i attach at this mail).

Of course, thank you!

タカさん
最初の質問ですが、私はあなたのブログの新入りということをお伝えします。日本の大きなナラの木を探していてブログに辿りつきました。私の苗字のカルバルホはナラの木というんです。日本語は始めたばかりでわからないことも多いですが、あなたの写真はすばらしいです!ナラの木に興味をもってくださってありがとうございます。ちょっと時間をもらって明日の午後に「彼女」のお話をしますが、とりあえず言えるのは、彼女はドングリをたくさん作ってくれるので、人々は彼女のことを「カルバルホ・ゴルダ」つまり「ふとっちょナラの木」と呼んでいるということです。おっしゃるうように人々は彼女をお母さんのように思っていて、ふつうの木のように「それ」ではなく「彼女」というのです。彼女の神聖についてはよくわかりませんが、まわりに異教徒が集まったという話はあります。

Dear Pedro
Thank you for your immediate reply and nice contents. It is natural that we feel "mother" from big trees. Before introducing your translation, I would like to ask you one because I do not Portuguese language at all. Should we pronounce vento's "v" as "very" in English or "f" as "flower"? Should we pronounce feroz's "z" as zero in English or "s" as start?
Best,
Taka

ペドロさん
 さっそくにお返事をありがとう。大きな木に「お母さん」を感じるのは自然なことですね。あなたの翻訳を紹介するまえにポストガル語のことを知らないので質問があります。vは英語のveryのように濁りますか、flowerのように済みますか?feroz'sのzは援護のzeroのように濁りますか、startのように済みますか?


1.9
こんばんは
No problem at all. Yes, i love how majestic trees can be! there's so much beauty in their lives, their silent struggle with the land and wind.. its amazing!

I'm glad too for this conversation! I've been reading you english blog and i must say i loved the story about the moth and our responsibilities with the environment. Too many times we forget about the difficulties our little friends face, and with our mistakes, all goes in vain so quickly.

I hope i can learn those kanji soon on your blog!

Take care,
p.

こんばんは。(内容をブログに紹介することについて)問題ありません。巨樹の存在が大好きです。その命、土地や風との寡黙な戦いは美しいです。驚くべきものです。あなたとの会話もうれしいです。英語のブログも読みましたが、蛾と土地への責任感の文章が好きです。小さな友達が直面する苦難のこと、私たちの失敗、あっというまに無駄になってしまったことを忘れすぎています。ブログの漢字を勉強します。では、ペドロ

2.4
Hello タカさん,

How are you today? I hope everyone, including your trees, are doing great and having a good winter.
Yes, v is always pronounced as "very". As for "feroz" , the z its at the end of the word, so its pronounced as <sh> somewhat silent and similar of sh of "ship".
If you need more explanations feel free to continue this conversation. Meanwhile, i'm preparing the short text about "Carvalha".
Take care and thanks again for your interest! ありがとうございます。

やあタカさん
どうですか?皆さん、ナラの木も含めて、お元気でよい冬をお過ごしのことと思います。Vはveryのように濁ります。Ferozのzは語尾にくるときはshipのshのようにちょっと弱く発音します。よければこの会話を続けましょう。ところで今カルバルハについて短文を準備しています。では、興味をもってくれてありがとうございます。

2.4
To Pedro
Pedro
Thank you again. I understand the pronunciation and can introduce your name. Interestingly, my family name also included a tree name. Taka means tall (or high) and tsuki means a deciduous broad leaved tree (Zelkova serrata). This is a nice and beautifully shaped tree. though I like oaks better . I presume you visited my blog in Japanese, but I have another one using English and welcome to visit there too.

http://blog.goo.ne.jp/oak12

Best,
Taka

ペドロさん
どうも。発音がわかったので紹介しますね。おもしろいことに私の苗字も木の名前を父君でいるんです。タカは高、ツキはケヤキ(Zelkova serrata)という落葉広葉樹です。姿のいい木です。ナラのほうが好きですがね。日本語のブログを読んでいると思いますが、英語版もあるのでどうぞ。タカ


2.4
Hello!
Oh really?! that's a great coincidence! Now i know two more Japanese words too! I see that there's also a millennial Zelkova tree, the "Noma Keyaki. She looks great!
Thanks for the link :) i noticed that there's a link to my translation but the link is broken. Also, may i sugest the addition of 欧州楢 to your "Oaks in Kanji letters" page? (are these the correct kanji for Quercus Robur?)
As promised, i included a short text about oaks. Although you must already know alot about Oaks, you are free to use any part.
Lastly, i wanted to ask you about the pine forest in Rikuzentakata? there isn't more news after the last survivor pine tree died. I've read that some pine seeds were growing but i would like to know more. Is it being replanted after all?
Please continue your great work taking care of your trees and animal friends as well your community!

Thank you Mr Tall Keyaki!! ;)

やあ。(高槻が木の名前だということについて)そうだったの?すごい偶然ですね!これで知っている日本語が2つ増えたわけだ。「野間ケヤキ」という老木があるよね。すごいです。英語版のこと、ありがとう。でもリンクが壊れたみたい。それからブログにある木の名前の漢字のところに、私の「欧州楢」を追加してもらえますか?(これはQuercus roburの正しい表記でしょうか)。約束通り、ナラの木の短文を送ります。ナラの木のことはよくご存知だとは思うので、必要なところだけ使ってください。末筆ながら、陸前高田のマツの木のことを教えてください。最後のマツが枯れてから情報がないんです。種子が育っているというのを読んだけど、もっと知りたいんです。移植されたんですか?ナラの木や動物の友達やコミュニティにも気をつけながら、このすばらしい活動を続けてくださいね。
ありがとう、「高いケヤキさん」


ペドロさんとの文通に並行して柴山さんとも交流が始まりました。
3.7
JBN member/東京在住の柴山です。僕はBrasil育ちで、Portugues版「ナラの木」は味わい深く読ませて頂きました。余りの偶然に思わず微笑んだんですが、このPedro Carvalhoさんの名字Carvalhoとは、正にナラ(英語のoak)の意味です。縁を感じました。ちなみに、Carvalhoは、カルバーリョと発音します。


2.7
柴山様
 ご連絡ありがとうございました。 そうです。ペドロさんは自分の苗字に興味をもっていろいろ調べているようです。発音のことありがとうございました。


2.7
こういう木にちなんだ名前は特に森の民・ゲルマン系に多いですね。 いま、スウェーデンにいるんですが、ここではナラはEkと言います。で、Ekberg =楢山さんって名字はごく普通で、会社にも一人います。ドイツ語ではEichen (Eichenbaum)で、この名前の人もやはりいます。Eichberg(楢山さん)Eichwald(楢林さん)などです。。。
以上、ナラつながりで。

2.7
柴山様
 楽しい会話をありがとうございます。ゲルマンが多いかどうかはラテンがそうでないと確認しないとわからないように思います。そういえば中国は苗字は一文字で植物もあるのでしょうが、抽象的なものも多いようですね。名前に使いたいと思うのはそれなりに理由のあることでしょうから、おもしろいことだと思います。柴山さんはshrub-hillあたりでしょうか。
 高槻成紀


2.7
驚いた事に柴山さんが中国にもいました。正確には姓が柴、名が山嶺で、柴山嶺さんです。柴(ツァイ)という姓は、天安門事件の亡命者が有名ですが、結構普通にいるようです。
実は、ラテン系の言語はほとんどしゃべれるんですが、あんまり木の種類にちなんだ名前はないですよ。例外が各国言語にある「松」と「オリーブ」、それに前述のポルトガル語だけでみられるCarvalhoでしょうか。鹿島の前監督のOliveiraさんが「オリーブの木」の意です。
一方、Swedenに住んでびっくりしたのは、昔住んでいたドイツ語圏以上に、木の名前から来る名字が多いことです: 白樺、楢、樫、松、杉、トウヒ、ブナ、、それと組み合わせる文字としては、森、林、山などですね。たとえば、いま仕事している都市はLund(林)市、以前の上司のおじさんはMr. Lindskog(樫森さん)、隣のお姉ちゃんはMs. Asplund(樺林)。そう言えば昔Lindbergっていう有名なSweden系アメリカ人のパイロットがいましたね。翼よ、あれが巴里の灯だ!」の。。。

2.10.12柴山様
 なんだか「語学の天才」みたいですね。そういう人には私たちには見えない世界が見えるのだろうなと想像します。lindとlindenは関係ないですか?Aspとaspenもにていますが、aspenはヤナギですね。


2.10.12
天才ではなく、子供の頃から親の仕事の関係で海外を放浪する羽目になっただけで、就職したのもSONYなんで、日本より海外にいた時間の方が長くなっちゃってます。ゲルマン系の”en”は、英語の”s”、つまり複数形です。Aspって、白樺だと思ってました。柳でしたか!

2.10.12
柴山様
 天才ではないにしても、ことばに関心が高いことはまちがいありません。同じ環境にいても何も思わない人もいますから。
aspenは大きくいえばヤナギですが、ヤナギは柳楊というように2つのタイプがあり、柳のほうは細長い葉をもちSalxというもの、楊はハコヤナギと いって葉は丸くPopulusといいます。いわゆるポプラはこの仲間でaspenもそうです。ヤマナラシもPopulusのひとつです。


