里山記録 いなぎ里山

【第1部】いなぎ里山の作業記録
【第2部】75歳で農作業に再挑戦
【第3部】里山を卒業

2022/10/29 サツマイモの収穫体験(4)

2022年10月29日 | サツマイモ

 サツマイモ収穫体験の企画としては最終回の第4回になりますが、今週中間で幼稚園の芋ほり体験が実施されたので、作物としては5回目の収穫になります。

 今日の参加スタッフは、女性4人男性4人の計8人で、男性は私を含む3人が午前中だけの参加となりました。

(1)サツマイモの収穫体験(4)最終回

 参加家族数・人数は不明ですが、前回同様25家族60人程度と思われます。

①受付

 受付では、来場予定名簿のチェック、参加費回収、来場者数の集計とPalへの報告、販売野菜の収穫と陳列、その他来場者さんからの質問対応等限られた時間内で多様な仕事があります。

 来場者さんからは収穫作物の品種や特徴、調理法、保存法等結構難しい質問も多いようで奥さん方にお願いすることが適切な場面が多いようです。

➁収穫体験

 今日も全体説明は酒井代表がビニールハウスの側で行い、収穫手順、掘り出し方、イモヅルの片付け、注意事項等は塩沢リーダーが行いました。

 収穫後の熟成(糖化)期間が必ず必要で、ベニハルカ、シルクスイートの2品種は1か月以上を要すると伝えています。因みに一般に流通している「シルクスイート」は9~10月に収穫し12月から本格的に流通し始めるそうです。

 また衛藤さんは、保存期間について来場者さんの質問に答える中で「ベニアズマ」は年内に消費するよう勧めています。これは適切なアドバイスだと思います。

 収穫体験はスタッフ全員で取り掛かり、ベニアズマ2畝、ベニハルカ2畝、シルクスイート2畝の収穫をしました。

 会費に含まれる持ち帰りは合計で3kg、超過は4Kgまでとし超過分は1kgあたり300円としたので、超過した方が多かったようです。それでも収穫できずに畑に残ったサツマイモはベニハルカ2畝でした。来週からのサトイモの収穫体験に来場された会員または11月21日の委員会の皆さんの中の希望者に掘っていただく予定にしています。

 来場者さんの収穫体験が終わると、イモヅルのハウス横の集積場所への廃棄、掘り残しのチェック掘りを全員で行いました。男手が4人なので結構ハードな仕事でした。

(2)その他の作業

①ゴーヤのネット撤去

 塩沢リーダーが支柱から外そうとしたところ、どういう訳かネットの端の部分に通してある黒い紐が外れていて、正しくするために相当苦労されたそうですが、修復するのが困難だったようです。

➁除草:今日と先週の除草

 朝礼でビニールハウス下側のブロッコリー畑とハクサイ畑の小さい雑草を除草をすることになり、サツマイモの収穫体験が始まるまでに終わらせるべく、橋爪さんと私でオカメとレーキを使って作業をしました。雑草はこのように小さいうちに処理すると仕事の負荷も小さく効率よく処理できます。

 写真手前側の大根畑は、先週(10/23)午後に女性スタッフが大根のオロ抜きと同時にきれいにしてくれていました。

③その他:冬野菜の手入れと収穫

 ミズナ、ほうれん草等販売用野菜の収穫、カブ等の手入れ

 午後からの作業は記載できないので、次回写真を撮って掲載します。

 今日も十分な作業量でしたが農作業なら何とかこなせそうです。

 来週からは、年内最後の大型栽培作物のサトイモ収穫が開始されます。品種は従来の品種(多分”土垂”系)に加え早生種の「石川早生」が植わっているそうです。

 


2022/10/23 サツマイモの収穫体験(3)

2022年10月23日 | サツマイモ
 先週のサツマイモの収穫体験(2)を休んだので(3)となります。
 今日の参加スタッフは、女性4人男性5人の計9人で、男性のメンバーは全員午前中だけの参加となりました。今日まで3日間稲城市民まつりが開催されており、朝から花火やアナウンスが里山にも聞こえてきています。
 今日参加された会員の方の家族数と人数は不明ですが、前回同様25家族60人ほどと推定されます。
 
 今日も5年ぶりにお目に掛かるご家族がいらして久しぶりに会話を交わししました。参加された会員の方とお話しをすることが里山での最大の喜びです。(写真はご本人のご了解を得ています)
 
(1)サツマイモの収穫体験
 メンバーの男性は全員が収穫体験を担当し、女性は受付、収穫体験、計量、他の野菜の収穫体験準備、販売野菜の準備を担当しました。
 今回は、「紅あずま」「ベニハルカ」の2種類で3Kgまでのお持ち帰りとし、第4回に備えるために超過分は無しとしました。
 サツマイモの出来具合は、紅あずまが極端に小さくベニハルカはまずまずだった。紅あずまがこのような状況になったことは、おそらく里山開始以来初めてのことではないかと思われます。
(収穫後の掘り残しチェックは男性全員で行いました)
 
(2)その他の作業
①北京紅芯大根の畝づくりと種まき
 サツマイモ掘り体験の開始前の時間を使って、夏野菜の下側に橋爪さん、芥田さんと私の3人で大根の畝を1本伐り、上村さんと樋口さんが種を撒いてくれました。近年この里山では、大根の畝は幅広に作り1畝に列で種まきをしているそうです。そのため畝づくりでは3列分の土を掘って盛り上げるため結構キツイ作業になります。
 今日播いた北京紅芯大根とは、中国原産で大根とは言いながら大きめのカブのようなもので、皮の直ぐ内側から赤くなる品種のようです。酢漬けが一般的だそうです。
 
