里山記録 いなぎ里山

【第1部】いなぎ里山の作業記録
【第2部】75歳で農作業に再挑戦
【第3部】里山を卒業

2022/7/18 サツマイモ畑の除草

2022年07月18日 | 雑草取り

今朝の天気を見て私でも役に立つことができそうな除草の仕事があると思い里山に来てみました。

ハウスの下側の追加のサツマイモ畑は、茎が茶色い大きくなる草がまだ抜き取ることが困難でないものが多いと見えた。今以上大きくなると時間と手数が掛かるので、今週にも処理するべきと考え着手してみました。今日も安全を考え制限時間は2時間以内と設定しました。

(着手前の状況:畝5本とも草が勝っている状況だが、大きく成長した雑草は多くない)

手順1:写真左側のサツマイモが植えられていない畝)

・畝づくりをしてサツマイモを植えていない畝の除草から始めた(写真左下コーナーから左の畝1.5本分)

・雑草は畝も畝間も除草用オカメで地中の根を切る方法で行い、レーキで清掃し取り残しを除去した。

処理時間:草の刈り取り 約20分  片付け 約10分  取り残し処理 約10分  計40分

 

手順2:サツマイモが植えられている畝)

・ハウスから一番遠い向かって左側のサツマイモが植わっている畝から始めた。

・背が高く成長する雑草は原則手で抜き取る。株の根元に生えているものも抜き取る。

 処理時間:草の抜き取り 約40分  片付け 約10分  取り残し処理 約10分 計60分

 

(処理後:サツマイモが点在するように見える畝が手順2の畝)

・雨が予想されるので抜き取り・刈取りした草は畝間に置かない。

 手順2の方が丁寧な方法だが、現時点では出来るだけ農機具を使って効率的に処理することが求められていると考えます。次にこの場所の処理をするときは除草用オカメを使って処理してみます。8月になればサツマイモが優勢になってくると考えています。ただ唯一の心配は、この場所のサツマイモの成長が普通に比べて遅く感じられるので雑草の負の影響を受ける可能性がある事です。

 

 


2022/7/12 レモングラスを移植

2022年07月12日 | 雑草取り

 我が家で育てていたレモングラスを里山の入り口付近のいつもの場所に移植する計画をしていました。この時期は植物の移植は枯れてしまうリスクが大きいが、雨が降って地表の温度が高くならない日があれば可能と考えていました。今週は雨の日が多く特に今日は雨量が多いとの予報があったので、急遽午前中に移植を実施しました。夕方確認のために里山に再度出かけましたが地表温度が低かったので移植は成功すると信じています。

レモングラスは、スタッフが使うほかに来場者の方でご希望の方にお持ち帰りいただくことを目的に植えています。若いお母さん方には大変好評で里山のファンづくりに寄与していると思います。

<今日の雑草処理>

21日から始めた玉ねぎの跡地の雑草が少し大きくなったので取り除くことにした。特にマルチを残している畝は、マルチの穴から生えている雑草が成長してきて、来週あたりには取り除くのに大きな手数が掛かるように思えたので今のうちに取り除いた。

この写真のマルチの穴から生えた背の高い草と、その根元に生えてシッカリ根を張る草(いずれも名称不明)をできるだけ小さいうちに処理しなければならないと考えています。

(除草後)

マルチの穴の草は手で抜き、その両側の除草済みの畝は除草用オカメとレーキで処理をしました。計3畝の処理時間は、おおむね40分と軽い作業で済みました。マルチは出来るだけ早い時期に撤去した方が良さそうです。

<他の方の作業>

小屋前の斜面及び畑との接点まで刈り払い機で刈り込んでくれています。何方の作業か判りませんが、今日は吉井さんが来ていたのは事実です。

小屋前のハウス横の伸び放題の草はきれいに刈られ、しかも草を被せて刈った後の草が伸びないような処置がとられていました(枯れ具合から、おそらく10日の作業で㋩ないかと推測しています)。

刈取り後の枯れた草はトラクタをかける前に片付けないとトラクタに絡みつき故障の原因になります。

 

