おやぢタイプ

音楽とマラソンと、時々、映画と府中

ウィ・アー・ザ・ワールド :25 フォ・ハイチ、歌っているのは誰?

2010-03-01 00:21:10 | Music
「ウィ・アー・ザ・ワールド 25 フォ・ハイチ / We Are The World 25 for Haiti」のビデオはもう観ましたか?

25年前に大ヒットした「We Are The World」のリメイクで、ハイチ大地震の救済チャリティとして録音されたものだ。
現在のアメリカを代表する70人以上のアーチストが集結している。

1984年にイギリス・アイルランドのアーティストによるエチオピアの飢餓救済プロジェクト『バンド・エイド』が発表したチャリティ曲「Do They Know It's Christmas?」の成功を受けて、アメリカのアーティストが立ち上げたプロジェクトが『USA for Africa』。
このプロジェクトが1985年にリリースした曲が「We Are The World」で、作詞・作曲はマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチー、プロデュースはクインシー・ジョーンズが手がけていた。

あれから25年。
クインシー・ジョーンズとライオネル・リッチーの呼びかけで、セリーヌ・ディオン、カニエ・ウエスト、ウィル・アイ・アム、ファーギー、アッシャー、メアリー・J・ブライジ等のポップ・ラップを代表するスター達が集結した。
そして"We Are The World"は新しいバージョンとして蘇った。
2月12日にiTunesからリリースされたシングルは150円、ビデオクリップが300円、アルバム(シングルとビデオの組み合わせ)が450円でダウンロード出来る。
ちなみに、収益金はすべてWe Are The World基金に寄付される。
自分はまだダウンロードよりCDで買うことが多いが、iTunesからの配信のみで販売されているようなので、アルバムをダウンロードした。

やはりスタジオでの収録の模様を収めたビデオが観ていて楽しい。
強烈な個性を持つトップ・アーティスト達が、短い小節で魅せる最高のプレゼンテーション。
誰が歌っているかすぐわかる人、ビデオを観てなるほどとわかる人、ビデオをみてもわからない人などなど・・・。
25年前はほとんどの出演アーティストの顔と声と名前がわかっていたが、2010年版は知らない人が多い。
昔の方が洋楽を熱心に聴いていたんだろうね。

ちなみに今回リードを取っているアーティスト、誰だかわかりますか?
わからない方は調べたんで、下記を参考にして下さい。

リード・ボーカルの歌唱順 / 出展:Wikipedia 「ウィ・アー・ザ・ワールド」

 1A:ジャスティン・ビーバー、ニコール・シャージンガー、ジェニファー・ハドソン、ジェニファー・ネトルズ
 1A':ジョシュ・グローバン、トニー・ベネット、メアリー・J. ブライジ
 1B:マイケル・ジャクソン&ジャネット・ジャクソン、バーブラ・ストライサンド
 2A:マイリー・サイラス、エンリケ・イグレシアス、ジェイミー・フォックス
 2B:ワイクリフ・ジョン、アダム・レヴィーン、ピンク、ビービー・ワイナンズ
 C:マイケル・ジャクソン、アッシャー、セリーヌ・ディオン、ファーギー
 repeat1:ニコール・シャージンガー、ニック・ジョナス、トニー・ブラクストン
 repeat2:メアリー・メアリー、アイザック・スレイド、リル・ウェイン
 repeat3:エイコン
 repeat4:T-ペイン、ジェイミー・フォックス
 Rap1:LL・クール・J、スヌープ・ドッグ、バスタ・ライムス、スウィズ・ビーツ、アイヤズ、ウィル・アイ・アム、ジェイミー・フォックス、ニプシー・ハッスル、ワイクリフ・ジョン
 repeat5:ジェニファー・ハドソン、メアリー・メアリー
 Rap2:カニエ・ウェスト、ウィル・アイ・アム


しかし、どうしても25年前のバージョンと比較してしまうのは仕方ない事だ。
そして、どうも25年前の方がインパクトがあったような気がする。
ブルース・スプリングスティーン、スティービー・ワンダー、レイ・チャールズ等々いずれも強烈だったが、一番印象的だったのはシンディ・ローパーだった。
このシンディのパートを歌っているのが、セリーヌ・ディオン。
流石セリーヌ。なかなかいいです。
でも、やっぱりシンディの方が好きかな。

マイケル・ジャクソンは25年前のパートの歌とビデオで特別出演。
マイケルが生きていたら、間違いなく発起人の一人だったろうね。

個人的に気に入っているのはリル・ウェイン、エイコン、Tペインが歌うあたり。
普通にボコーダーがかけているあたりが、今っぽくてカッコいい。
特にTペインのパートは、一番"らしい"感じがして好きです。
また、ジェイミー・フォックスがレイ・チャールズのモノマネで体を揺らしながら歌っているあたりも楽しい。

さて、2010年版は原曲に無かったラップパートが追加されている。
このラップ・ブリッジはLL・クール・Jによって作られたパートのようで、9人のラッパー合同でのパフォーマンスだ。
この新しい展開が加わったことで、曲に緊張感と勇気が加わったような感じがする。
この部分、個人的には2010年版の最大の見せ場だと思っている。

その後、カニエ・ウエストとウィル・アイ・アムのなんとも豪華な二人による、ラップの掛け合いでエンディングを迎える。

さて、下記のYouTubeへのリンクでもこの曲のビデオは観れるので是非見てください。
そしてハイチ救済のちょっとした募金にもなるので、気に入ったら iTunesから曲をダウンロードしよう!


We Are The World 25 for Haiti - Official Video

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
これも豪華! (高円寺LOVER)
2016-11-11 11:24:32
丁寧な解説ありがとうございます。
ハイチver.もすごく良いですね!
Rap部分も良いし、大御所も出ていて観ていてとても感動しました。
返信する
コメント、ありがとうございます。 (おやぢタイプ)
2016-11-11 13:27:10
更新をやめて久しいこのブログへのコメントありがとうございます。
たまにコメントが届くと少し驚きますが嬉しいです。
あらためて今見てもなんとも豪華ですよね。
まだ俺様になっていなかった頃のジャスティン・ビーバーが可愛い。(笑)
返信する

コメントを投稿