里山記録 いなぎ里山

【第1部】いなぎ里山の作業記録
【第2部】75歳で農作業に再挑戦
【第3部】里山を卒業

5/29 桑の実と大麦・小麦

2013年05月29日 | 夏野菜

 今日は、事務的な用事があって里山に来たので、作物の生育状況を点検した。何となく全般に順調に生育しているように感じました。ここまでの作物は、概ね10日ぐらい早めに出来ているようです。

 リーダーのYさんは桑の実酒用の収穫をして手が紫に染まってしまいました。また、Yさんはトマトの手入れをしてくれました。トマトはYさんが26日に手入れをしたのですが、今日になるともう手を入れなければならないほど脇芽が伸びていました。

桑の実(マルベリー)

 食用種を栽培している桑は、実の色が黒くなったら熟して美味しくなります。昔は赤とんぼの歌に出てくるように、どこでも畑には桑の木が植わっていました。東京では今では珍しいものになっています。会長が、桑の品種開発をしているので、この里山には食用種が植えてあります。

 先週から今週が最盛期を迎えているので、会長が色鮮やかな桑の実酒を作るそうです。

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麦茶の原料になる大麦

 大麦は6/8・9に刈り取りと脱穀をします。約1カ月間ビニールハウスで乾燥させ7/6・7に焙煎をして麦茶を作ります。昨年は、大麦が収穫適期と作業日が合わず、実が少し青みをもった早目の収穫になったが、今年は多分大丈夫でしょう。

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大麦より1週間遅く収穫する小麦

 小麦はまだ青く収穫は暫く先になるでしょう。小麦は収穫して小麦粉にし、イモ煮会のすいとんにしたりピザの生地に使用します。

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順調に生育が進むジャガイモ

 6/23、6/29・30に収穫します。白い花が咲く「きたあかり」や「ダンシャク」は比較的早い時期に収穫でき、花が薄紫の「アンデスレッド」は遅い収穫になる予定です。

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今年は順調かな?ラズベリー

 今年は樹の勢いが回復しているように感じられます。赤く色づき始めたので、6月下旬にはラズベリー摘みとジャム作り体験ができるでしょう。このラズベリーはインディアンサマーと言う生食用の甘く柔らかい種類です。東京では一時ラズベリーを栽培している農家さんも多くあったようですが、収穫に手数が掛かるので今ではあまり流通していない希少な高級品として、あるいは趣味的に作られているようです。

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5/26-27 無農薬か減農薬か

2013年05月27日 | 農薬等

●5/26リーダーのYさんがトマト、ジャガイモ、カボチャ、レタス等の葉物畑にアブラムシ対策の農薬を散布した。散布した時間帯は、メンバーが持ち帰る野菜を収穫した後の3時頃からでした。また、農薬の希釈は規程どおりの2000倍に薄めて使った。この濃度は、家庭で使うハエ・蚊退治用殺虫剤の約10分の1程度の濃度と推計されます。今回選んだ農薬は、基準ではの産物の出荷前日から3日前まで使える、短期間で無害化(人間には安全で、有害物質が残留しない)するものです。

●アブラムシは、カボチャに大量発生しトマトにその兆候が現れ始めています。因みに、Yさんと私の畑ではトマトにアブラムシの発生がみられています。

★先日のサツマイモ植え付け体験の時に、参加した一般会員の方から「無農薬が絶対に良いのですよね」と質問されました。無農薬生産は農家の労力・経済的負担が極端に大きく生産量も安定しません。消費者が購入価格がいくら高くても良く、生産量も安定しないので欲しい時に手に入らないことがあっても良いなら、健康のため無農薬が良いのではないでしょうか。現実的な落とし所は、安全で低価格な農産物が欲しいわけですから、すぐに無害化する農薬や化学肥料を使って、それらの使用量を必要最小限に絞った農法が、消費者にとってベストではないでしょうかと回答しました。

★里山でも減農薬・減化学肥料に取り組んでいます。

 (1)肥料は、ミネラルを含んだ魚粉、油粕、米ぬか、鶏糞等の有機肥料に少量の化成肥料を混ぜたものに、雑木林から集めた落ち葉の堆肥で4倍に薄めて使用しています。

(2)農薬は、虫害・病気の発生時に限定して、農薬の規定の濃度で規定の回数以下の頻度と収穫までの期間をおいて使っています。これは、人間が病気やけがになった時に薬を使うことと同じで、安全な用法・用量を守って使っています。