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
2.13
高槻成紀先生
はじめまして。東京に住む小田百合子と申します。高槻先生がブログ『自然日誌』にお書きになられた
「ナラの木」の原文、日本語訳、そして庄内弁は、昨年5月に、「良い詩がある!」と友達がプリントアウトしてくれて時折眺めては励まされておりました。また、詩を被災者の方たちに伝えてなんとか少しでも元気をつけてもらいたいという先生のお気持ちがひしひしと伝わってきておりました、でも東京生まれで東京育ちの私に出来ることはなく、それ以上のことは何も考えてもおりませんでした。私は音大を出た後結婚し一旦は音楽活動を辞めましたが、下の子が小学校を卒業した頃からまた活動を始め、ピアノを教えるとともに細々と作曲(クラシックや現代音楽)をしています。
今年10月に慶應義塾大学日吉キャンパス内の来往舎イヴェントテラスで、私たち作曲家&音楽指導者で作ったOTOの会企画の新作コンサートシリーズ、No.14 「来往舎 Part.3 ~音の余韻~」という邦楽器を主体としたコンサート(無料)が催されます。今まで邦楽と洋楽の垣根を取り払った作品を生み出せないかという視点でコンサートを企画しておりましたが、今回は邦楽器が中心で、しかも初めて琵琶を取り入れることになり、先日琵琶の勉強会が開かれました。その勉強会で琵琶の田中之雄先生が平家物語の前奏を演奏してくださった時に、突然「ナラの木」の詩のことを思い出し、琵琶ではなく三味線と朗読で東北弁「ナラの木」をやってみたいと思い立ちました。(琵琶の音量は三味線より弱く、会場である来往舎イヴェントテラスでは三味線の方が効果があること、また早い動きの奏法が可能という点で三味線を考えております)
そこで可能であれば朗読に「ナラの木」の詩を使わせて頂きたいと思い、メールを書いている次第です。原作者のJohnny Ray Ryder Jr氏、そしてホールマーク社にも許可願いの申請を出すつもりでございます。
詩を朗読してくださる方の候補に大槌町の方がいらっしゃいまして、もしこの詩を使っても良い許可が出ましたら大槌町の方言で朗読して頂けるか伺います。
東日本大震災は私の創作活動を根底から揺るがすような出来事であれ以来、いろいろなことを考えおります。しかし考えれば考えるほど、私には音楽を通して何かすることしかできません。昨年5月には歌とピアノの曲を作りました。今度は違う形態でそっと寄り添うような音を書きたいと思っております。
お会いしたこともない、初めてメールを差し上げる方に、どこまでこの思いが伝わるかわかりませんが、純粋な気持ちで書かせて頂きました。お返事頂けましたら幸いです。
まだ寒い日が続きますのでくれぐれもご自愛くださいませ。
小田百合子

高槻成紀
小田様
 うれしいお便りをありがとうございました。 逆に私のほうからお願いがあります。
 朗読はまったく問題がありません。大槌の方は大槌のことばに訳してもらいたいです。宮城とはかなり違うし、同じ岩手でも遠野はまた違うのです。大槌は釜石に近いのですが、釜石のことばのものも今のところないので、ぜひ訳しておくってくださるようお願いしてくれませんか。
 ホールマークからは許可が出ていて、演奏によってお金を儲けるのでなければ問題ありません。仮に入場料をとる場合は、それを寄付するなら大丈夫です。
 ひとつややこしいのはライダーというのはどうやらあやしい人間らしく、自作と称してホールマークをゆすっているため、ホールマークは一切取り合わないようにしているとのことです。住所なども不定で連絡はとれないはずですので、かりに検索などでわかっても近寄らないでください。ホールマークジャパンによると、本社は本来許可を出さないのだが、高槻とダイアナの熱心さに特別の理解を示したとのことです。
 別のことですが、私も音楽が好きで(といってももちろんまったくのしろうとです)、ブログに自作の歌の楽譜をのせています。一度演奏してみてください。

http://blog.goo.ne.jp/oaktree1949/e/bc5d80f90c891f82be54de283c2f8839

 以上のようなことです。演奏会の形式がボランタリーあるいはお金の伴わない自主活動的なものかどうかだけお知らせください。
 関心をもっていただき、うれしかったです。

追伸:3月5日に上田正樹さん、中村雅俊さんによる関連のコンサートがあり、そこで「ナラの木」が朗読されます。ただこれは会場の関係で関係者限定だそうです。高槻成紀



高槻先生
早速お返事ありがとうございました。大変嬉しく思うと共に、皆さんの熱意のこもったテキストを使わせて頂くだけに身の引き締まる思いです。コンサートはお金の伴わないものです。正確に申しますと、主催は慶應義塾大学教養研究センター日吉行事企画委員会(HAPP)http://happ.hc.keio.ac.jp/というところの新入生歓迎行事の一つとして催されます。私達OTOの会の企画が採用されまして、委員会からの補助金と作曲者達の出品料により成り立つ入場無料のコンサートで、金銭が発生することは一切厳禁です。
朗読をしてくださる大槌町の方にはこれからお話をしまして、コンサート当日(10月6日)のご都合が合えばお願いしいようと考えております。私もまだお会いしたことがない方なのでどうなるかは分かりませんが、仮にその方のご都合が悪い場合も、まだ日が十分ありますので探します。釜石のことばで今すぐ思い当たる人はいませんが大館の方に聞いてみます。詩の原作者のことは了解致しました。詩が素敵なだけになんだか残念ですね。先生がお作りになった歌の楽譜を教えてくださいましてありがとうございます。後でプリントアウトして弾いてみます。の他、何か注意事項等ございましたら教えていただけましたら幸いです。私も曲が出来上がりましたら、またご連絡させて頂きます。
お寒さの折、ご自愛ください。小田百合子

2.13
 お返事ありがとうございました。まったく問題なく、ホールマークも喜ぶはずです。できれば私も聞きに行きたいと思いますし、もし詩のパンフレットを作られるようだったら、詩や写真を提供させていただきます。
 高槻成紀


2.9
岩泉町から来ている生徒が、ナラの木頑張って下さいました。
よろしければお仲間に入れていただけますか?

<以下 佐々木二美香 訳(高校1年)>

2.9
赤塚様
 嬉しいご連絡をありがとうございました。 さっそく手配します。佐々木さんによろしくお伝えください。


仲間の声 4 2012.3.29-

2011年07月01日 | 仲間の声
3.29 
高槻様
初めまして、中山と申します。今日のNHKラジオで”ナラの木、盛岡版”を聞きました。詩の内容もさることながら”盛岡弁”も良かったです。青春時代を盛岡で過ごしましたのでとても懐かしく聞きました。盛岡弁や秋田弁や津軽弁など東北弁を聞くと柔らかい気持ちになれます。お手数おかけしますが”ならの木”をご当地弁で朗読した音声を聞く方法が有りましたら教えて下さい。是非お願いします。早々

3.29
初めまして。愛知県に住む森下と申します。本日、NHKラジオにてがんばれナラの木の朗読を拝聴致しました。前回のNHKでの放送時は泣いてばかりでメモを取る事を忘れてしまって居り、今回漸くこうしてネット検索する事が出来ました。改めて拝聴すると、丁度、今、鬱病から立ち直り掛けている友人に私が掛けてあげたい言葉がそっくりそのまま素敵な詩となった内容で、ぜひぜひその友人にどうしても冷たく聞こえてしまいがちな標準語ではなく、東北の方言の朗読を聴いて貰いたいと思い、電子データの電送を希望致します。出来れば「ナラの木」の冊子もお送り頂けると幸いです。お忙しい中お手数をお掛け致しますが、どうぞ宜しくお願い致します。森下

3.29
もう30年前になりますが,岩手の五葉山調査に混ぜてもらった 宮城教育大学の千田(現在は佐々木)勝江です。今日,岩手の父の葬儀があり,帰りに高速を走らせながら偶然に聞いたラジオが高槻さん訳「ナラの木」の盛岡版のお話でした。あまりの偶然に驚き,メールしました。多岐にわたりご活躍なんですね。私は現在宮城県で小学校教員をしております。地震の影響もほとんどない大崎市の小さな学校に勤務していますが、ぜひこの詩を使った実践をしたいと思いました。小学校教員だった父が私にくれた偶然のプレゼントだと思います。お体に気をつけて,ますますのご活躍を!!
 30年前にお世話になりました勝江より

3.29
千田さん
 うわあ、なっつかしいなア。あの頃は楽しかったです。私も今や4人の孫のじいさんになりました。すごい偶然ですね。本当にお父様の魂が偶然を産んだのだと思います。「がんばれナラの木」をのぞいてみてください。方言のことについてもいろいろ考えることがありました。絶対子供の教育に役立つはずです。私は動物学者の一線を引いて、むしろ初等教育などに力を注ぎたいと思っています。
 「野生動物と共存できるか」岩波ジュニア新書
 「野生動物への2つの視点」ちくまプリマー新書
などを書きましたので、読んでみてください。これを機会にまた交流しましょう。
 じじいになった高槻より


3.30
昨日ラジオを聴いていますと、「ナラの木(The Oak Tree)」の朗読がございました。日頃から被災者の皆さんの事を考えると心を痛めていただけに、盛岡弁のゆっくりとした話の中に心の奥底から湧出する力の存在を実感することが出来ました。 何度でも聴いてみたいと言う思いに駆られインターネットで検索をしている内に、このコーナーに辿り着きご連絡を差し上げた次第です。朗読の電子dataを戴けるとの記載がありましたので、お手数ではございますがお願い出来ますれば幸甚です。兵頭 貴代志

4.1
Dear friends
I have been on Kinkazan Island for field work of sika deer. This island is located off the northeastern coat of Japan where the tsunami attacked. From distance, it looked nothing has changed. The right side slope is on the island and we can see the opposite coats which is zigzag, and therefore the tsunami was intensified in the narrow coasts.
We did a deer census on a fine day and found that they are OK. Many deer died in the spring of 2010 and we found carcasses, but we could not come last year. Carcasses of 2011 and this spring were few. I found some monkey troops. Look at the small hand print on the snow. I also found nuts of beech (Fagus crenata).
Have good days.
友人の皆さん
金華山でシカの調査をしていました。この島は津波を受けた東北沿岸にあります。遠くからみれば何も変わってないようにみえます。右側斜面が島で対岸がリアス式海岸です。そのために湾に入った津波が高くなったのです。天気のよい日に個体数調査をしましたが、シカは元気でした。2010年にかなりのシカが死んだのでその年の死体がありましたが、去年は中止でした。しかし2011年も今年も死体は少なかったです。サルにも会いました。雪に残された小さな手のあとを見てください。ブナの実もみつけました。では


3.30
「私も一言!夕方ニュース」を聴きました。せっかくのチャンスですので、録音しました。高槻さんの訳詞とともに、動画にUPさせていただきました。
http://www.youtube.com/watch?v=i5-ZMnpvRR8&feature=youtu.be


「桃」様
 ご連絡ありがとうございました。またYou tubeへのアップもありがとうございました。コメントに気づくのがおくれてたいへん失礼しました。高槻


4.1
初めまして鈍歩のばぶと申します。『東北弁』ではなくたとえば津軽言葉、会津言葉、三陸言葉という意識をしっかり持つことが大切というご指摘に、まさしく目から鱗の落ちたような感動を覚えました。読み進めていくうちに『共感』は『共鳴』に代わりさらには『共振』に変化するほどの衝撃でした。さしつかえなければ私のブログに転載させていただきたくお願い申し上げます。
どんぽのぱぶ

「どんぽのぱぶ」様
 コメントありがとうございました。気づくのが遅くなって申し訳ありません。もちろん転載していただければさいわいです。私などよりもよほど言葉に敏感でいらっしゃるのがわかります。「共振」など思いつきません。ブログをご紹介ください。高槻成紀


4.2
Hello my fine friend, Taka-san!

I am so glad to hear from you. Interestingly, I am conducting some similar work with the fires in Mexico, and here are several photos that show the impacts.

