サトイモ収穫体験全2回の2回目です。19家族約50人の参加となりました。
スタッフは女性が6人男性が4人で計10人です。
午前中はポカポカと暖かく収穫体験が始まる頃には23℃ほどになり、サトイモを掘り起こす作業をしていると汗が流れるほどでした。昼頃から急に風が冷たくなり天気が変わることが実感できました。
朝礼で酒井代表より来年度の運営について重要な事項が伝えられたが、今年度の具体的活動については来年度以降の影響を受けず、既に計画されている作業を確実に実施することが求められていると考えます。3月までの具体的作業は、育苗中の豆類苗の植え付け、肥料作り、落ち葉の堆肥づくり、玉ねぎ畑の準備と植え付け、ジャガイモ畑の確保(石灰を絶対に巻かないこと)と植え付け、土壌改良を目的とした大麦の種まき等々・・・やることは沢山あります。
(1)サトイモの収穫体験(第2回)
①受付の作業
通常業務として名簿の確認、出欠受付、参加費徴収、参加者案内、質問受付、来場者数集計等の他に販売品の準備として、サトイモ以外の収穫体験を伴わない野菜の準備、収穫体験が出来る野菜の生育状況確認といった仕事があります。
昼前に青梗菜の種まきをした畑は、この上の写真右側のマルチフィルムをはった畝のニンニクの奥側です。
➁サトイモの収穫体験
いつもの企画行事と同様に、10:00~酒井代表の概要説明があり、10:20~から塩沢リーダーの説明が行われた。
今日も前回と同じ小屋前の「ドダレ」の畑で収穫を行った。収穫する予定は18mの畝が3.5本、約75株でした。前回同様スタッフが事前にスコップでサトイモの株を慎重に持ち上げておいたので、参加者による収穫はかなりスムーズに進んだと思われます。
これだけの株数があると参加者が追加購入した分も含めてコンテナ2箱程度の余りが出たようです。今日は前回に比べ親芋の持ち帰りをご希望される方はやや少なめだった印象があります。
親イモと子イモは分離してそれぞれ別のコンテナに収納し、子イモは販売用とし親芋は来年の植え付けに使うので室(ムロ)に保管します。今回の収穫で親芋はコンテナ3箱になり、次回の収穫作業の時に得られる分と合わせればほぼ必要量を確保できると推定される。
先週と今日の作業の中で約15kg程度のコンテナを運びましたが、特に腰を痛めることが無かったので安心しました。
③サツマイモの収穫体験
オプションでご希望者だけにサツマイモの収穫体験を行いました。品種は「紅あずま」で約20mの畝1本分だけでしたが、参加したご家族には大好評でした。
収穫後の掘り残しチェックは酒井代表を中心に行いました。
サツマイモは掘り残しが多く体力勝負の力仕事でした。お疲れ様でした。
(2)その他の作業
①トラクタかけ
11月中に苗の植え付けをるタマネギ畑は、朝礼の時に今日収穫が終了したサトイモの畑とその隣接部とすることが決定した。西村さんが石灰を撒いてトラクタをかけてくれました。また、ジャガイモの畑が決定次第トラクタを掛けてくれるそうです。ジャガイモは弱酸性からやや酸性でないと収穫が難しいため石灰は絶対に撒かないことになっています。
現時点での次の候補地は、ゴーヤ、シルクスイートの跡地が上がっています。来年度は5回程度の収穫体験を企画したいそうです。連作障害を避けるためには理想的には3年程度同じ場所を避けるべきですが、現状の圃場面積では企画の無い夏野菜を制限しないと5回の企画を続けることは困難と思われます。
➁種まき
昼までに確認できたのは、女性二人がニンニクの奥側に青梗菜の種を撒いています。5穴マルチの全ての穴に3粒、多分150穴以上撒いたのではないかと思われます。青梗菜のように非常に粒の小さい種の数を数えて正しい種まきをすることは根気の要る作業です。因みに、先週知人に頼まれて青梗菜よりずっと楽なタマネギの苗を50本5穴マルチに植えた作業をしただけで、太ももの内側が痛くなっています。
③雑草取り
ニンニクから大根、白菜までの畝の小さい雑草を手と小さいオカメで取り除く作業をしました。約1時間程度の作業です。今晩雨が降ると、折角掻き出した雑草が生き残ってしまうかもしれませんが、このまま放置すると来週には大きくなってしまい今日の倍近い作業量になると思われたので、とにかく取り除くことにしました。