●(3)虫の天敵を活用したIPM(Integrated Pest management)農法を部分的に取り入れています。

 ナス畑の周りに、トウモロコシの仲間の「ソルゴー」を植えます。ナスが大好きなアブラムシは、もっと好きなソルゴーに集まります。そのソルゴーにはアブラムシの天敵の昆虫(テントウムシ等)が集まってアブラムシを食べてくれます。このような大事な作物を害虫から保護してくれる働きをする植物をバンカープランツと言います。残念ながら、まだこの時期ではソルゴーが大きくなっていません。

ソルゴーの苗の生育状況(5/27現在 我が家の育苗セル)>

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<庭に咲いたニンジンの花>

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<シュンギクの花>

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5/26 暑く長い雑草との戦いが始まる

2013年05月26日 | 除草

・今日の作業は、大きく分類すると(1)植付 (2)トマトの手入れ (3)春夏野菜の収穫 (4)雑草取りに分類される。

・私は、朝から同僚のNさん、今年から協力会員になってくれた隣の「みはらしの家」に住むOさんの3人で雑草との格闘をした。作業の順番は①ジャガイモ ②タマネギ ③次のジャガイモ ④下の畑のサトイモの順で、オカメを使って行った。3人とも暑さで少し疲労を感じながらも、水分補給をまめにして乗り切った。

 この時期に刈り取ると夏場が楽になるので午後3時頃から1時間、刈払機でC区画の一部、隣のFさんの畑との境界の雑草を刈った。森の舞台の下側は順次刈り取る方針。

★ 初めての実験:タマネギ畑で刈り取った雑草を畑の中に穴を掘って埋める。

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●タマネギの畑から出た雑草だけは、タマネギと落花生の間の三角形の非耕作エリアに穴を掘って埋めてみた。この手法は、ごく小さい雑草の処理法としてはかなり一般的だが、今回の大きさでは分解が進むか少し(大いに)不安がある。

(その他の人の仕事)

(1)生姜の植付:A区画。従来種=新ショウガで食べることに適した種類と根ショウガが大きく育つ新種を植える。新種は株間を広くする。

(2)トマトの芽掻き(無駄な芽を取り除く)&斜め支柱追加:芽掻き作業は、農作業リーダーのYさんしか上手くできない。今回斜めに1本支柱を立てたトマトに2本目の支柱を追加した。結果V時になるので2本立てと同じだが、この方法の方が理にかなっている。

(3)春夏野菜の収穫:今年は全体に10日程度早く収穫時期を迎えている。レタス、大根、ミズ菜、エンドウ、ねぎ。

(4)ラズベリーの手入れ

(5)入口の斜面からハーブ園を侵食している草を抜き取り、せめてレモンバームとアップルミントを救い出す。

今日の川島語録

 雑草は小さいうちに刈ること。目に見えないうちに処理すること。

 =目に見えるものだけではなく、周辺の土の表面をかき混ぜるだけで、人の目には見えにくい芽が出始めたものや根が伸び始めただけの雑草を退治できる。これが、「草を見ずして草を刈る」と言うこと。そしてこれに周囲の畑以外のエリアの雑草を刈って、種子が飛場ないようにして、面的に雑草のはびこりを防ぐのが本当の対策と言うことらしい。

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5/25 Tさんと仲間のピザパーティー

2013年05月26日 | ピザ

いなぎめぐみの里山ではピザ窯施設の貸し出しをしています。

今日は、会員のTさんとそのお仲間(飲み仲間だそうです)がこの施設を利用されました。男女各8人、10家族大人16人での会合でした。チョット計算が合わないのは、良く分からないのですが1人で参加した方が居たらしいのです。

<幹事のTさん / チョット気合いが入ったショット>

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<盛り上げ役担当のマジシャン>

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<最初の乾杯の風景>

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・焼いもから始まってピザを40枚作りました。

・お持ちになったピザソースは、メンバーの中に料理の専門家がいるらしく、手作りのトマト味と本格的なジェノベーゼ、名前は判りませんがアンチョビ入りのソースのようでした。