So far, we have located 10 bear carcasses in one small area alone. I am sure we will find more :-(
Taka-san, your photos are very interesting – would you mind if I posted them to our Biodiversity and Conservation Group on Facebook? OR I could invite you to the group, and you could post the photos. Our group would be very interested in seeing some of your images and learning about your work.
I hope you are well. It is good to hear from you.

Diana
タカさんこんにちは。お便りありがとう。おもしろいことに、私もメキシコで山火事関連の似たようなことをしているの。火事の影響の写真を少し送ります。これまで狭い範囲なのに10頭ものクマの死体の位置を特定しました。きっともっとあるわね。
タカさん、あなたの写真すごくすてき。フェースブックで生物多様性保全グループに送りたいけどいいですか?あるいはこのグループにあなたを紹介しましょうか?あなたのことや研究のことをみんな知りたいはずだから。
お元気で、うれしかったわ。ダイアナ

4.2
Hi, Diana
Thank you for your reply. Sure, you can introduce my photos to your Facebook and to your friends as well. I send another photo with students.
After returning from the island, I was invited by NHK radio, and my activity was broadcasted. In the program, a dialect version was introduced, which seemed to move listeners' hearts. Many people are emailing to me to tell their impression.
Best,
Taka
やあ、ダイアナ
返事をありがとう。もちろん写真をフェースブックにでも友達にでも紹介していいですよ。学生との写真も送るね。島から帰ってからNHKラジオに招かれてナラの木の活動のことを放送してもらいました。方言版が紹介され、感動を与えたみらいで、たくさんの人が印象を送ってくれています。では、タカ


4.7
高槻先生
こんにちは。拙ブログ「あなたに元気をあげたくて!!」での『ナラの木』の詩の朗読を聞いた記事をご紹介下さいましてありがとうございました。日に何度も『ナラの木』の詩を私なりに読み、詩の持つ意味を更に深めております。記事にしました夫も4月に入りましてから長い勤めを終わり、重い荷物をおろしたような穏やかな日を過ごしております。生を語る詩のご紹介を本当にありがとうございました。ブログの友が昨日記事になさいましたのでご紹介します。
「純情おばさんはりきり日記」
http://blogs.yahoo.co.jp/miso3moji/46185669.html
本当にたくさんの皆さんに知って戴きたい詩です。
風花

風花様
 コメントをありがとうございました。気づくのが遅くなり、申し訳ありません。とてもよい言葉をありがとうございます。派手にではなくじわじわと広がって行ってほしいと思います。高槻


4.13
Dear Sensei
Thank you so much for sending us e-mails with the information. We hope you and your family are doing well and everything is moving smoothly.
Our thoughts and wishes always be with you. We are ok. Just last week, the last day of the term, Harunori's school organized another fundraising activity for the Japanese Tsunami children. We helped them.
I sometimes participate for city library activities and last year I wrote two poems at one of the programs. The library selected them and already published them in a magazine.
Please pass our kind wishes and love to your family! With lots of good wishes!
Yours Sincerely
Rose

Cherry Blossoms

By Udayani Rose Weerasinghe

Pink and white
Beautiful little flowers
Cover whole trees
Oh….what a stunning views.

Hundred….thousand trees
Bloom altogether
Make people happy
Through the cherry blossoms.

Petals fall like snow
Cover the whole ground
And picnic mats
Make a soft carpet.

This is the time
All waiting to see
Every year in Japan
At the beginning of spring.

4.13
先生
 情報と共にメールを送ってくださってありがとうございます、先生もご家族のお変わりありませんよう。いつも思っています。私たちは元気です。先週、長男のハルノリの学校の期末に日本の津波にあった子供たちのための募金活動があり、お手伝いしました。ときどきパース市立図書館のお手伝いをしていますが、その活動で詩を書いたところ佳作に選ばれて雑誌に載りました。ご家族の皆様によろしく。ローズ

桜の花

桃色や白の
きれいなかわいい花
木を被うように
ああ、すてきな眺め

かぞえきれないほどの
花が一気に咲いて
みんな大喜び
桜の花

花びらは雪のように
地面にも
遠足マットにも
柔らかな絨毯のように落ちる

そのときが来た
皆が楽しみな
今年も日本の
春のはじまり

+++++++++++++++++++++++++++++++++

Elephant Poem

Giant four legs
Like tree stumps
Big flopping ears
But little kind eyes.

Long strong trunk
Helps to carry things
Or makes a nice shower
And removes bark peels.

Swims very well
And can run fast
Such a strong body
Struggles to survive today.

You are the “Jumbo”
Creature in the wild
Numbers are few
Needs to be protected now.


ゾウの詩

大きく太い四本のあし
まるで木の幹のよう
ぱたぱたと耳も大きいが
やさしい目は小さく

長くしっかりした鼻
物を運んだり
水をシャワっと飛ばしたり
木の皮だって剥ぐ

泳ぐのもとてもじょうず
走るのだって速い
体も頑丈だけど
今は生き伸びるのがせいいっぱい

あなたは「ジャンボ」
野生に生きる動物
でも数は少なく
守ってあげなくては


4.26
ご承諾をいただきましたので私のブログ『おはなし工房ばぶの山小屋』にコピペさせていただきました。

http://blogs.yahoo.co.jp/babuybabu/4934983.html

◆ちなみに私のハンドルン・ネームは『トンボのばぶ』ではなくて「どんぽ(鈍歩)のばぶです。

5.3
高槻成紀です。老眼になってしまい、小さい字がぼけるようになってしまったせいで、「どんぽ」を「とんぼ」と思い込んでおり、たいへん失礼しました。身に余る評価で恐縮しています。私自身は山陰(鳥取)育ちで、東京に住んでいると、東京人の「ことばはひとつではないことへの無思慮」を感じることがあります。アメリカ人も同様です。腹のなかにある思いと、口から出すことばにずれがあると、ちょっとつらいけど、「ほかの人もそこの調整をしているのだ」と想像できる特権をもっているともいえます。そういうことは人間として大切なことのように思えます。
ところで「ばぶ」は何でしょう?


5.3
高槻さん
お答えします。「ばぶ」はアフリカに「バオバブの木」という樹木があります。そこから二文字とりました。『星の王子様(サン・テグジュペリ著)』の中では悪役として登場しますが、一番最初に勤務した保育園の名前がそれでした。それで以来別のところに移っても『ばぶさん』でして、15年後にモノづくりの世界に転職した時に屋号に使いました。赤ちゃんの難語を意味する言葉で『バブリング』というのもありますね。物づくりを志向する時に謙虚な気持ちを忘れずに創作し続けるうえで自らを戒めるキーワードとしても意識していました。

ここ数年前からは子供たちのままごとやおうちごっこの世界の中では「赤ちゃん」もしくは(赤ちゃん役)を意味する言葉として『ばぶちゃん』が一般化してしまいましたね

5.4
そうでしたか。お返事ありがとうございました。
「ぱ行」や「ば行」、あるいは「ま行」になんとなく親しみを覚えるのは、赤ちゃんがはじめて発する「ことば」が、pやbやmだからかもしれません。私は「パパ」「ママ」ということばもそこから来ていると思います。「おっぱい」や「まんま」もそうですね。baby, bambinoなどもそんな感じです。バブリングはバブルでしょうが、それも日本語で「ぶくぶく」といいますね。
いずれにしてもすてきなネーミングです
高槻成紀


5.6
高槻 様
ご無沙汰致しております。はや花も散り葉桜の季節を迎えましたが、お元気でご活躍のことと存じます。先日福島県の友人から、「やっと花が咲いたよ!」とmailで“三春の瀧桜”の写真が送られて参りました。 四国と違い東北の地は遅くまで寒かったようですね。さて、ご連絡を戴いておりました“ナラの木の土佐弁訳”遅くなりましたが、やっと完成しましたのでお送り申し上げます。土佐弁は、どうも議論を闘わせる言葉のようで、少し荒っぽく聞こえますがご容赦願います。もうすぐ蒸し暑い梅雨に入ります。季節の変わり目、ご自愛下さい。兵頭 貴代志

5.6
兵頭様
 ありがとうございます。土佐のことばはまた独特の味わいがありますね。まるで龍馬が語っているみたいです。男言葉と女言葉の違いが大きいですか?四国は面積では小さいのに、地域の違いが大きいですね。いずれにしてもたいへんありがとうございました。
高槻成紀


高槻 様
今日の土佐は少し曇り空です。早速のメールを有難うございました。土佐弁の女言葉&男言葉ですが、前者は少し優しく聞こえます。例えば、「何々をしちゅうきね!」「待っちゅうきね!」と可愛らしく喋ります。後者は突慳貪な言い方をしますので、やはり荒っぽい感じになります。土佐者の会話は「ちゅうちゅう!にゃあにゃあ!」と呼ばれる通り、「やっちゅうき」「そうよにゃあ」と言った言葉が多く聞かれます。
また、面白い言葉に「変わるにかわらん!」がありますが、これは「変わるようですよ」「変わるにかわりませんよ」と言う意味になります。
一方、県の西部areaでは万葉言葉のような“幡多弁”が使われています。この言葉は土佐弁とは違って独特の喋り方をしますので、県外の方からは「分からん!外国語ですか?」と言う評価になります。幡多弁の代表的な言葉は「いっちきち! もんちきち!」でこれは、「行ってきて、戻ってきました。」の意味になります。
まだまだ面白い言葉が沢山ありますが、また暇を見つけて土佐の方にもお越し下さい。お待ちお待ち申し上げております。兵頭 貴代志

5.6
兵頭様
 ありがとうございます。土佐ことばの「ちゅう」は「ている」で、九州で「ちょる」というのと同じですね。中国地方の多くでは「とる」です。「しちゅうきね」は「いてるからね」で「き」は中国九州では「けん」とか「けえ」とかいうのに対応します。
 西部ということは四万十川あたりはそうなのでしょうか。私は1980年代前半に伊予鹿島にいったことがありますが、愛媛の西から南下し、そのあと土佐を東進しました。山も川も実にきれいで、昭和も30年代くらいの景色がありました。
 ところで、訳詩では


