Feeling Good / RANDY CRAWFORD & JOE SAMPLE

JAZZ

ジャズ・フュージョン界で一世を風靡したクルセイダーズのピアニスト＆キーボード奏者ジョー・サンプルと、R&B女性シンガーのランダィ・クロフォードによるコラボアルバム。
この二人、今年の東京JAZZ 2007に出演が決まっている。
たまたまキャンディ・ダルファーやランディ・ブレッカーが出演する9月21日に追加出演となったが、実はこの日のチケットは既に入手済みだ。
なんか懐かしい感じがしてちょっとネットで調べたら、二人によるこの「Feeling Good」が昨年リリースされていることが分かった。
そこで予習もかねて聴いてみようと即アルバムをゲット。

ドラムはスティーブ・ガッド、ベースにクリスチャン・マクブライド、ギターにレイ・パーカーJrなどが名を連ねている。
バリバリフュージョン・アルバムかと予想していたら、アコースティックで、馴染みのスタンダードも多いアルバムだった。
もちろんジョー・サンプルお得意の上質なフュージョン・アレンジも多い。
そして何よりランディ・クロフォードの伸びやかなボーカルがすごくいい！
ポップ・ボサノバ・スタンダード等、それぞれを見事にソウルフルに歌い上げている。
乾いたハートにじわっと染込んでくるようだ。さすがは大御所。

個人的に特に気に入っているのはタイトル曲である01.の「Feeling Good」、03.のスタンダードナンバーの「But Beautiful」、04.「Rio De Janeiro Blue」、09.「When I Need You」など。
03.や04.などはいろんなアーティストがカバーしている曲だが、この二人によるバージョンもおしゃれでなかなかいい感じだ。

予想以上にこのアルバムがいいので、東京JAZZでの演奏が非常に楽しみだ。
きっとホットでスタイリッシュな夜になることは間違いないだろう。

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