●里山をご案内し、今ではあまり見かけることがなくなった桑の実を摘んでもらいました。この桑は食用の外来種で、食用の桑はマルベリーと言われています。少し持ち帰った方がジャムにしてくれたかもしれません。

●里山特産品のラズベリージャムをすごく高く評価していただき、沢山購入していただきました。大人の女性だったので、やや酸味のあるジャムの良さが判ってもらえてのかと、少し自慢です。6月下旬には、生食出来るラズベリーが収穫できるので、是非ご家族でラズベリー摘みに来ていただければと思っています。

●とても爽やかな皆さんでした。また是非ご一緒に楽しいひと時を過ごす機会が持てたらと思っています。最後に、会場費とジャムで里山の売り上げに(保全活動)にご協力いただき有難うございました。

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5/24 里山の年次総会

2013年05月24日 | インポート

NPO事務所で17:00から約1時間年次総会が開催された。

(1)24年度会計報告:①Net 14,000程度の赤字 ②人件費が対前年30万円程度増えた。23年度は、数年来で最も少ない(約80万円)年次。 ③その他の経費は前年横ばい。少額償却資産が30万円減った。 ④野菜の売り上げが100万円に届かず70万円だった。

(2)その他 ①南山開発にかかる新しい街づくりに取り組む一般財団法人 エリアマネジメント南山が5/1に設立されたので、当NPOも団体会員として参画する。 ②理事で正会員のEさんが里山に太陽光発電の機器を寄付してくれることになり、建設計画をたて設計ができたら、里山メンバー全員で設置作業をすることになった。

 明日はPAL会員のTさんが、仲間とピザ窯施設を使ってパーティーを開くことになり、その準備に追われています。明日も40枚ぐらいのピザを焼くことになると思います。施設の利用料もいただけるので、里山の手作り麦茶を大量にもらったので、明日参加される方々に昔ながらの手作り麦茶を差し上げることにした。また、Tさんのご希望によりサツマイモの焼いもも作ることになった。

 ピザ窯で作る焼いもは、廉価な紅あずまという種類のサツマイモを使っても小売価格が4倍もする「安納いも」のような蜜イモが作れます。これはチョットした私の自慢です。 

 My畑 :サトイモは4本目の芽が出た(全7本) トマトが順調に花を咲かせ始めている。ニンジンは発芽数が少ない。ホウレン草も少ない。

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5・18-19 落花生 夏野菜 肥料 川島さん名言集(1)

2013年05月20日 | 川島さん名言集

<落花生(品種:半立ち)>

離れた下圃場(H区画)に18日は一般会員(7家族13人)、19日は年間会員(21家族63人)の落花生種蒔き体験を行った。畝数は15畝。ネットは18日に2.5mの鉄柱を周囲に8本立て、中には短い鉄柱を6本立てた。ネットは2枚を繋ぎ合せて使用。肥料はボカシを1畝あたりバケツ3杯=約1袋使用。

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<夏野菜の植付(追加)>

①大型トマト:川島さん特製品の追加 10本  

②ミニトマト:2番目のアーチ奥側両面 約15本  

③キュウリ:手前側2本は接ぎ木、横に繁茂する種類のため間隔約1m、他の種類は縦に伸びる普通の種類のため間隔約40cm

④スイカ:支柱無しで防風用の囲みを立てる 8本 

⑤モロッコインゲン:去年のアーチ下に種を撒く(Nさん)

⑥採種用野良坊菜のネット架け:数株ごとに紐でくくり、アーチを設け全体にネットを架ける

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<肥料(【里山ボカシ】)の成分と手順>

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①魚粉等の配合肥料 30g入り 1袋  ②油粕 20kg入り 1袋  ③鶏糞 15kg入り 1袋  ④高度化成(14-14-14) 20kg入り 0,5袋。

⇒手順1:①~④を良く混ぜ【里山配合】を作り、18?缶1杯分を袋に詰める(5袋)。

⇒手順2:18?缶1杯分に18?缶3杯分の落葉堆肥を混ぜ、18?缶1杯分を袋に詰める【里山ボカシ】(4袋できる)。

※里山ボカシは、殆どの作物に利用するが、ホウレン草は里山配合に黒い顆粒の石灰窒素を混ぜる。

<川島さん名言集(1)>

『普通(教科書)の栽培方法と品種改良や栽培技術の進歩の影響について』

(1)キュウリの育て方は、一般に普及している廉価な「節々に実がつく上に高く伸びる種類」のキュウリについて書いているものが多く、新しい〇〇種のように横に伸びる蔓に実がつく品種では間隔を空けて植えなければならない。今日の格言『植える品種特製により栽培方法が替わる』

