写真・四季のたより

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ダイヤモンド富士 2月8日

2011-02-09 18:04:32 | 撮影旅行

 富士山撮影は通常は朝と夕方です。
日中はどうしてもかすんでしまいスッキリとした富士山にならないからです。
ですから、泊まった朝は5~5時半頃に起床し、外の様子を確かめます。
冬の冷え込んだ朝は「紅富士」と称される、雪の部分が濃いピンクに染まります。
5時、6時カーテンを開けてみますが富士山は雲の中。
また空振り。デジカメだけ手に湖畔まで歩きました。と言ってもせいぜい3~4分の距離です。
山中湖の白鳥は人慣れしています。
遠くにいるのを見かけ、そーと近寄って撮影しようと忍び足で寄っていくと、白鳥の方がこちらに近づいてきました。
聞けば、餌付けされているので人を怖がらないのだそうです。それときっと意地悪なこともされていないのでしょう。


今日は元々予約してある日です。昼間は撮影はしないのでどこかで楽しみを見つけなければいけません。
過去にも、富士山4合目まで行ったり、富士山撮影の大家「岡田光陽写真美術館」などを楽しんできました。
今日は河口湖にあるオルゴール館に行くことに。
1800~1900年初頭の主にドイツやスイス製のオルゴールが展示されています。
屋外では噴水とからくり人形が音楽に合わせて来館者を楽しませます。
ホールでは年代物のオルゴールと弦楽三重奏の演奏がありました。
また、別のホールでは、600本のパイプを使用しているパイプオルガンの演奏も楽しめました。
こちらはびっくりするほど大きな音量です。


3時半、今日こそはとカメラをかついで湖畔へ。
山頂の真ん中に太陽が沈みそうな場所にはすでにたくさんのカメラマンが三脚をたてています。
近くの邪魔にならない所に段取りを始めます。
「今日は良いぞ!」思い、うきうきとカメラの準備です。周りも昨日の沈んだ雰囲気ではありません。
山頂に太陽が沈むのは午後4時16~18分頃。
と、山頂の真上に一塊りの雲!さらに下からは雲がわき上がってきます。
「おい、おいやめてくれ!」「エーまたかよ!」周囲から自然に声が発せられます。
イヤイヤよく見れば彩雲風。これも捨てたものではない。
と、言うわけでこの一枚。


そして予定通り16時19分頃山頂へ厳かに。
それにしてもこんなダイヤモンド富士は初めてです。
残念ながら「傘雲」ではありませんが、まあそれに近い雲がかかったダイヤモンド富士とは。
添付写真はデジカメ撮影のものです。フイルムの出来上がりが楽しみです。




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