東野圭吾原作の小説を映画化した『真夏の方程式』を観てきた。
原作は東野圭吾の作家生活25周年特別刊行三部作の第二弾として2011年に発表されている。
ちなみに第一弾はすでに映画化された刑事・加賀恭一郎シリーズの『麒麟の翼』で、第二弾の本作がガリレオシリーズの最新長編小説となる。
ガリレオシリーズはテレビドラマシリーズとしても大人気だが、こちらで取り上げているエピソードはほとんどが短編のエピソードを . . . 本文を読む
史実に基づいた戦国エンタテインメント映画『のぼうの城』を観てきた!
原作は和田竜によってもともと脚本用として作られたものだが、その後自身により小説化されている。
この小説は175万部の大ベストセラーとなり、本屋大賞の第2位にもなった。
小説は自分も読んだが、痛快なエンターテインメント時代劇になっていてとても面白かった。
だから映画化のニュースを聞いてからずっと楽しみにしていた。
ほんとは公開と同時 . . . 本文を読む
石ノ森章太郎原作で、代表作でもあるSF漫画『サイボーグ009』が劇場版映画『009 RE:CYBORG』として公開された。
しかし、これは『サイボーグ009』そのものというより、キャラクターや設定などを利用して、その後のゼロゼロナンバー・サイボーグ達を描いたオリジナルストーリー作品だ。
監督は『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズを手がけた神山健治で、脚本も手がけている。
石ノ森章太郎亡き後、現在 . . . 本文を読む
織田裕二主演の大ヒットTVドラマ、映画、踊る捜査線シリーズのファイナルとなる『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』を観て来た。
このシリーズTVドラマシリーズからずっと観ている。
しかし前作の『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』はイマイチだった。
そしてファイナルに先駆けて先週14年ぶりにフジテレビで放送された『踊る大捜査線 THE LAST TV サラリーマン刑 . . . 本文を読む
クリストファー・ノーラン監督の描くバットマン/ダークナイトシリーズ三部作の最終章となる『ダークナイト ライジング』を観てきた。
今までのバットマンシリーズとは明らかにカラーの違う前二作はとても印象的な作品だった。
アメコミの原作と同じゴッサムシティを舞台とし、同じキャラクターが登場するものの、単なる勧善懲悪だけのストーリーではなくなっていた。
主人公バットマン=ブルース・ウェインの内面の奥深くを描 . . . 本文を読む
ヤマザキマリの大ベストセラー・コミックを実写映画化した『テルマエ・ロマエ』を観てきた。
本当は昨日府中のTOHOシネマズで観て、その後大国魂神社のくらやみ祭へ行こうと考えていた。
しかし、前夜に vit で予約しようと思ったら、初回から3回目までの予約がかなり埋まっていて最前列の3~4列ぐらいしか空きがなかった。
うーん、同じことを考えている人がこんなに多いとは思わなかった。
ゴールデウィーク中だ . . . 本文を読む
東野圭吾原作の刑事・加賀恭一郎シリーズの映画『麒麟の翼』を観て来た。
原作は2011年3月に発表され、作者本人がシリーズ最高傑作という作品だ。
加賀恭一郎シリーズは前作『新参者』がTVドラマ化されており、このシリーズが好きだった。
刑事ものだが、事件の謎解きだけでなく、毎回下町に生きる人々の人物描写や心情を明らかにすることに重きを置いていた。
それになんといっても加賀恭一郎を演じる阿部寛がクールで . . . 本文を読む
トム・クルーズ主演の大ヒットスパイアクション映画『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』を観てきた。
映画観るのちょっと久しぶりだなぁ。
以前は月に一度か二度くらいは観ていたのだが、週末もいろいろと忙しくなり映画館から足が遠のいていた。
定期的に観てると予告編を観ながら次に観る映画を決めていたりするのだが、そもそも映画館に行かないのでどうしても観たいという映画が少なくなる。
しかし『ミ . . . 本文を読む
宮崎あおいと堺雅人が夫婦役で主演する『ツレがうつになりまして。』を観てきた。
うつ病になった夫と暖かく支える妻の夫婦愛を描いた映画だ。
このコンビといえば、そうNHKの大河『篤姫』で、篤姫と徳川家定で夫婦役を演じていましたね。
その二人がともすると暗くなりがちな、うつ病という現代の病に苦しむ夫と二人三脚で支える妻の姿を真摯に、なおかつちょっとコミカルに演じている。
原作は細川貂々の同名のベストセ . . . 本文を読む
ジブリの最新アニメ『コクリコ坂から』を観てきた。
CMで流れる手嶌葵の声に魅了され興味があったが、評判を聞き遅ればせながらの観賞である。
企画・脚本は宮崎駿、監督は『ゲド戦記』以来5年ぶりの宮崎吾郎だ。
1963年の横浜が舞台で、この時代をまっすぐに生きる高校生の少年少女の愛と友情を描いている。
その主人公 海の声を長澤まさみ、俊を岡田准一が担当している。
そのあらすじを紹介すると・・・。
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