 
その他の種まき・苗の植え付け等についてはシッカリ確認できていませんが、ナバナの苗の他にいろいろな作物が植えつけられています。
 下の写真は先週撒いたカブ、小松菜、防虫ネットの中はキャベツです。
 
 
 下の写真右側は10/18に多分塩沢さんが撒いた三浦大根で、畝の右側が深くなっている理由はこの場所の土を2回掘り上げているからと思われます。
 左のマルチには10/9に植えたニンニクから芽がでてきています。
 
 今日の作業では、大根の畝づくりとサツマイモの掘り残しチェックで鍬を使う力仕事でした。冗談で「畝を切る前に息が切れた」と言ってますが、本当に息が切れました。

2022/10/9 サツマイモの収穫体験(1)

2022年10月09日 | サツマイモ

 今日の参加スタッフは、女性が4人男性が6人計10人です。 

 相変わらず午前中のみの参加となりましたが、5年ぶりにたくさんのご家族と会話ができお子さんの収穫を喜ぶ声が聞けて私も楽しい雰囲気に浸ることが出来ました。

 5年ぶりにお目に掛かったご家族(写真掲載のご了解をいただいています)

(サツマイモの収穫体験(1))

 今年のサツマイモ収穫体験は、コロナの影響で1回あたりの募集人数を減らして10月中に4回開催する計画です。今日はその第1回でPAL会員の参加人数は25家族約80人ほどだったようです。因みに2017年10月9日は52家族167人でした。

 今年の栽培品種は、ベニハルカ、シルクスイート、ベニアズマの3種類で、各種1Kg合計3Kgお持ち帰り、追加は1Kgまでで300円。

①収穫方法の説明(塩沢さん)

➁収穫体験(写真省略)

 8家族の3組に分けて3種類のサツマイモを収穫。

 参加者にツルを切って集積場所まで持ってきてもらう。

 男性スタッフ全員で3品種に各2名が張り付いて収穫を支援した。

 (25家族で1品種2畝程度必要)

③掘り残しチェック、畑の均し(私以外の男性5名)

 3本鍬を使うことが多いがスコップでもできる。

④切り取った芋づるの廃棄(私の担当)

 ツルは竹林入り口手前の場所に廃棄。25家族分で運搬車5台分になった。

午前中の他の判っている仕事

 秋ジャガの寒さ対策として雑草取りを兼ねた土寄せを行う。左端の後方の株は極端に生育が遅れているものがあり、これらは収穫が困難かもしれない。

 写真左側に、先週移植作業したネギが植わっている。

 来週に追肥と土寄せを計画しているそうです(塩沢リーダー)。

※代表より、サトイモの土寄せの方が緊急度が高いと指摘在り。

先週の追加記録

(1)ダイコンの種まき

 塩沢さんが9月28日(30日)に畝を切り、種を撒いたものが発芽している。

 ①新八州:大根の生漬け専用種

 ➁冬自慢:青首

 ③おふくろ:育てやすく病気に強い”中ぶくら型大根”

 ④総太り:耐病青首の代表的銘柄

 今後、三浦大根を撒く予定だそうです。

 

先週草殻をした畑にトラクタをかけてくれています。

来週10/16日は、駐車場の抽選があり1時間程度遅れるかもしれません。

 

 

 


2022/10/2 秋冬企画の準備作業

2022年10月02日 | サツマイモ

 10月からは、スタッフの人数制限も外れたので、ほぼ1カ月ぶりに午前中だけ参加しました。今日も30℃近い気温となりましたが、さすがに10月ともなると風が爽やかで作業の疲れも心地よい半日になりました。

 参加スタッフは女性4人、男性は私を含んで6人の計10人で作業が始まりました。今日の主な作業は、来週から始まるサツマイモ、サトイモ収穫の企画に来場されるパルシステム会員の方を迎えるために、特にサツマイモ畑の雑草をキレイに取り除く作業をメインに進めました。その他に雨で流されたブロッコリーとカリフラワーの補植、これから栽培する予定(ニンニク、二十日大根等)の作物のためにトラクタかけ等が行われました。

(サツマイモ畑の除草作業)

最初に塩沢さんが刈り払い機で周辺の雑草を刈り取ります。

(サツマイモ畑の除草作業(紅あずま))

(サツマイモ畑の除草作業)

芥田さんはトラクタの運転ができるマルチプレーヤーです。今日の作業では、じゃがいも畑だった所にトラクタの前に少量の石灰窒素と鶏糞を畑一面に薄く撒き、その後除草作業をしていました。

 

(今日私が担当した作業は雑草の刈払いです)

 夏野菜の下側の大根の跡地と奥側の雑草が繁茂している場所が担当で、私が刈り取った後の片付けは橋爪さんと芥田さんにお願いしました。

 始める前は、予定時間内に最後までできるかどうか心配したのですが、暑さも厳しくなかったことと身体が刈払機の使い方を覚えていたようで途中休憩を挟んで約3時間程度の作業も無理に頑張らなくても処理できました。

(その他の作業)

 ブロッコリーの品種は不明ですが脇芽が採れる種類で、カリフラワーは紫の品種だそうです。ニンニクは午後から5穴マルチを敷いて植えつけになると思われます。吉井さんによると単純なチドリでは少し密になるので工夫してもう少し間隔を広げるようアドバイスを受けた。

 今日も午前中だけの参加で、他のメンバーの作業の様子をを撮りに行く余裕がなく記録できませんでした。

(追加記録)

 先週9月28日(水)に塩沢さんが大根畑を3畝作り種を撒いてくれました。種まきから90日程度で収穫出来るので年末には収穫出来ると思われます。

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来週のサツマイモ収穫企画では掘り出した時のお子さん達の喜ぶ声を聴くことが私の一番の楽しみです。