2歳女児のリクエストにより、今日の散歩は野比海岸でした。「もう秋ッ♪誰もいない海♪~」とは裏腹に、バーべキュウのグループ、釣り人で海岸は大にぎわいです。
近くで同年輩の人が針に餌を付けているところでした。一本の糸にたくさん針が付いています。「こんなの少ない方だよ、いまねらうのは白キスだよ」餌を付けながら教えてくれます。
その隣では中学生か?それとも高校生?二人組がしています。こちらの釣り竿は半分もないほど短いです。若者らしくにぎやかです。
「ヤッター、かかったー」その若者が近くでは一番先につり上げました。写真撮らせて欲しい旨頼むと「いいすよっ!」自慢げに見せてくれました。「結構大きいナー」「もっと久里浜よりの方がでかいの釣れますよ!」つり上げられたばかりのキスは肌もきれいでおいしそうです。
最初に話を聞いたおじさん「ホラ二匹かかった!小さいけれどな!」とわざわざ見せに来てくれました。そうですね!先ほどの若者のに比べるとだいぶ小型です。それでも数の上では倍です。
そのときです「すいません!奥まで飲み込んでしまって!取れますか?」若者二人組のもう一方の方。どうやらつり上げたものの針を奥まで飲み込んでしまって針が取れなくなってしまったようです。おじさん何も言わずに胸のポケットからそれようのらしい道具を出すと、若者から魚を受け取り針を取り出す作業にかかります。こちらもだいぶ大きな獲物です。自分の方は糸が絡んでしまい、これを直すのに時間かかるんだと言っていたのに、魚を傷めないようにかそれは丁寧に針が抜けるよう何度もやりなおしています。やっと首尾良く抜けました。「ありがとうございます」若者は丁寧にお辞儀をして自分の釣り場に戻っていきます。おじさん一言も小言も言わず、人のために手間を掛けてしていました。おじさんお見事!礼儀正しい若者もすがすがしかったです。素敵な釣り士たちでした。
若者が釣り上げた方が断然大きかったしね!