戦争法案を巡って安倍政権が重ねてきた暴挙は法秩序の連続性を破壊してしまった。憲法に縛られる為政者が、数の力を背に違憲の法案を押し通す。「法の支配」を根幹から揺るがす事態に、多くの憲法学者は安倍政権によるクーデターだと。
60年安保闘争は、横須賀での集会に参加した記憶はあるが、労働組合による動員の一員だった。しかし、新安保条約は成立してしまったが、その後の労働運動、青年運動が全国的に高揚した。残念ながら労働運動は右傾化し、学生運動は事実上消滅。
今回の戦争法案反対運動は、組織的な動員で集められたのではなく、会社帰りのサラリーマンが、「見ているだけではあとで後悔するから」とデモの隊列に参加、「この子を戦争に取られたくない」と子供手を引いた若い母親が、学生がツイッターで連絡を取り合い集まってくる、芸能人も国会前の集会で発言。憲法学者が、元裁判官が「この事態は許せない」と発言。様々な階層の人、多くの年代の人々がまさに「自主的」に集まり、怒りを爆発させた。60年安保にはなかった事態。
「戦後70年、憲法の理念、民主主義の理念が国民の中に深く根を下ろし、豊かに成熟しつつあることを示している」(日本共産党志位和夫委員長)
日本も捨てたものじゃない!これからだ!
おたふく風邪の孫がいては、外出もままならず。お彼岸の墓参りは一人で。夕方、ラケットのラバー交換を依頼していた人から「これから行く」と連絡あり。明日は本町で午後3時から、新しいラケットでやるか!お孫ちゃん次第。