(2)トマトの支柱は1本立てて、活かす2本目の芽の出た方向に2本目の支柱を立てることが正しい。最初から2本立てる場合は。2本目の芽の方向を見極めて植え付けること。最新の2本芽の苗を使う場合は、最初から2本の支柱を立てることも可能か。去年は、最初からV字で2本の支柱を立てた。今年は 、1本を斜めに立てる(斜めに生長させる手法は、ハウス栽培でかなり普及している手法で苗の本数を抑え1本の苗で長く伸ばし、楽な姿勢で多段収穫できる)。

(3)①農家の作業負荷を軽減するため、低い位置で収穫できるトマトやキュウリの開発が進んでいる。 ②同じ圃場で、間断なく同じ植物を生産するためには、台木の種類が異なる接ぎ木の苗を使うことで連作障害を回避している。

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5/14 保育園児によるサツマイモ

2013年05月15日 | インポート

 午前10時30分ごろから城山保育園の園児60名によるサツマイモの植え付けが行われました。

 場所は、サツマイモ畑の下側3畝で約150本を植えた。なかなか行儀のよい子供たちでスムーズに進行した。その後落ち葉の堆肥置き場でカブトムシの幼虫を捕まえて持ち帰ってもらった。

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<この日の作業記録>

(1)落花生のネットを本格的な防鳥ネット方式に張り替えた。YリーダーとF氏の2人で2時間以上の作業。

(2)季節の小松菜の種採り用ネットでは小型の鳥には効果が薄いので、ネットの外に張り出した枝を紐で括り、その上でネットを二重化した。

(3)インゲンを植えたアーチに蔓が絡むよう、目の粗いネットを掛けた。

(4)昨日植え替えたネギの根元に土を掛けた(肥料は、里山配合+鶏糞)。

(5)下の畑(E区画)の雑草(アカザ)を刈り取った。アカザを放置すると個の面積でも処置に1日以上の時間が掛かる。これで近隣農家から雑草処理のクレームは無くなる。

<土を掛ける前のネギの植え替えの様子>

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my畑 トマト3本のうち2本にやっと花がついた(トマトトーン散布)

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5/12 サツマイモ植え付け ネギ植え替え

2013年05月12日 | 種蒔き・定植

<サツマイモの植え付け/年間会員>

 年間会員22家族63人が、1家族当たり10本のサツマイモの苗を植え付け体験。リーダーのYさんが全員を一人で説明。会員の体験活動終了後、里山のスタッフが約800本の苗を植えた。品質の高い苗が入荷したので城山保育園は14日(火)に行うことになった。

<その他の今日の作業>

 ①ネギの植え替え ②サラダ菜・青梗菜の苗植え ③インゲンのネット整備 ④ラズベリー畑の雑草取り(2日目 まだまだ続く) ⑤野菜の販売(ホウレン草、葉大根、ネギ、小松菜)

 ビニールハウスの傍に大量に植えた分ケツ型のネギは、1本⇒2本⇒4本⇒8本に分ケツした物が「優良」なもので、3本や6本は出来が悪い不良品でこれは販売したりスタッフが持ち替えrことにしている。優良なものを引き抜き、1本1本に分離して隣に作った増産用畑に植えた。これがまた8本に分ケツして増えることを目指す。

<畑の肥料投入量>

★キュウリ15mアーチ下 2本の畝  ぼかし 4袋  鶏糞(15kg)2袋

★ネギ新しい場所 :たてたネギの前後に麦わらを敷く

 急に暑くなったので、休み休みやったが あ~あ 疲れた 明日はMy畑の整備をする。

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5/11 さつまいも & カラスと知恵比べ

2013年05月11日 | インポート

<5/11 今日の作業記録> 

(1)サツマイモの植え付け小雨の中を3家族16人の方が来場された。

 今年はサツマイモの苗が、生育が悪くまだ入荷していないので、会長が近くの園芸店で購入した苗を使って今日の一般会員向け体験と明日の年間会員向け植え付け体験を行うことになった。

