7月6日は「君がうまいと言ったからサラダ記念日」7日は「一年一度の逢瀬の七夕」8日は「小暑」そして今夜はテレビで「金子みすゞ物語」を放映すると。全然関係ないですね。
もう10年ほど前になるでしょうか、妻の趣味につきあわされて、銀座松坂屋で開催された「金子みすゞ展」に同行しました。無粋な私はそれまで「童謡詩人」と言われた「金子みすゞ」なる人物についてまったく知識はありませんでした。展示されている詩を見るうちドンドン引き込まれている自分を自覚していました。ある詩の前で足は止まり廻りの騒音も聞こえなくなりました。
私と小鳥と鈴と
私が両手を広げても、
お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は私のやうに
地面を早くは走れない。
私が身体をゆすっても
きれいな音はでないけど
あの鳴る鈴は私のように
たくさんの詩は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私
みんなちがって、みんないい。
理屈は抜きです。私の下手な感想を言っては詞が台無しになってしまいます。
そして2008年4月、妻の強い希望もあって「金子みすゞに会いに行こう」と山口県仙崎に行きました。
この通りの各お店には、みすゞの詞が様々に工夫されて書かれ、外に張り出されていました。
大漁
朝焼け小焼けだ
大漁だ
大羽鰯の
大漁だ
濱は祭りの
やうだけど
海のなかでは
何萬の
鰯のとむらひ
するだろう
松坂屋の展示も見たし、その後全集でも見ましたが、記念館のそれらしき雰囲気の中で読むとまったくちがった感想でした。決して順風満帆な人生(それも極短い)ではなかったのに一体どこからこのような感性が生まれたのか、そう言う意味でも今夜の放送楽しみにしています。
「まさか!秋桜じゃないですよネ!」「いや秋桜だよ、今年は今頃咲いちゃったヨ」
今日初めての卓球グループに参加させてもらいました。基本的には毎週月曜日だけ12時より卓球をしています。今の私にはこれだけにしか参加できません。女性主体のクラブですが、みなさん慣れてらっしゃる!上手な人ばかり。お手柔らかにお願いしますよ。
色づく前、触ってはイケナイような、恥じらいの被写体をうまくとらえてあります。実物より生々しい!流石プロですね。今我が家の雑草園も色とりどりのアジサイが咲き誇っています。
なお、私はプロではありません。定年後写真をさわりだした基礎知識のない素人写真家です。
tera3さん、取り次ぎに感謝です。