昨日(私は休み)に引き続き恒例の年末野菜の販売第2日目です。スタッフは女性6人男性5人計11人です。今日は女性スタッフの皆さんが里山で採れた野菜をふんだんに使ったイモ煮を昼食に用意してくれました。
(里山では既にロウバイ(蝋梅)の花が咲き始めました)
(1)野菜の販売
販売のための野菜の準備は、葉物はいつも通り事前に収穫し、サトイモや京イモのように既に収穫した作物を販売できる状態に仕上げる作業があります。特に京イモやヤツガシラを仕上げる作業は、私を除くスタッフの全員で作業を進めました。その他に大根やブロッコリは参加者の方の収穫体験をサポートします。
(2)その他の作業
①秋ジャガの収穫
今年の秋ジャガはアンデスレッド1種類です。昨日3畝の収穫を行い、今日は残った2畝(コンテナ2箱ほど)を掘り出しました。アンデスレッドとしてはやや大ぶりの物が多かった印象があります。
来年度用の種イモは昨日の収穫分から確保されています。里山で使用するジャガイモの種イモは、毎年必ずウィルスフリーが保証された種イモをJAルートで購入していますが、アンデスレッドに関してのみ入手が容易ではないので里山で収穫されたものを消毒して使用しています。
➁竹林の整備で発生した竹の処分(最終)
既に何回となく行われている竹の処分作業もいよいよ最終回を迎えることが出来たようです。まだ畑には伐採木の一部が残っていますが、竹は全て処理ができ綺麗に片付いています。最初から最後までこの作業を中心的に進めてくれた衛藤さんには感謝です。
③野良坊菜の間引きと移植
この作業は例年年末までに完了していたとのご意見があり、急遽小屋前のほうれん草跡に畑を準備し移植してもらいました。この畑はこれまでに沢山の肥料が投入されており石灰も撒かれているので、肥料用に切った畝には里山ボカシを0.5袋と少な目に施肥しました。また株間は約40㎝となっています。
5年ぶりに手押し式耕運機(エンジン駆動)を使いました。農家用の樹種なので重量もあり運転には相当力が必要となるもので上手く出来るか少し心配していました。約18mの畝1往復約10分程度の作業を無事終えることができ少しほっとしています。夜になって右手が少し痛いようです。
その他
スタッフのいも煮
女性の皆さんで、里山のサトイモやハクサイ、人参、ネギを使っていも煮を作ってくれました。食べる都度里山のサトイモの美味しさを実感しています。
(NPOの皆様にお礼:今年の最終作業日を終えて)
ピザのイベントにお声を掛けていただき、6月19日からほぼ4年半ぶりに里山の作業に参加しました。離れてみると、里山は何とも言えない心地よさがあります。ご一緒に作業をさせていただき有難うございました。