今日は、事務的な用事があって里山に来たので、作物の生育状況を点検した。何となく全般に順調に生育しているように感じました。ここまでの作物は、概ね10日ぐらい早めに出来ているようです。
リーダーのYさんは桑の実酒用の収穫をして手が紫に染まってしまいました。また、Yさんはトマトの手入れをしてくれました。トマトはYさんが26日に手入れをしたのですが、今日になるともう手を入れなければならないほど脇芽が伸びていました。
<桑の実(マルベリー)>
食用種を栽培している桑は、実の色が黒くなったら熟して美味しくなります。昔は赤とんぼの歌に出てくるように、どこでも畑には桑の木が植わっていました。東京では今では珍しいものになっています。会長が、桑の品種開発をしているので、この里山には食用種が植えてあります。
先週から今週が最盛期を迎えているので、会長が色鮮やかな桑の実酒を作るそうです。
<麦茶の原料になる大麦>
大麦は6/8・9に刈り取りと脱穀をします。約1カ月間ビニールハウスで乾燥させ7/6・7に焙煎をして麦茶を作ります。昨年は、大麦が収穫適期と作業日が合わず、実が少し青みをもった早目の収穫になったが、今年は多分大丈夫でしょう。
<大麦より1週間遅く収穫する小麦>
小麦はまだ青く収穫は暫く先になるでしょう。小麦は収穫して小麦粉にし、イモ煮会のすいとんにしたりピザの生地に使用します。
<順調に生育が進むジャガイモ>
6/23、6/29・30に収穫します。白い花が咲く「きたあかり」や「ダンシャク」は比較的早い時期に収穫でき、花が薄紫の「アンデスレッド」は遅い収穫になる予定です。
<今年は順調かな?ラズベリー>
今年は樹の勢いが回復しているように感じられます。赤く色づき始めたので、6月下旬にはラズベリー摘みとジャム作り体験ができるでしょう。このラズベリーはインディアンサマーと言う生食用の甘く柔らかい種類です。東京では一時ラズベリーを栽培している農家さんも多くあったようですが、収穫に手数が掛かるので今ではあまり流通していない希少な高級品として、あるいは趣味的に作られているようです。