 


2022/7/10 今日からサマータイム

2022年07月10日 | 雑草取り

今日からサマータイムで7:00集合、11:00作業終了の予定で男女各5人の参加でスタートです。私は現在の体力に合わせ早めに終わらせていただくようにお願いし、10時には里山を離れました。。

今日の作業の中心は作物が植わっている畑の除草とジャガイモの掘り上げです。

<作物の畑の除草と手入れ>

刈払機によるサツマイモ畑、夏野菜畑の除草は、先週に引き続き塩沢リーダーと鈴木さんのお二人が、サツマイモ畑の草刈カマでの手作業は芥田さんが、面倒なトマトの手入れは橋爪さんが行っていました。

 

 

サトイモ畑の畝間に麦わらを敷く(写真なし)。

酒井代表と芥田さんが担当された麦わら敷きは水分を特に欲しがる作物の土の乾燥を防止と雑草の生育を阻害するために行うことは知っていましたが、微生物を増やす、病原菌を減らす効果がある事は知りませんでした。

 

<ジャガイモの掘り上げ>

パルシステム会員の2回のジャガイモ掘り企画と麦茶の焙煎のオプションで実施した計3回の収穫体験では、持ち帰りの量が想定よりやや少なかったようで、アンデスレッドが7畝分残っていました。スコップで掘り易くす男性2人から3人と移植ゴテで掘り出す女性4人で午前中に終了できるところまで来ました。

(掘った人の印象)

・アンデスレッドは、1株あたりのイモの数は少ないが形が大きい(経験的にアンデスレッドは小型のイモが多くでき、大型のイモは少ない印象がある)。

・アンデスレッドの任期は例年より低かったようだ。

・今日のジャガイモ畑の土は本当に硬かった。

 

今日の私の仕事

3日にやり残した小屋前のサトイモ畑の3畝分の土寄せを予定していましたが、小さい雑草が目立つように成長していたので除草をし、レーキを掛けて乾燥させることにしました。この畑の作業を終えてジャガイモ畑に向かいスコップで掘り出し易いような作業を続けました。

一度除草を終えて約2週間経ったサトイモ畑の手入れに要した時間は累計で4.5時間程度です。深く大きく根を張る草を小さいうちに除去しておけば畑の手入れの負担が軽くなることを実感しました。平日、不定期で短時間しか里山に来られない私が役に立つのはこの辺りの作業かなと感じています。

・今日休憩からそのまま帰宅してしまったので農機具の清掃と片付けをしないまま里山を離れてしまいました。片付けていただいた方にお詫びとお礼を申し上げます。

・近いうちに運ぶ方法を工夫してレモングラスの苗を里山に植えます。

 

 

 

 


2022/7/3 麦茶の焙煎のはずが雑草対策

2022年07月04日 | 麦茶の焙煎

里山の行事は麦茶の焙煎で15組約50人の方が参加して行われました。

焙煎の作業は、麦を焙煎するガスの熱と釜自体が発する高温の環境で麦が焦げ過ぎないように常時大きなヘラでかき回して稲ければならず、スタッフの負荷は大変大きなものがあります。私が今日の活動に参加した目的は過酷な作業の交代世要員として加わる事でした。

<麦茶の焙煎>

 来場者の方は楽しんでいますが常に作業をしている焙煎スタッフは、猛烈な熱さとかき回しで腕が痛くなり大変す。今年は例年に比べ、大麦は米袋2袋程度だったので、今日中に終わらせることが出来たようです。

受付が終わったら主に焙煎を担当する以外のスタッフは、焙煎の様子を見て順次畑の雑草取り、ジャガイモの掘り出しに取り掛かります。

<その他の仕事>

ジャガイモの取り残しを点検しながら、残ったジャガイモを掘り出した。来場者の方に収穫体験をしてもらうと取り残しが結構あるので大切な仕事です。

 

(主に女性5人に手伝える男性が加わり、見事に除草されたサトイモ畑)

