おやぢタイプ

音楽とマラソンと、時々、映画と府中

ABBOT KINNEY / LOVE PSYCHEDELICO

2010-05-30 18:27:01 | Music
ROCK

J-WAVEで流れていて非常に気に入った曲があった。
アコースティックなロックで、明るい感じのナンバーだ。
英語で歌っている女性のボーカルもいいし、曲の感じもスゴくいい感じ。
アメリカのアーティストだと思っていたが、実は LOVE PSYCHEDELICO の「ABBOT KINNEY」だった。
実はその後も 2度程同じ事を経験した。
「あれっ、この曲、聴いたことあるなぁ。誰だっけかなぁ?」
「かなりいい感じで、好みのタイプの曲だ!」
そしてアメリカのアーティスト名を期待して、結果、「ああ、そうだったデリコだったなぁ」と・・・。
まるでデジャブのようだが、単にちょっとボケてるだけである

実は LOVE PSYCHEDELICO は、ほとんど聴いたことが無い。
男女 2人組みのユニットであることくらいは辛うじて知ってるくらい。
なんかもっと骨っぽいロックのイメージがあったが、他のグループと勘違いしているかも知れない。
とりあえず非常に興味もあるので、アルバム『ABBOT KINNEY』を買ってみました。

ところでアルバムタイトルの『ABBOT KINNEY』ってどういう意味だろう?
人名のようだが、歌詞を聴いていると "Walkin' on Abbot Kinney Street"と言っているので、通りの名前なんだろうな。なんて考えていた。
答えはアルバムについていたオビの裏にあった。
オビ裏にはサンタモニカの地図が印刷されていて、真ん中に "ABBOT KINNEY" というストリート名と " Abbot Kinney Shops" と文字がある。
やっぱり通り名だった。
きっと人名がついた通り名なんだろう。

さて、聴いてみるとアルバム全般を通じて、アメリカン・フォーク・ロックという感じのサウンドだ。
レッド・ツェッペリンとかハードロックバンドのアルバムに入っていそうなフォーク調の曲や、ビートルズやサイモン&ガーファンクルっぽい雰囲気の曲だったり。
ちょっとブルージーで、のびのびとして、いい意味で力が抜けた感じする。

なんといっても KUMI のボーカルが非常にいい!
英語の発音は本物のネイティブで非常にキレイで、歌へのノリがいい。
だからフォークロックサウンドに歌を乗せると英語ネイティブのグループの作品としか思えないのだ。
ストリートライブで聴いたらすごく気持ちが良さそうだ。

さて、調べてみると以前は本作と違って、結構ロック色が強かったようだ。
このサウンドも好きだが、骨太なロックも大好きなので、そのうち以前の作品も聴いてみたい。
いい音楽にめぐり会えた気がする。


お気に入り度: 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