げにまっこと 今日までおらはようわかっちゃあせんかった
おら自身が どればあものごとを こらえられるがかを

というところが一番好きです。とても力強いです。ありがとうございました。

5.29
こんにちは岡山県の大福保育園の太田と言います。今、岡山市内で新しい保育園を建設中です。園名を決めかねていたところ、ナラの木の詩のことを知り、とても素敵な詩なので、園名に使わせていただき「ならの木保育園」としたいと考えています。そこで、園名の由来として詩を紹介したり、ホームページへリンクを張らせていただけたらと思い連絡しました。

6.1
太田様
 なんてすてきな話でしょう。ナラの木はどんぐりをつけますから、子供たちも親しみをもってくれると思います。保育園の庭に若いナラの木を植えて、生長をながめるのもいいことだと思います。その木をながめながら「ナラの木」を読んであげたら、柔らかな子供たちの心に、嵐のこと、つらい体験をするナラの木の苦しみ、それでもがんばる姿が浮かび、そしてなにかが生まれることでしょう。ほんとうにうれしいことです。ありがとうございました。高槻成紀


6.2
外海様
 すばらしい公演でした。「ナラの木」もとてもよかったです。やはり俳優さんは感情表現が豊かですから、詩の心がよく伝わったと思います。関西弁はなじまないように感じていましたが、京都言葉もよくあっていました。
 地方の民話もすばらしく、楽しみました。こうした話はじいさんばあさんが孫に聞かせたのでしょうから、孫がよろこぶにはどうすればいいかを工夫し、きどりはありませんから、おのずとオナラやウンチの話になりがちなのだと思います。思えば私が子供のころ、「くそ」とか「しょんべんたれ」とか排泄系のことばがもっと会話にありました。「上品」になったから、そういうことばを封印してきましたが、それは正直でありません。地方民話にはそういう子供の好きな話題がたくさん盛り込まれているのだと、おもしろく思いました。これを、こうした形で残しておかないと消えてしまいます。
 写真を送ります。ブログに載せてもいいですか?今日の公演の印象もアップさせてもらうつもりです。
 冨田様、進行の隈本様をはじめ、皆様にもよろしくお伝えください。高槻成紀


6.4
高槻成紀さま
おはようございます。外海です。6/2は、お忙しい中、ありがとうございました。早速のメールをいただきながら返信が遅くなって失礼いたしました。昨日はややダウンしてPCメールを開けなかったので今日になってメールを拝見しました。温かいご感想をありがとうございます。メンバー全員に伝えておきます。
 ブログアップの件、ありがとうございます。写真掲載も問題ありません。よろしくお願いいたします。
「ナラの木」の方言訳は近日中に送信させていただきます。上演時間の関係で、昼夜で別の人間が演ったので
高槻先生に聞いてもらえなかったバージョンもあります。録画録音をしているはずですので編集して出来上がったらお送りさせていただきます。
 また、終演後お話させていただいた日本俳優連合全体でのチャリティイベント詳細も改めて内容をおおくりします。日時は7月29日(日)、イベント名は
「日本俳優連合主催・東日本大震災復興支援チャリティイベント」です。
イベントのステージ部門の中で、方言の会として20分くらいの時間が与えられ、方言の会としては、「ナラの木」を是非上演したいと言う話になりました。よろしくお願いいたします。
が監修して上演します。
外海

6.5
高槻さま
早速の修正ありがとうございました。「ナラの木」会津版をお送りします。既に会津版はあるようですが
人によって違うようですので送らせていただきます。河原田ヤスケ訳です。公演で聞いていただいたものです。
よろしくご査収ください。
外海

6.5
外海様
 ありがとうございました。さきほど3編についてお返事しました。
また改めて、諸々、送信させていただきます。
取り急ぎ、お礼と、ご報告まで。高槻


6.5
高槻成紀さま
外海です。お待たせしました。今回のメンバーの地方版を取り急ぎ、3件お送りします。

「岩手県水沢ことば」バージョン 冨田祐一
「大分県中部地方」バージョン 川野誠一
「静岡県西部地方三ケ日」バージョン 外海多伽子

ちなみに、私の方言訳についてですが、本番では途中に「がとうもないやれ」と言う言葉を入れていましたが
地元のおばちゃん達が発する、一種の感嘆符のようなものなのでお送りした地方訳には入れていません。
また、遠州地方はちょうど西と東の文化の混じる場所で、れこそ「一山越えると言葉が違う」というくらい
町ごとに方言が違っています。今、私の生まれ育った「引佐郡三ヶ日町」は市町村合併で「浜松市北区三ヶ日町」となっていますが、私の言葉を浜松の人が聞いたら「こんなん、浜松じゃないに。三ケ日は方言がひどいやぁ」と言われかねないので、「静岡県浜松版」ではなく、「静岡県西部地方三ケ日」版としました。
「静岡県遠州地方三ケ日」版のほうがいいかも知れません。「遠州」は昔ながらの区分、「西部地方」は天気予報で使っている区分です。「静岡県引佐版」とすら出来ない。引佐版とすると引佐郡引佐町の人とだいぶ違うからです。引佐は山深く、三ケ日は浜名湖沿いで姫街道沿いといった土地柄と思われます。引佐よりは浜松に近いなぁ、とネーミングには悩みました。難しいですね。ではでは、まずは3件だけですが、よろしくご査収ください。
日本俳優連合・ドラマの方言を考える会
外海多伽子

6.5
外海様
 たいへんありがとうございました。今までたくさんの人が送ってくれましたが、場所をどうするか、方言をどうするかで、外海さんほどデリケートに「気にす る」人ははじめてです。言葉に非常に敏感なのだと思います。心の中にあるものと、口から出ることばに、微妙なずれがあり、たいがいは「ま、いいか」と(意 識はしないまでも)妥協しています。地名は遠州にしましょう。
 また「がとうもないやれ」も落とさないほうがいいと思いますので、どこに入れるかご指示ください。東北の人がよく「それは、はぁ、だめだ」という言い方 をします。この「はぁ」は本当に心が口から漏れ出る感じで、とてもいいものです。「がとうないやれ」もそうかもしれません。外海さんのアドリブは遠州のお ばさんになりきることで「思わず」出たのではないでしょうか。忠実な翻訳というのは、逐語訳ではなく、より「うちのほうなららこう言う」ものに近いほうが 忠実なのだと思います。
 ありがとうございました。高槻成紀


6.7
高槻成紀さま
こんばんは。外海です。
> また「がとうもないやれ」も落とさないほうがいいと思いますので、どこに入れるかご指示ください。東北の人がよく「それは、はぁ、だめだ」という言い方をします。この「はぁ」は本当に心が口から漏れ出る感じで、とてもいいものです。「がとうないやれ」もそうかもしれません。
ありがとうございます。私の「遠州版・修正版」も送ります。「がとうもないやれ」が入ったバージョンです。
 追加で、「京ことば」と「名古屋」を送ります。京ことばは文字だけだと共通語とあまり変わらない感じで以外でした。アクセントとイントネーションで全然違って聞こえるんですね。
 また、名古屋バージョンは、読み手の気持ちが入って、かなり意訳されてますがよろしいでしょうか。
では、よろしくご査収ください。津軽版も近々送れると思いますので少々お待ちください。

外海多伽子

6.8
外海様
 ありがとうございました。 ブログで三ヶ日のものは差し替えました。
 さらなる2つもたいへんありがとうございました。 これで実に34にもなりました。その2つが名古屋と京都だったことも印象的でした。名古屋は松原さんが訳されたと思いますが、舞台で演じられたかわいい少女が印象に残っていて、声が聞こえてくるようでした。それは京都版も同じで、小林さんの上品さが伝わります。確かに文字でみるとあまり「違い」がないのが不思議なくらいです。おもしろいものだと思いました。ナラの木が女性になったはじめての版です。
 まずはお礼まで
 高槻成紀


6.10.12
高槻成紀さま
外海です。
私共の地方訳を、コメント付で、続々とアップしていただきありがとうございます!。「博多」版と「津軽」版をお送りします。「津軽版」は昼公演で朗読しました。今回の公演で最年少の、小川ひかるバージョンで「博多」バージョンは、MCも兼任した隈本吉成の訳です。
今回の2件の送信で予定していた「ナラの木」の地方訳はすべてお送りしました。この後、もし「広島版」「山形版」が届きましたらお送りします。
外海多伽子

6.10.12
外海様
 ありがとうございます。
 そうですね、津軽弁はいいです。小川さんは存在そのものがエネルギーに溢れていて、とてもよかったです。隈本さんはとても印象に残っています。容貌も、姿も、声も、音楽的才能もすばらしいと思いましたが、私が一番感心したのは、携帯電話がなったときのすばらしいアドリブ対応でした。たくさん笑いをとっておられましたが、シリアスな悪役も演じられると感じました。
 会の名前はたいへん失礼しました。すぐに訂正します。
 ありがとうございました。高槻成紀


6.20
高槻先生
 原発再稼働問題では、私達はどうすれば良いのでしょう解らなくなりました。原発再稼働の住民投票案(東京都議会)は、都委員会で否決され、国会周辺での1万人の抗議もどこ吹く風、私達の気持ちを何処に向ければ良いのでしょうか。大飯原発再稼働は地元の経済に60%も依存しているとも聞きましたが、今は良いとして事故がったら誰が責任を取るのでしょう、その答えが私には理解できません。先生の「ごめんね!」の文章を読むにつれ悔しさ、寂しさ、無念さがこみ上げてきました。国会が解散され総選挙になったとしても,自信を持って投票出来る候補者達は信用できなくなりました。確かに原発問題は後世に残してはいけません。外国人に「日本人はどうして,おとなしいのですか?反対ならもっと、もっと声を上げなくては」と言われました。何とかしたいものです。先生の「ごめんね!」の文章を読むにつれ、目頭が熱くなりました。
齋藤史夫  