(2)撤去野菜による防草マルチ

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 野良坊菜はそのままの状態で、ブロッコリーは太い芯を以外の枝を防草マルチとしてナス畑に敷いた。肥料効果は小さいが枯れた後に地中に鋤込むことで土壌を良好な状態に保つ効果が期待される。芯の部分は雑木林の中の梅の木の周囲に捨てた。

(3)その他 ①隣のK氏の畑との境界の草刈り ②離れた下の畑の通路側の草刈り ③インゲン、カボチャ用のアーチにネットかけ準備 ④青梗菜等の畑の耕運。

★会長から「ホタルブクロ」を刈り取らないように指示があった

<カラスとの知恵比べ>

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4/22に早生種の落花生の種を植え、カラスに種を食べられないように防鳥ネットを張った。去年と異なり今年は隣の畑にネットで覆う作物を植える計画があったので、本格的なネットを張らず簡易なアーチ棒を使った低いネットにした。

5/9 会長が畑の点検をしていてカラスが落花生の種を殆ど食べつくしていることを発見した。普通、鳥は釣り糸や細いネットがあると羽に触ることを嫌い近づかないので安心していたが、どうやらネットの上に乗ってネットの隙間から種を啄んだようだ。多分カラスは学習効果で防鳥ネットがたいして危険ではないことを知ったらしい。緊急の処置として、写真のように鉄棒の先端にペットボトルを差しネットを高くしてこれ以上食べられないようにした。同じ種を取り寄せ、入手でき次第再度植えることになった。カラスを甘く見て簡易な根とで済ませたツケが約半日分の作業量としてかえってきた。

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5/9(木) サツマイモの畑づくり

2013年05月09日 | インポート

 週末に「サツマイモの苗の植え付け」イベントがあり、畑づくりは当日では間に合わないので、急遽準備作業を行った。朝は少し肌寒く10℃ぐらいだったが最高気温は26℃まで高くなった。熱中症にならないよう気をつけながらオヤジ3人で作業をした。あ~あ疲れた。

 里山のサツマイモは3年ほど不作が続いたので、昨年は、栽培場所をD区画に変更し地元で「野菜作り名人」と言われているFさんに植付の指導を受け、その結果大豊作となった。今年もFさんに指導に来てもらった。

<記録:作業内容・手順 / ノウ・ハウ

 ※稲わらは、束のまま置いて分割すると散らからないで奇麗な畑ができる。。

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<記録>

(1)栽培場所:D区画(2012年から同じ場所) 

   ・畝間隔90cm(90cmでは、連続してマルチを掛けられない)

   ・マルチ 稲わらを敷いた一番上の畝に掛けた

   ・畝長約18mx15本、12mx2本、8mx2本、総延長310~320m

   ・これだけでは植える場所が足りないので、D区画の山寄りのネギを        

    植えかえた後の場所に植える(後日作業予定)

(2)予定本数:約1,500本

(3)事前作業:苦土石灰(マグネシウムを含む石灰)を撒いて耕運する

  (今回は、今日の作業で他の肥料と一緒に撒いた)

(4)肥料等 :①苦土石灰 20Kg袋 1,6袋  ph中和

         ②稲わら(13畝、麦わら6畝) 吸水量を抑える

         ③米ぬか 2.7袋(米袋) 窒素分

         ④過リン酸石灰 20Kg袋 1袋 (火山灰地へのリン酸補給)

☆火山灰地は、リン酸が土に固定化され植物に吸収されにくい。苦土石灰はマグネシウムの働きで、リン酸が吸収されやすい状態になるらしい。

☆稲わらが不足し13畝だけになった。残りの6畝には麦わらを敷いて違いを調べる。境目の稲わらの畝にマルチを掛けた。

☆イベント用に畝2本だけ元肥を見える状態にして、イベント当日、来場者が埋めることにした。

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5/6 里山でピザパーティー

2013年05月06日 | ピザ

5/6 里山でピザパーティー

 ピザパーティーは、いつも参加した方の満足度が高いので、準備は面倒ですが”やって良かった”と感じています。

 今年から里山活動の協力会員と応援隊になった方を中心に、私を含め10家族大人19人子供3人が参加した里山ピザパーティーを開きました。今日の東京は25℃を超えて暑かったようですが、熱いピザ窯の前でほぼ3時間立ちっぱなしでピザを焼いていたので気温が高かったことは気が付きませんでした。

