里山記録 いなぎ里山

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2014/5/23 サツマイモの苗の生命力

2014年05月23日 | インポート

グリーンワークのメンバー及び協力会員の皆さんにお願いです

25日の森フェスに来る方は、コンサートが終わった後にお客様を安全に誘導するため「懐中電灯」を持参してください。誰のものか判らなくなる恐れがありますので名前を書いておいてください。

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 雨が降ったので、18日に補植したサツマイモの苗がどうなっているか見にきました。

 今年の畑の乾燥は、あの川島会長が水をやれというくらいだから本当に異常な状態だろうと思われました。

 11日のサツマイモイベントで植えたサツマイモの苗がほとんど枯れてしまったように見えたので、17日に100本以上の苗を補植しました。

 今日見てみると枯れてしまったものもかなりありましたが、それ以上に多かったのは枯れたように見えてもシッカリ復活した苗が多数あったことです。

Cimg0437_2

この写真は、中央の小さい葉をつけているのが5月11日に植えて、18日の時点で枯れてしまったと判断された苗です。この苗を残します。

手前は、18日に補植した苗で、見たところ枯れてしまっているようです。多分復活してくると思われます。再度葉が出てきたら除去しなければならないので、完全に枯れてしまって補植していない場所に移植してみようと思います。

 

Cimg0434_2

 

 

 

 

 

(左は私の畑のサツマイモです)

奥の小さい葉がついているのが最初に植えた苗で、手前の枯れているように見えるのが補植した苗です。

おそらく補植した苗も復活するでしょう。

最初に植えた日は5月11日で、枯れたと判断して補植したのも18日で、里山と同じ日です。

 

途中で水をやったことの効果があったかどうかは不明です。

 

 

<里山の様子>

麦が色づきだしました(6/7・8麦刈り予定)        じゃがいもの花(レッドム-ン)

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● 発芽期の雑草取りから見た「里芋」と「落花生」の栽培方法の違い

 先週行った落花生の雑草取りの時に、特に打ち合わせをしなかったせいもありますが里芋の除草の時と私の対応が違っていたことに戸惑われた方もいるようです。そのあたりを少し書いてみます。

①発芽しないリスクの回避について

 里芋は種イモも大きく深く植えるので、発芽しないリスクは回避方法がありません。そのため最近流行の種を「横に置く」「逆さまに置く」方法を取り入れている農家は多くありません。

 落花生は、畑に種を撒くタイミングに合わせて、育苗ポットに種を撒いておくと畑と同じか少し早いタイミングで発芽します。この苗を補植に使うことにより発芽しないリスクは確実に回避できます。

②雑草取りで苗を傷つけて成長を阻害するリスク

 いずれも芽を傷つけないよう慎重な作業が要求されるが、慎重さの程度が里芋は落花生に比べて大幅に緩めることができる。

 サトイモの芽を作業で多少傷つけてしまっても、それによって里芋が成長が止まるということはないので、作業効率とのバランスで大胆な作業が許される。

 一方、落花生は発芽した芽を切ってしまうと替わりの芽が出てくることはないので、その作業だけで株の欠落が生じてしまう。補植以外に地策は無い。従って、発芽と作業ミスを予測して補植用のポット数を決めることになる。

 (除草作業で芽を切ってしまっても影響がない本数)

  =(補植用苗の本数)-(畑の発芽していない本数)=慎重な作業の程度

 落花生は、大きくなってからの除草作業で株を傷つけるケースも多い作物なので慎重な作業が要求される。

 

 ほぼ同時期に、同じ道具を使った同じような名前の作業でもこのような違いがあります。つい説明や打ち合わせを省いてしまうと、他のメンバーに戸惑いを引き起こしてしまうということを実感しました。なにか川島さんの気持ちがわかったような気もしました。

 

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 明日は、森フェスの準備作業です。具体的には良く判っていません。

 畑の仕事は、山田さんしか上手にできないトマトの誘引と支柱建て、毎週行う小松菜の種まき、麦のネット掛け(少し早いかも)、脱穀機の整備、畑および周辺の雑草刈りなどが候補です。

 できれば午前中に終了できるようにしたいと考えています。

 

 明後日(25日)の集合と役割分担は、明日小林さんから説明があると思います。

 


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