6.20  
斎藤様
 いつも声援をありがとうございます。そう言って頂くとありがたいです。どうも世の中おもしろくないことが多すぎます。
高槻成紀

                
6.23
高槻 成紀 先生

ナラの木 のページにいつも励ましを頂いています。また、昨日は詩をお送り頂いてありがとうございました。何度も読みかえしています。

原発事故は
地球の生命の循環 そのものに傷を負わせ

にんげん が 
ことば を うみだす おおもとまでも
むじばんでいます

それでも ことば を もちよって
おおくの ひとたちで もちよって 

そのなか から
ことば を さいせい させなければ ならない
いのち を さいせい さえなければ ならない
そのように 感じます

ナラの木 のページ に
もちよられた ことば たち に
ほんとうに はげまし を いただいています
高槻先生と 多くの人たちに
ありがとうございます
==========
昨年の秋にお送りしようと思いながら 旬?(季節)をのがしてしまった 詩があります。もう一度 秋がきたらお送りしようと思っておりましたが、また 忘れてしまいそうなので 送ります。都林試時代 コナラの研究をしていた時代に書きました。もう 20年前になりました。

6.23
創様
 すてきな詩をありがとうございました。ところで、お恥ずかしいような初歩的な質問です。昨秋におちたドングリが春に地上にたくさんおちて、殻から中身(子葉)が裸出していました。それらは枯れてしまったようです。この頃になって実生を見たので、掘ってみると、ドングリが地中にあって、そこから根も茎も伸びています。ドングリは地中におりないと発芽しないのですか?「中身」は殻から出て、双葉になるのですか?あまり観察していないので強くはいえませんが、ブナのように双葉のナラの実生というのをみた記憶がありません。足下のことなのに観察していませんでした。ご存知でしたら教えてください。高槻


6.23
高槻 成紀 先生
遅くなりました。あの後、海へ行ってしまいました。こちらは、完全に梅雨開けです。猛暑が1週間続いています。
短い期間ですが研究してたのに、やや自信がなくて お恥ずかしいのですが・・(もう10年以上、その季節に内地へ行ったことがありません)基本的に コナラのドングリは、地面に落ちてから発芽します。その後ですが、落ちてすぐ と言いたくなるくらい 早く根を出します(晩秋には出すと思います)。それが 大地をつかむ と言いたくなったくらいに、まずは、根を出して しっかり 土に 入ります。ドングリは、もう 転がっていきません。それから、殻が割れまして、さらに どんぐりの中身(この頃、キレイな淡い赤色だったと思います)。が そのまま ピーナッツのように 割れて双葉になります。ユニークな姿です。そのあと シュートが直立して、本葉がでます。
鈴木創

6.23
創様
 なあるほど。いろいろ納得しました。ただし、ドングリがどうして地中にもぐりこむかなどもっと知りたいことがあります。
高槻


6.24
始めまして 岐阜県の武藤 修と申します。突然のメールをお許しください。NHKラジオを偶然聞き、「ナラの木」の詩に感動しました。私は岐阜県の関市立武芸小学校で教員をしております。子どもたちにも紹介しましたが、みんな目を輝かせて聞いてくれました。
 あの地震はとても悲しい出来事でした。私は弘前大学人文学部の出身です地震の犠牲になった後輩もいました。やっとのことで児童生徒を避難させた同級生もいました。
 先生のホームページを発見しました。朗読の電子データと「ナラの木」の冊子をお送り願えませんでしょうか。うちの学校の子どもたちに、紹介したいと思います。お忙しいところ申し訳ありませんが、なにとぞよろしくお願いします。
武藤 修 

6.24
武藤先生
 うれしいリクエストをありがとうございます。添付しますのでご査収ください。この活動は遅々としたものですが、地道に続けたいと思います。このような声を聞くと支えてもらえているようで元気がでます。この活動も被災された皆様の支えになりたいと願っています。
 高槻成紀


6.25
Dear Sensei
We hope you and family are doing well. I was so touched by your poem. It was very emotional when I read the poem. And we are really sad to hear that Japanese government decided to build a nuclear power plant without even solve the present problem. We wish they will think an another alternative source, not the nuclear power.
Please pass our love and kind wishes to Tomoko-san and the family!
Yours Sincerely
Rose

先生
 皆様お元気のことと思います。先生の詩に感激しました。読んだあとで泣きそうになりました。日本政府が現状を解決さえしていないのに原発再稼働を決めたといのはほんとうに哀しいことです。熟慮して原子力ではない代替エネルギーのことを考えてほしいです。奥様、ご家族の皆様によろしく。
ローズ

6.26
千葉県八街市にあります特別養護老人ホームの職員です。施設に飾らせていただいてる絵の作者、画家の斎藤さんのご紹介で、朗読を聴かせていただきました。感動しました。地方のことばは、心に沁みます。「ナラの木」の詩は、激動の時代を生き抜いた、施設にご入居の方々と同様の存在感・根っこの太さで、胸に迫ります。東北地方で根を張る皆様、この活動を支えるすべての皆様に、敬意を表します。

6.30
高槻成紀先生
お忙しい中早速お送りくださり本当にありがとうございました。早速子どもたちに紹介したいと思います。
私も夏休みには久しぶりに東北に行ってみたいと思っています。昔の友人たちにも会ってみようと思っています。10代から20代にかけてのわたしを育ててくれた東北に何か恩返しができたらと思っています。
岐阜県 武藤修

仲間の声 5 2012.7.1-

2011年07月01日 | 仲間の声
<日付順に並んでいます>
7月29日 日本俳優連合による東日本大震災支援チャリティーイベントが行われ、「ドラマの方言を考える会」の皆さんが「ナラの木」の朗読をしてくださいました。高槻は午前の部に参加させていただきました。岩手水沢、福島会津、名古屋、京都の4つが紹介されました。撮影禁止だったので、写真による紹介ができないのが残念です。ほかにもアクションの演技やオークションがあったようです。朗読を担当された皆様、ありがとうございました。


7月21日 19日の発言を撤回します。さきほどNHKの「メルトダウン連鎖」を見ました。つっこんだ取材により、「安全など確認されていない。再稼働は疑問がある」と明言してくれました。少なくとも報道の良心が死んだという私の表現は間違っていたので、お詫びして撤回します。しかし、このすぐれた番組ではっきりしたのは、再稼働がまちがった決定だということです。当事者が言った不足の事態に直面して「腹に鉛が入った感覚」「日本がおかしくなると覚悟した」という表現にリアリティがありました。ただ、それだけに私の中に浮上するのは、なぜこういうことが今頃になって紹介されるのかということです。また、私の主観的な受け止め方ですが、出演した当事者が番組取材に応じた勇気、本当に恐怖を体験し、正直に語った誠意について評価できますが、去年の5、6月以降、どういう気持ちで過ごしてきたのだろうか、再稼働や値上げの議論をどういう感覚で聞いていたのかという疑問です。地獄を経験した人であれば、それこそ命をかけて再稼働はまちがっていると大声を上げるのではないかと思うのですが。でも、それは地獄を体験した「被害者」に対して酷なことかもしれません。

7月19日  東電の値上げが決まった。一家が月300円ほどの額という。まあコーヒー一杯分かという額である。
 私は納得出来ない。まず、値上げの理由である。震災の被害関係に使われるという。我々は被害者なのに、なんで加害者の尻拭いをしないといけないのか。まったく理解できない。私たちは東北の被災者の生活が少しでも楽になるのであれば、よろこんで経済的支援もしよう。だが、事故を起こし、その反省もせず、あろうことか自らのミスを値上げでカバーしようとすることには1円でも納得できない。
 それと同時に、事の決め方が納得できない。値上げ理由について利用者であるわれわれの意見は反映されないのか。10万人が反対行動をおこしていることは一顧だにされないのか。さらに、なぜこんなに速く決まるのか。地震が起きて1年半もたとうとしているのに、復興が遅々としている。日々の生活に苦しんでいる人がたくさんいて、即決すべきことに行政決断がおこなわれないままになっているために苦しみが続いている。そうであるのに、じっくり時間をかけるべき問題があっという間に決まる、これが納得できるはずがない。
  マスコミは値上げの報道をしたあと、1ヶ月300円あまりと付け加えるが、なぜそんなことを言うのか。「たいしたことないから、このくらいならいいか」と感じさせようとしているとしか思えない。国が国民の声を聞かないことを、毅然と批判し、この値上げは民意に反するという報道をしてしかるべきではないか。日本のマスコミの良心は死んだと思う。



7月16日 今日のニュースを見ました。人はここまで醜くなれるものでしょうか。「意見聴取会」とやらで、中部電力の職員のした発言。「放射能で死んだ人は一人もいない。このことは十年後も変わらない。」同業者である東電があれだけのことをしたのを知りながら、お詫びをする気持ちも反省もない。死ななかったから悪くなかったというのか。
 私は賛成はしないが、「豊かな」生活を維持するためには原発が必要という意見がある。石油資源よりは原子力のほうがよいという見解もある。同意はしないが、そういう発言はあってよく、見解の違いを埋めることもできるかもしれない。しかし放射能汚染をしておいて、人が死んでいないから問題はないなどという発言は許してはいけないと思う。麗しい阿武隈の大地とそこに生きる動植物を汚染し、そしてそこで代々暮らして来た人が戻ることのできない土地を作ってしまうという、とりかえしのつかないことをしたという事実を知りながら、「免疫学的明白な事実」という発言が許されてはいけないと思う。
 その人の不誠実も許せないが、この「聴取会」をランダム抽出と嘘を言って、市民から意見を聞いたことにして原発依存の正当化を図る政府は絶望的というしかない。10万人もの人が毎週反対運動をしていることに何の公式コメントをしない「民主国家」というのも聞いたことがない。


7月14日 昨日(7月13日)、日本俳優連合の「ドラマの方言を考える会」の6人の方に集まっていただいて、方言での朗読を録音していただきました。北から、岩手水沢(冨田祐一さん)、福島会津(河原田ヤスケさん)、静岡遠州(外海多伽子)、京都(小林由利さん)、福岡博多(隈本吉成さん)、大分(川野誠一さん)です、皆さん演技がお仕事ですから、簡単に練習しただけですぐに本録音に入り、いずれも感情表現の豊かなすばらしい朗読でした。本物の方言を聞くにつけ、改めて日本のことばの豊富さ、表現の豊かさを感じました。皆さんありがとうございました。
少し仕上げ作業があるそうで、それができたらこのブログに紹介したいと思います。


