写真・四季のたより

風景や花などの写真で季節をお届けします。
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春よ来い・被災地に

2011-03-20 18:17:20 | 日記
 東京消防庁、自衛隊、原発を製造した日立・東芝などメーカーの社員、東電の現地社員の本当に決死の活動で、原発事故は少しだけ好転し始めているように見えますが。
相手は科学者でさえすべてが見ているわけではない原子力、素人が軽々に下手な発言は慎まなければいけませんが。
 当初、テレビで「何で海水を注水するか、そんなことをしたらこの原子炉は二度と使い物にならない」と言っていたどこかの教授。キャスターから原子炉の危険性について突っ込んだ質問をされると、答えをはぐらかせていた先生と呼ばれていた人。
 科学者の多くは原子力を広く応用しようとする立場からものを見、発言しているから、いま国民が一番知りたいことにズバリ答えにくいのでしょう。しかし、本当はそう言う人たちの英知を総結集してことに当たるべきと思いますが。

 今度のことで驚いたことがもう一つあります。急激な株安と超円高です。近年企業、特に大企業は従業員の賃金よりも株主の利益を優先し、賃上げはしなくても株主配当は確実に行ってきています。
 そんなに大切にしてきた投資家・投資集団は、いざとなればいとも簡単に企業を見捨て、自分たちさえ儲かればいい、儲からなければいけないと言う行動です。賃下げされても黙々と働いている人たちがたくさんいるにもかかわらずです。
 私には、まるで「はげたか集団」のようにさえ見えます。生活費を補うために投資をしている人、知人に何人もいますがそういう人たちもとんでもない損害を受けてしまったでしょう。

 震災を悪用した詐欺が行われているとも報道されています。これも腹立たしい限りです。海外では「日本人はこんな震災にあってもよく整然と対処している」と賞賛されているというのに。確かに、一部の国ではこのようなとき商店を襲ったり、暴動化したりするところがあります。
 先日の新聞記事に「高校生らしい数人が、自動販売機を壊してペットボトルを盗み出していた。どこに持っていくのか見ていたら避難所でお年寄りに渡していた。」とありました。これも犯罪には違いありませんが、若者の熱い心に感じ入るところがあります。

 早く被災地に春が訪れること願わずにはいられません。

仏の座が群生していました。上から見ると、まるで小さな畑に紫色の絨毯をかぶせたように見えます。


春の代名詞のような風景、この右下まで撮せば小川が流れています。「春の小川」と行きたかったのですが、枯れ草が多くきれいに見えないのでそちらは画面から家はずしました。


花桃が盛りです。



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2 コメント

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Unknown (浦賀)
2011-03-20 22:32:34
ケンサマ

毎日痛ましい映像が流れています 今協力できる事はせめてもの停電位です少し位物が無くてもごはんは十分食べる事ができるし布団にも寝れるし申し訳ない事です 浮かれている場合ではないですね。
フランスの弟が日本の友達から送られたものですが日本を讃える感動のムービーですメールで送ってきてくれましたが 見たかもしれませんが良かったらみてください <http://www.youtube.com/watch?v=IxUsgXCaVtc

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浦賀さん (ken)
2011-03-20 22:59:45
 素敵な贈り物です。感謝!感謝です。

つたないこのブログに入ってくれているみなさん、浦賀さんのコメントに添付されているアドレスに是非ともアクセスしてください。
 被災した日本を世界の人々がどう見ているのか分かります。
 勇気のもらえる中身です。

浦賀さん!本当にありがとうございます。
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