サツマイモ畑は、サツマイモの葉が茂って雑草が負けるまでが勝負時で、キレイな除草できることは重要だが将来サツマイモの葉の上に出る大きな草や1本で大きく根を張る草をを刈ることが最重要と考えています。その意味で刈払機を使って効率的な除草をすることは大正解だと思います。

 鈴木さんは私が初めて会うことが出来た刈払機を使う女性です。

<今日の私の作業予定と結果>

家を出る時の思惑では、1時間早く来て30日に出来なかったサトイモの除草を2時間で終わらせ、おおむね10時頃から麦茶の焙煎を2時間できれば期待されていた自分の役割を果たせると思っていた。

実際には、予定になかった追肥とこれに伴う本格的な土寄せが入り、また写真右側の伸び放題の草の除草も加わったこと、さらに作業開始から3時間近く経つと作業能力が急速に低下し4時間近い作業でも7畝中4畝しか完了しなかった。次回残りの3畝を行う予定です。

他のメンバーから、再三にわたって「無理をするな」と声を掛けていただいたおかげで途中で止める勇気をもらいました。3日の夜はブログを書く気力も失せてしまったので4日に書いています。現状の私の自信をもってできる作業時間は2時間程度が限度であることを再認識しました。

(7/5追記) 川島さんに指示された追肥の量は、ハウス内に保管されていた里山ブレンドボカシを畝間に2袋分です。

 

 


2022/6/30 後期高齢者農作業適性セルフチェック(#01-3)

2022年07月01日 | 雑草取り

今日の作業では、現在の自分ができること調べを継続しながら自分の活動が組織全体の活動の中で役に立つ方法、作業場所の優先順位付けなどを考え乍ら進めた。

5日連続の35℃超えが予想される猛暑の中で、今日も十分な注意をはらって作業をした。作業時間は90~120分を限度に、休憩は開始後1時間に1回10分とその後は30分に1回5分とし、制限時間になったら片づけをし直ぐに止めることで進めた。

「雑草取り」は作物の栽培計画が良く判っていないと何とも言えないが、次のように考えた。

①玉ねぎの跡地の未除草の場所はこれ以上繁茂することは無いので、次の栽培予定が確定するまで急ぐ必要性は低い。作業済みの場所は、今後の作業が軽い作業ですむよう追加の処置をする。

➁サトイモ畑は、既に皆さんで除草をしているが、多分2週間が経過し追加作業が必要な段階にきているように思われるので、実際に作業をしてみてどの程度の「重さ・軽さ」で出来るのか体験する。予想では、今なら「軽い」作業で出来る。今なら根を傷めないで除草できる。

 

①玉ねぎ跡地の除草済みの場所の追加処置

(除草後1週間の現状)

取り残しの根を大きく張っていた雑草を小型の除草「おかめ」で根を切り取り、その後畑全体をレーキで強く引っ掻くことで残った根を引き抜き、新たに発芽した極小な芽を抜き取る。今後はレーキで表面を搔くだけで良い状態が維持できると思われる。

レーキで表面を引っ掻くだけで効率的に大きな面積を処理できそうな他の場所は、トラクターをかけた大麦の跡地大部分が候補と思われます。

 

➁サトイモ畑の除草

(小屋前のサトイモ畑の現状(2~3週間前に除草済み))

草長5㎝程度の小さい草が茂っている。一部の場所は除草が面倒なタマネギ畑と同じ根が張った草が生えている(写真左上端)。

テスト的に2畝半ほど除草用オカメを使い、表面を搔き落とすような軽めの作業で行い比較的短時間で終わらせることが出来た。オカメだけではサトイモの株元の小さい草は取り切れないが、搔き落とし土を戻すことでかなり解消する。

この時期に行う上で大切なことは、大きく成長すると取り除くのに大変でサトイモを痛める可能性が大きい茎の太くなる草(例えばアカザ)も、この時期なら無理なく取り除けることもポイントと思われる。

(作業後の畑)

3日の麦茶焙煎には午前中だけ参加できるので、作業リーダーの塩沢さんのご意向も伺って、私の作業計画を組み立てていこうと思っています。