7月12日 6月2日に日本俳優連合の皆様の公演の一部で「ナラの木」の地方版を朗読していただきましたが、今度はもっと大掛かりなイベントがおこなわれます。すでに申し込みを締め切っていますが、7月29日に「(協)日本俳優連合 チャリティー・イベント東日本大震災復興支援2012」が開催され、このなかの『 方言の会 : 被災者に心を寄せて:方言でつなぐ詩の朗読・心のきずな 』というコーナーで「ナラの木」が朗読されることになったそうです。ありがたいことです。趣意はつぎのとおりです。

昨年3月11日に発生しました東日本大震災では、甚大な被害がありました。多くの方々が被害にあわれ、震災後一年以上経ちましたが、今なお厳しい状況が続いております。(協)日本俳優連合では、被災地の方々へ出来る限りの援助を行ないたく、組合員はもとより、関係各位の皆様のお力もお借りして、本イベントを開催させていただきます。

 時間というのは恐ろしい側面をもっているようです。どれだけ悲しみが深くても、どれだけ怒りが大きくても、時間がたてば弱まって行きます。だからこそ、決して忘れないのだという気持ちを確認し、こうして活動を続けることが大切なのだと思います。



7月9日 久世濃子さんからナラの木にまつわる話題について情報がありました。久世さんありがとうございました。

7月7日 スリランカの津波孤児からの励ましの手紙を紹介したことがありますが、今日同国のジャヤンタ・ジャヤワルダナさんから、ゾウに親を殺された孤児の支援活動について支援のお願いが届きました。ご協力願える方は「自然日誌たかつき」をご覧ください。

7月1日 オーストラリア在住のカロリーナ・ガリンデス=シルバさんから「7歳になった君へ」について感想をもらいました。

Dear sensei
The poem is beautiful. It's amazing how your grandchildren and the difficult situation Japan is going through have inspired you to write such deeply touching lines.

美しい詩ですね。お孫さんと日本の困難な状況から、先生はこんなに心に訴える詩がひらめいたんですね。びっくりです。

* カロリーナさんは高槻が東京大学に奉職していたときにベネズエラから留学していました。高槻

もっと読む[仲間の声」の7.1


7.1
Dear sensei,
First of all, thank you for writing and keeping us updated. I'm really sorry to hear that the situation is not good in Japan, I was hoping it would get better. I hope it will. I can't understand why build a new nuclear power plant, ????? (I'm doing the gesture of zenzen wakaranai", remember? lifting my shoulders a bit)
The poem is beautiful. It's amazing how your grandchildren and the difficult situation Japan is going through have inspired you to write such deeply touching lines. I've always known you're a very sensitiv and romantic and of course sweet and kind person, thank you for sharing your feeling and thoughts with us. I take it as a treasure.

Caro

先生
 まず、いつもお知らせありがとうございます。日本の状況がよくないのはとても悲しいことで、よくなればと思います。なぜ原発を作るのはわかりません。????(「ゼンゼンワカリマセン」を肩をすぼめてやってます、覚えてる?)
 美しい詩ですね。お孫さんと日本の困難な状況から、先生はこんなに心に訴える詩がひらめいたんですね。びっくりです。先生はいつも多感で、ロマンチストで、もちろんやさしくて親切なんですよね。先生が感じること、考えることを共有できてうれしいです。宝物にしますね。
 カロ

* カロリーナさんは高槻が東京大学に奉職していたときにベネズエラから留学していました。高槻

7.9
高槻先生

こんにちは。Wildlife-MLでナラの木の翻訳、いつも興味深く拝読させていただいています。ナラの木の詩とは直接関係ありませんが、ナラにまつわる神社とお守りがあるという話を聞きましたので、参考までにURLをお送りします。

乳神様 おっぱい守:http://www.mo-house.net/mitsuhata/index.php?ID=1621

それでは、今後ともよろしくお願いいたします。
久世 濃子(KUZE NOKO)

8.5
朗読を録音させて戴きました。パソコンを持たない方にとっては、大喜びでした。東北出身者が多数居りましたので中には涙を浮かべているかたも居ました。最後には、みんな「がんばらなくては」と申していました。朗読された俳優さん、さすがにプロです、岩手の水沢の冨田さんの朗読、凄い語りで、胸に突き刺さる感情が確かに伝わりました。本当に日本人の為になっていると言っても、言い過ぎではない様に感じました。齋藤史夫

8.20
 千葉県の女性から二つのお便りをいただきました。

 方言になった「ナラの木」を送ってくださり、ありがとうございます。これらを聞いて、幼い頃に秋田の山奥で母親から聞いたことや、経験したことを思い出しました。
 今ではみんな裕福な構えをしていますが、母が育ったころや農地改革の前は村のほとんどの家は、それは貧しかったのです。秋田の冬は長く、大雪にとざされていました。その中で人だけでなく、動物も、木も耐えて生き抜いたのです。
 東京で雪が少しつもったとき、木の枝が折れ、雪の重みで幹が裂けたり、根こそぎ倒れているものがありました。そのとき母が
「東北の木と比べたら弱いもんだ。いつもあたたかなところで育っているから弱いんだ」
といった言葉を思い出します。
 人間もそうでしょうね。長い冬、貧困であっても先祖代々からの土地と風習にしっかりと根を張り、たくましく生きて来たのですから、強くなったのでしょう。
 方言っていいですね。方言を聞いていると、その地方の特色がわかります。生活から出てくる言葉だからでしょうね。方言は歴史です。ですから聞く人の心の中に入ってくるのだと思います。
 私は秋田の方言を聞くと、なつかしさに涙が出てきます。それは私を育ててくれた父と母、山、木、いろりの火などを思い出すからでしょう。それにスギの葉のにおい、わらのにおい。家は曲り屋で、馬がいました。人々は夜中でも馬の安否を気遣ったものです。そこにあったのは生きて行くための力強さと愛ではないでしょうか。

 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
 「ナラの木」の詩の朗読を聞きました。強いひびきを感じ、感動詞、胸が高鳴りました。次に東北の方言で読んだ詩を聞きました。優しさを感じ、涙が出て来ました。そして優しさは強さにつながると思いました。
 辛く苦しい時には「ナラの木」を思い出してください。「わたしには何よりも強い根っこがある。今までがんばれたのも根っこがあったからだ。これからも自分の根っこを大地に張って行きていこう」と。
 私は「ナラの木」の詩を家族や仲間にも聞かせたいです。そして少しでも何かの役に立ちたいと思いました。
 「ナラの木」の詩に出会えましたこと、心から感謝申し上げます。

10月10日
高槻成紀先生
 お陰様でお天気も持ち、今までの来往舎コンサートの中で一番充実していたというお声を多く聞きました。
 拙作の「ナラの木」の山浦先生の朗読は力強く、三味線や打楽器の音と相まって聴衆を引きつけました。素晴らしいテキストと演奏者と山浦先生に恵まれて、(音楽的には少し書き直したいところも出てきましたが)頭の中で描いていたものが実現できて、第一歩を踏み出した感じです。凄みのある曲、山浦先生の朗読は素晴らしかった等の声を頂きました。高槻先生があの場にいらっしゃれなかったのは残念でなりません。
小田百合子

10月23日
高槻先生
はじめまして。飯生記弘(いいの のりひろ)と申します。突然のメールで申し訳ございません。早速ですが、知人から「がんばれナラの木」を聞かせていただき大変感動致しました。私は平素仕事のため、あまりラジオを聴く機会がありませんので、この様な素晴らしい朗読すら知りませんでしたことを今更ながら恥じております。PC上の内容を読むにつれ、先生のお考えがよく理解できました。震災に遭われた東北の皆様が、言葉に表せないくらい励まされ、力づけられたことでしょう。そして復興に向かって突き進んでいく姿が見えるようです。福島の方々は震災のみならず原発の問題もあり、長い時間の戦いがあります。どうか希望を持ち、一日も早く故郷に帰れますよう私も応援していきたいと思います。
 ナラの木の朗読を聴き、心の優しさ、力強さを感じたのは私だけではありません。全国から寄せられた方言を聴いてもわかります。全国の皆様もその詩の素晴らしさを感じ、方言を寄せたに違いありません。そして、俳優連合の皆様の心のこもった朗読に感激しました。
 最後に先生のご努力にも心から有り難く存じております。これからも皆様のためにもがんばっていただきます様お願いいたします。
飯生記弘

12.12.3
こんにちは。コメントありがとうございます。ナラの木の詩、神戸版として、ブログに載せていただけたらうれしいです。本名もお使いください。
森岡 千代(特定非営利活動法人ほっとぽっとで、障がい者の社会参加を支援する活動をしています。)

奇跡の松のニュース、私も少しの違和感を持って聞いたので、このエッセーに共感しました。

高田の松原の流された松の廃材を使って、コカリナ(木製のオカリナみたいな笛)をたくさん作り、陸前高田の子ども達にプレゼントするというプロジェクトがあるのを最近聞いて、それは素敵だなと思っています。

12.12.21 ぱんだん
「ケセン語(のフォント)」を調べていて、こちらのブログにたどり着きました。
「ナラの木の詩」の訳とご活動を読み、思わず涙があふれてきました。
素晴らしい詩をご紹介いただき、ありがとうございます。

Great oaks from little acorns grow.
という言葉が好きで、昔はよく
使っていました。

ナラの木の詩を読み、大きく育ったナラの木は、土の下でも根を深く張り、見えない部分でも頑張っていたのだと、また別の面から、ナラの木のことわざを感じることができました。

東北の復興には、まだまだ時間がかかることでしょう。忘れずに、出来るところからお手伝いして行きたいと、思いを新たにいたしました。

また、ゾウの事故の遺児への募金も知り、こちらも些少(本当に些少で申し訳ない)ですがお手伝いさせていただければと思います。
ゾウが人を襲うといういたましい事件が、インドやタイ、スリランカで起こっているという記事を、つい最近読んだところです。
何かのご縁と感じています。
ありがとうございました。



仲間の声 6 2013.1~

2011年07月01日 | 仲間の声
日付順に並んでいます

2013.1.7
Hello Taka-san,

I enjoyed your essay, which reiterates the very DIRE need to teach students about science but also with the DEEP consideration for traditional and cultural values. I am currently working with our own indigenous nations here in the United States, who are very concerned about their future.

It is so very sad to me that we see a global trend in this attitude of “controlling nature,” and many tribes, communities, and nations are losing the very thing that gives them their identity.

I look forward to working with you on these endeavors in the future.