 準備は、共通資材の在庫確認と補充購入、20?の水タンク2個の運搬等で家と里山を4回往復。バジルはまだ育っていないので苗を購入してハーブ園に植えた。

 この日は朝早く起きてスイーツピザ用にリンゴを蜂蜜で煮たり、マヨジャガ用にジャガイモをレンジでチンしたりして8時ごろまでに里山に行った。

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 10時30分に皆さんが集合し、11時から焼き始め2時ごろまで約40枚のピザを焼いた。嬉しいことに、近隣農家のUさんがお孫さん2人を連れて、掘りたての筍を持って参加してくれました。F氏が会場で本場のタイ風カレーを作ってくれたので、チーズを載せただけのシンプルなピザを焼いて皆で食べました。これは頗る評判が良かったので、F氏は次回もカレーを作ることになると思います。

☆ピザ生地の「捏ね」をお願いしたI氏が今度は「焼」にチャレンジ
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 皆さん楽しんでいただけたようで、次回は7月27日(土)の竹あかりコンサートの日に開こうということになりました。


<里山の畑の状況>
 午前8時30分に確認したところ、5/4に植えたナスとトマトが朝なのに萎れた状態だったので、畑のリーダーのYさんに連絡して水遣りをした。

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5/4・5 夏野菜の苗を植える

2013年05月05日 | 夏野菜

 5/4 B区画にトマト、ナス(千両2号?接ぎ木は少し)、ピーマン(京みどり、他)の苗を植える。シシトウは場所が足りないので、A区画のウド側に植える。畑が全体的に肥料分低下と判断されたので、尿素(栄養分は窒素)を一つまみを溶かした水をたっぷりと撒く。

先週の作業の修正

<野菜マルチ>:ブロッコリーの幹・根は太く短期間でつぶれないため、これを敷いた畑は作業性が悪いので根と中心部は雑木林の中に廃棄する。野良坊菜と小松菜はそのままアーチ下にマルチとして使用する。

<畝間隔>畝間が狭いので作業性が悪く収穫時に隣の作物を傷める可能性があるので1本畝を減らしA区画にシシトウの畑を作った。

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 トマトは株間70cmに2本の竹支柱をV字に立て、その支柱に誘引テープで固定する。

 ナス、ピーマンは株間1mとし、鉄製の支柱を地中深く差ししっかり固定する。

 <会長からの指導>:当初のトマトの支柱は1本で、2本目の芽が出たところで、その芽を誘引する支柱を立てることが正しい。

<5/4 My畑に夏野菜を植える>

 トマト3本、ナス3本、ピーマン1本。7日にミニトマトとキュウリを植える予定。

 ナスには深さ30cmの所に大量の元肥をいれた。表皮の柔らかい、そして甘い秋ナスを収穫できるよう工夫(剪定・根切り)してみるつもり。

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収穫が終わった野菜の活用

2013年05月01日 | 肥料

  今日は、5月6日のピザの会の準備で里山に行き、ピザを焼く道具を道具の点検と消耗品の在庫確認をし、ハーブ園にバジルを植えた。

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(収穫後の野菜の処理) 野良坊菜と小松菜、ブロッコリーを引き抜いて夏野菜の畑に敷いた。雑草防止、肥料効果、夏場の乾燥防止もあるが、狙いは枯れたら畑にすき込んでバクテリアの活動を活発にし土壌改良に役立てること。

 一昨年はラズベリー畑に敷き、去年は夏野菜畑の準備が撤去時期に終わっていなかったので、ハウス裏と東南斜面の雑草防止目的に使用した。

 課題は、夏野菜畑の準備ができる前に引き抜かなければならない野菜の処分とその前後に発生する刈り取った雑草の処分です。

 里山の畑も本格的に野菜、雑草からの堆肥づくりの研究を進めなければならない段階に入ってきたようです。

 今年は、ここ数日GWとしては気温が低いので、まだナスやトマトの苗を植えるのは適切ではない。東京ではGW明けに苗木を植え付けることが適切と言われている。

 夏野菜の畑は、連作障害を防ぐため10年はA区画、11年はC-1区画、12年はC-2区画、13年度はB区画と移動した。来年は、D区画かA区画に戻ることが良いと思っている。

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