Your friend, Diana

タカさん
 エッセーすてきだったわ。こういう考えは、学生に科学を教えるのにも、伝統文化の価値を深く考えるためにもとても大切だと思うの。私はいま、将来のことを心配しているアメリカ先住民の人たちと仕事をしているのよ。
 世界中でこういう「自然を管理する」態度が広がり、民族や、社会や、国がアイデンティティを失っていくのを見るのは悲しいことね。
 あなたといっしょに、こういう努力をしたいものです。
 あなたの友だち、ダイアナ

1月8日
これはかつてベネズエラから日本に留学していたカロリーナさんのお母様からの手紙です。

Dear sensei,

I read the essay and I understand your feelings. I see Japanese people as people who are afraid of being touched by other people, as people who are not fond of hugs and kisses, who are reserved, introvert, cautious, but at the same time I see you as strong, honest, organized, hard working people, good friends (once you have earned their trust).

I hope you have many years ahead before your death, you are too valuable for us to loose you.

I am with Carolina here in Australia, crazy weather here, from extremely cold to extremely hot in certain days, I guess this country is seasonless, if that word exists.

People here are very nice, not as warm as Latin Americans, but they are friendly, I like it here, now my country is a mess politically, politicians have destroyed our country.

Best regards to you all and have a wonderful 2013.
Maria-san

先生
 エッセーを読み、お気持ちよくわかりました。日本の皆さんは確かにほかの人にさわられるのを好まないようで、ハグとかキスは好きでなく、内気で、注意深いと思います。でも同時に強く、正直で、組織だっていて、勤勉で、よき友人です(そうして信用を得たのですから)。
 余生が少ないなんて言わないで、いなくなられたら困ります。
 いまカロリーナとオーストラリアにいますが、ひどい天候で、あるときはおお寒むなのに、別のときはたいへんな暑さです。この国は季節なしだと思います。
 オーストラリアの人たちはラテンアメリカ人みたいに人懐っこくはないけどいい人たちで、友好的なので気に入っています。ベネズエラは政治的混乱がひどく、おかげで国は破壊されてしまいました。
 すてきな一年になりますように。
 マリアさん

1月9日

東日本大震災被災地訪問の報告  2012.12.27
千葉県八街市「ケアプランセンター八街」村井かおり

2012年12月15日の20:30に臼井を出発し、21:30柏駅にて、合流する。
 12月16日。朝7時、石巻市立大川小学校に向かいました。立っていても身体が吹き飛ばされそうな強風の中での慰霊碑の母子像に手を合わせました。また外と、屋根のない建物の中にある2つのクリスマスツリーに、親御さんの思いを感じました。なぜ、ここまで多くの児童が犠牲になったのか、未だに課題が山積みです。
 8:15 女川町立病院(海抜16m)は、入り口の柱に1m90cmの津波の刻には皆で涙しました。その話をして下さったのが、ママサポーターズ設立者の八木純子さん。つらい時を乗り越えてこられ、今の活動について話して下さいました。買わせていただいた素敵な模様の草履、ストラップはママサポーターズで事業化した製品です。
 9:00 石巻市、お豆腐揚げ会社の高橋さん(生活クラブ虹の街:生産者)の話は本当に衝撃的でした。ご自分の家族、社員、地域・・・まだまだ大変な中・・・。その言葉に「何も始まってないし、終わっていない」と言われていました。自分たちのなかでも、整理できない押しつぶされそうな現実がある。津波は一方向からだけでなかった。そのため、失ったものも想像を超えた。その一方で、訪問した私たちに励ましの言葉を下さいました。
「譲れないことがある・・・」
食に関しても、生産物に関しても思いがこもっていて、とてもよく解りました。「来てくれてありがとう・・・忘れないでほしい・・・」
そう、言い続けていました。大切に食材をいただきたいと思います。車中から多くの悲惨なことを目にしました。
 13:00 亘理町のトマト畑は、今は収穫後で少し緑が残っているだけでした。延々と広い畑は、はじめは塩害と、底にがれきがあり、耕すのは大変だったそうです。以前はイチゴハウスと住宅があり、亘理町のイチゴは北海道で好評だったそうです。今は後継ぎのいる農家が少しずつ復興しているそうです。これからは亘理町加工用トマト栽培地として、頑張っていくそうです。生活クラブの消費材にも利用されます。
 14:00 「亘理いちごっこ」のカフェ・レストランにて昼食をいただきました。ここは、温かい食事を提供したいという思いから、「来てもらって」食事をする場所です。

 今回、現地訪問に参加して、悲しい気持にもなりました。しかし、自分の中で何かできることがまだまだ残っています。私の職場の多くの職員に被災地を見る機会を持ってほしいと思いました。行くだけで実感できることもあります。ボランティア活動への参加も、積極的に後押ししたいと思います。

1月10日
Hi Seiki,

I enjoyed your essay, and agree that culture shapes people. The easy test
is to look at the Japanese in Japan at the end of WW II, and their
descendents in the U.S. at the same time. The latter were much more like
Americans than Japanese, despite our bad treatment of them during the war
when they were held in detention camps. And, of course, one needs only to
ride a subway train in Tokyo and see all of the young school kids in
fashionable clothes and playing on their smart phones. Not a whole lot of
shyness it be seen there.

Your discussion about the farms the way they were in olden days versus
today struck a note with me. That and our dependence on machines, nuclear
power, etc. It recalled an essay I wrote some years ago about Aldo Leopold
and the modern world, and whether the land ethic could change things to a
better world. You may want to read it at:

oregonstate.edu/cla/shpr/sites/default/files/ideas/mccullough.pdf

I gave this talk at Oregon State U. in and didn't publish it because it
was available on the internet.

Best wishes for the New Year,

Dale

ハイ、セイキ*

エッセーおもしろかった。私も文化が人を作るというと思います。いい例が、第二次世界大戦後の日本人を日本でみるのと、日系アメリカ人の何世かを見比べることです。彼らははるかにアメリカ人的です。もっとも我が国は戦争中強制収容所に入れるというひどい扱いをしたのですが。それに対して東京の地下鉄に乗れば小さな学童がおしゃれな服を来てスマホで遊んでいるのを見ることができます。全部ではないが恥ずかしさが見られます。
 あなたが昔の農民と今の農民が違うといったことにハッとしました。そのことと、アメリカ人が機会や原子力に依存的であることも。それで数年前にアルド・レオポルド**と現代について、それから土地倫理がものごとをより良い方向へ変えうるかどうかについて書いたエッセーを思い出しました。以下のサイトで読めます。
oregonstate.edu/cla/shpr/sites/default/files/ideas/mccullough.pdf
これはオレゴン州立大学で話したのですが、インターネットで読めるので公表していません。
よい年になりますよう。
デール

* 私が初めてマッカラーさんに出会ったのは30歳くらいのときでした。アメリカでは下の名前で呼び合うと聞いてセイキと呼んでもらうことにしたのですが、その後自分がアジア文化の人間であることを認識し、タカツキはいいにくいのでタカと呼んでもらうようにしています。ただマッカらーさんはつきあいが長いし、親しいのでセイキでいいかなと思っています。
** アメリカの著名な野生動物研究者(1887-1948)。野生動物の研究を通じて「土地倫理」という概念に到達し、その
後レイチェルカーソンなどにも影響を与えた。


1月14日
石崎純子(宮城県遠田郡)


 東北、宮城県で生活するものとして「がんばれナラの木」の皆様方のお気持ちに心から感謝しています。自分が生まれ育ったところの方言で訳された「ナラの木」は、英文とは違う力強さを感じます。馴染みのある仙台弁に訳された詩から、なんとか復興しようと頑張っている東北人の姿とナラの木とが重なり、我慢強さやたくましさを深く感じました。
 また、このたび河原田ヤスケさんが朗読した会津弁の「ナラの木」を聴きました。学生時代、会津で過ごした私にとって、久しぶりに耳にした方言の響きがとても懐かしく、優しく、当時の会津の景色や出会った方ことを想い出しました。河原田さんが方言の指導されている大河ドラマ「八重の桜」での会津弁も心地よく聞きながら拝見しています。会津に久しぶりに行ってみたくなりました。
 長い歴史や風習の中から生まれた地域の方言には、それぞれ味があり、不思議な魅力を感じます。懐かしい想い出が詰まっています。これからも「ナラの木」が多くの方の心のよりどころとなりますように、様々な地方の方言で訳し、読まれることを期待しています。

.23
Hi sensei (-:

I read your essay, I understand how you feel, especially because I
think you're part of a generation of transition between the original
Japan and the one that's been forced to become more Western.
Personally I prefer the original one because it's so unique and I love
that everything has a meaning, an explanation. Thanks for sharing your
thoughts with us.

I'm glad that you keep in touch with my mum. She really enjoys it.

Beautiful photos, as usual (-:
Love,
Caro

ハイ、センセイ(-:
(一部略)
エッセー読みました。先生は古い日本と西洋化を強要された世代とのあいだの世代なので、どう感じたのかよくわかります。私は古い日本が好きです。とてもユニークで、ひとつひとつのことがなるほどと思わせる意味があるからです。いっしょに考える機会をありがとうございます。母と文通してもらってよろこんでいます。母もうれしそうです。それにいつもながらきれいな写真も。
カロ

*カロリーナさんは高槻が指導したベネズエラからの留学生で、今はオーストラリアで動物学を研究しています。

1.23

物凄い内容の文章に愕然としています。人の気持ちが動く、人を動かすとは、このような事なのですね。齋藤先生の熱意の源にふれ、またも心を揺り動かされました。
何をどうやってお応えすればよいのか、まだわかりませんが、私にだって、「がんばれナラの木」に共鳴できる「何か」を持っているのだと信じ、被災地の方々や齋藤先生に、少しでも報いることができるように、恥ずかしくない生き方、暮らし方をしたいと思っています。私の弱々しい根っこのひとつも、この詩との出会いによって、確実に東北地方へ向かっています。
辻口 記

1.29
 物凄い内容の文章に、はっとし、心を動かされました。人の気持ちが動く、人を動かすとはこのような事なのですね。この文章を書いた方の熱意の源にふれ、またも心が揺り動かされました。
私だって、「がんばれナラの木」の詩に共鳴できる「何か」を持っているのだと信じて、被災地の方々に、少しでも役に立つことができるように、恥ずかしくない生き方、暮らし方をして繋がっていたいと思います。私の弱々しい根っこのひとつは、確実に東北地方へ向いています。
辻口栄一

13.1.30 清水敦子
秋田県で喋る仕事をしている者です。
本日、秋田県の大仙市で「千の音色でつなぐ絆コンサート」があります。
陸前高田市の瓦礫から作られたバイオリンのコンサートです。
そのコンサートの中で、この詩を朗読させて頂きます。
今日のことを今日のお願いで申し訳ございません。
よろしくお願いします。

2.16

齋藤さんのエッセーを読んで

石川和也

 齋藤さんのエッセーを読ませてもらいました。文章を読み進むにつれて、そこにいくつものキーワードがあることに気づきました。生きようとする執念、頂いた命、励まし、ありがとうの心など、ぎっしり詰まった文章でした。
 齋藤さんは闘病中に偶然にもラジオから「ナラの木」の朗読に出会い、感動し、涙し、そして苦労の末ついにその朗読の音声を手にしたことを書いています。私は齋藤さんの文章を読んで、彼がその感動を自分だけのものにしなかったと感じました。「ナラの木」の朗読を周囲の方々に聴いてもらい、震災に遭われた方々を応援しようと考えたようです。実は私も齋藤さんから「ナラの木」を教えてもらい、励まされました。私の両親も癌との闘病生活をしております。父は大腸癌で母は肺癌です。父は術後の経過も良く回復してきていますが、母は手術が出来ず、病状も思わしくありません。両親に「ナラの木」を紹介したところ、父はじっと聞いていましたが、母は泣いていました。二人とも「ナラの木」に元気をもらったように見えました。
 私は生活クラブ生協千葉で働いていましたが、あの震災のとき千葉県浦安も大きな被害を受けました。埋め立て地ということもあり、主要道路は液状化で凸凹になり、ライフラインもすべて寸断されてしまいました。生活クラブ生協千葉には8店舗があり、そのうちのひとつが浦安にありました。そこで震災直後には千葉から浦安の店舗に毎日物資を運んでいました。ガソリンがなかなか手に入らない時には、いつスタンドに入るか教えて頂いたり、優先的に給油させて頂いたりしました。そうした時に人はつながっているのだと実感しました。
 実は私は一昨年宮城に行き支援活動をして来ました。仙台を拠点に岩手や福島へも4トントラックで何回も物資を運びました。被災三県でも給油するたびに感謝されました。そのとき「頂いた気持ちをもっともっとみんなに返したい」と感じました。あの時にお遭いした方々は元気にしているのだろうか、仮設住宅へ避難していない方々への物資の供給等は大丈夫だろうか、両親を津波で喪ったあの子は笑顔を絶やさずに元気にしているだろうか、いろんな方の顔が思い出されます。
 日本は地震大国です。いつどこでまた大震災が起きるかわかりません。そのとき個人、個人の「力」では大したことはできませんが、精神的に励ますことはできるはずです。「ナラの木」にはそういう精神があると思います。被災地の方々にも「がんばれナラの木」のブログを知ってもらい、詩の朗読やメッセージに触れてほしいと思います。それは励ましになると思いますし、私自身も一人でも多くの方に伝えていこうと思います。
 人は大なり小なりの問題を乗り越えて行かなくてなりません。でも一人で解決できることは限られます。だから、できなければ励ましてもらえばよいと思います。「力」を借りればよいと思います。そうすればありがとうの心が芽生え、口からも出てくるのだと思います。そうすることで喜びは二倍にも三倍にもなり、悲しみは半分にも三分の一にもなります。齋藤様のエッセーを読んで、人のつながりのことを考えました。

3.11
がんばれナラの木から、あたりまえの生活の有難さに感謝の気持ちを思い起こしました。
戦争を知らない私たちは、親世代から様々な苦労を聞いたり、情報を知りえましたが、3・11は私たちが後世に伝え続けます。
私たちの職場にも、故郷を離れ新天地にて生活を築きあげてる方がいらっしゃいます。
彼はきっと故郷と繋がってる空を見上げ、心奮い立たせているんだと思うと、勇気をもらいます。その姿に、上手く表現できませんが「ありがとう」の一言です。

千葉県 福祉施設職員

13.3.11 千葉市若葉区老人福祉施設職員
がんばれナラの木から、あたりまえの生活の有難さに感謝の気持ちを思い起こしました。
戦争を知らない私たちは、親世代から様々な苦労を聞いたり、情報を知りえましたが、3・11は私たちが後世に伝え続けます。
私たちの職場にも、故郷を離れ新天地にて生活を築きあげてる方がいらっしゃいます。
彼はきっと故郷と繋がってる空を見上げ、心奮い立たせているんだと思うと、勇気をもらいます。その姿に、上手く表現できませんが「ありがとう」の一言です。

10.23
高槻先生

ご無沙汰しております。五十嵐です。
本日、新聞で本”動物を守りたい君へ”の御出版を知りました。先生がお元気にご執筆を続けているのを知り、とても嬉しくおもいます。動物を愛する人たちがますます増えるのを楽しみにしています。




13.12.4
どんぼのぱぶ
『子供』に関心を持ち保育園保育士~ものづくり(積み木と木のおもちゃの創作)を通じて40年。
レイチェル・カーソンの言葉で私が好きなのは
『・・・子供にとって知ることは感じることの半分も重要ではないのです・・・』です。時に座右の銘であり、自らの姿勢を正して自己点検する時の指標でもあります。この動画も大変素敵ですのでご紹介します。

http://www.youtube.com/watch?v=Ehg38C9W6QY

仲間の声 7 2014.8~

2011年07月01日 | 仲間の声
「がんばれナラの木」にご支援いただいている千葉県の齋藤忠夫様を通じて流山市の生活クラブ「風の村」の皆様から文章が寄せられました。齋藤様はすばらしい画家で、ナラの木を描いて「風の村」に寄贈されたそうです。それを見た皆様から絵への感想や被災地の皆様への励ましのことばがたくさん届きましたのでご紹介します。高槻


「ナラの木」 齋藤忠夫氏作

***************************
 齋藤様からどのような絵をいただけるのかわからずにいましたが、拝見してそのすばらしさに感動しました。「がんばれ、ナラの木」という詩にふさわしい絵でした。施設の玄関に落ち着いた温かい絵が飾ってあることで 来所するみなさんの心が癒されていることが感じられます。今は自分のことで精いっぱいの方も、ここ流山で落ち着けば、東北の方にも目を向けてくださると思います。私も、施設の掲示板に東北の知り合いがつくったマカロンポーチとお手紙を飾りました。
2014年6月24日 楯岡

 昔、気仙沼に観光に出かけたとき、東北では何度か津波被害があった事をしりました。対策をされた今は過去の出来事と思っていましたが、2011・3・11の出来事で愕然としました。微力ながら自分で力になれる事は永遠に力になりたいと思います。」
2014年6月25日 田中

 私は宮城県の出身で3.11の地震の後3日間実家と連絡がつかず、生きた心地がしませんでした。幸い実家は山沿いのため家族は無事でした。被災地には三度足を運び、微力ながらボランティア活動をさせていただきました。これからも続けていきたいと思います。
2014年6月25日 富樫      

 根っこは強いものを持っているというメッセージを読み、勇気がでました。誰でも 強風のようなつらい事に耐えられる力を持っていると信じ、どんな形でも継続して復興に協力したいと改めて思いました。 
2014年6月30日 斉藤

 ブナの木を見つめていると、生命の息吹が感じられました。
2014年6月30日 安藤

 この木のそばに立って力を頂きたくなりました。
2014年6月30日 椎名

しっかりとした根をつければ、どんな困難が起きても乗り越えられると、東北の方ni
エールを送るつもりが、自分たちが励まされているようです。お互いに立場が違っても先に光を見つけながら進みましょう!
2014年6月30日 内山

 身内が岩手の大槌町にいて頑張っています。私には何ができるかわかりませんが、生きてこその復興だと思っています。どうか生きてほしい、遠くから応援しています。
2014年7月10日 白銀

東北のみなさんへ
 私は震災を境に職場を変え、生活の仕方も変えました。私の親戚の「善ちゃん」は牛を飼っていました。牛乳が売れなくなり、庭木に首を吊って自殺しました。「牛を殺して自分が生きられるはずがない」と心の底では共感する気持ちはあります。でも、生きていかなければなりません。支え合って生きていきましょう。力を合わせて生きていきましょう。
2014年7月10日 坂口

 齋藤様、温かな絵を送っていただきありがとうございました。絵を掛けるクギをホームセンターでようやく探しだし、買って参りました。正面玄関に絵が飾られ、私の売ったクギで落ちないで良かったと安堵しました。絵がかかった瞬間、鮮やかな緑が目に飛び込んで、心がフヮーと温かくなりました。これが癒しと言う事でしょうか。掲示板にあった絵の説明を読んで「生きる力を与えてくれる絵なんだ」と改めて実感しました。生命力を湧き立たせる感動の絵だと思います。一枚の絵を作成するまでには沢山の思いと命を削るような戦いの中、描いていただいたのではないでしょうか。いつまでもお体を大切に、これからも多くの人を支える絵を描いてください。
2014年7月31日 大山

 癒しの中にも満ちたパワーを感じる絵です。自分も何かできそうな気がしてきます。このパワーを東北へ。
2014年8月 椎名

「がんばれ ナラの木」、玄関に飾られた絵は、のびやかに凛とした姿で皆包んでくれています。ありがとうございました。
2014年8月 荒木

 空に村って伸びる木に生命力の力強さを感じ、畏敬の念を抱きました。東北の皆様もいろいろな思いを持っていらっしゃるでしょうけれど、前を向いて進まれるよう応援しています。
2014年8月 矢口

 地面にしっかり根をはって力強く空に向かってのびる樹木の絵からは元気と勇気をもらえます。言葉にしてしまうことでその思いが軽い思いになってしまうようで言葉にできませんでした。まだまだ苦しみから抜け出せない人々がいると思います。自分に何が出来るのか?いつも考えます。一時の支援だけでは、何も解決しないことだとわかっています。毎日、自分に出来ることを精いっぱいやることが、自分にできることだと思っています。
2014年8月 廣岡

 「復興、再建」と一言で言っても、先は長いと思われます。東北から離れている私たちも「3.11」を忘れることなく、私たちにできる支援として生産品の購入等を続けていこうと思っています。
2014年8月 釣