ニュージーランド・ラグビー:オフ・ザ・ピッチ

ラグビー王国からのそのまんまレポート。子どもラグビーからオールブラックスまで、見たこと感じたことをお送りしています。

ナキ・ボーイズ

2005-12-06 | プレーヤー
「ナキ・ボーイズ」をご存知ですか?
別に「泣きが入ってしまった男の子」というわけではなく、
トム・クルーズ主演の映画「ラスト・サムライ」のロケ地として有名になったタラナキ、
NPCでは毎年下から数えた方が早いタラナキ、
そう、あのタラナキの人=「タラナキ・ボーイズ」のことです。

オールブラックスで言えば、
7番クリス・マソエ
4番ジェイソン・イートン
2番アンドリュー・ホーア
です。

マソエとジェイソンは今回のグランドスラム・ツアーでオールブラックス入りしたピカピカの新人。アンドリューはデレン・ウィットコムのケガで急きょ呼ばれた、フッカーとしてはほぼ4人目の存在。

バリバリのサモア系でルックスもかなり濃い系、実兄がWBA世界ミドル級チャンピオンというスポーツセレブ一家出身のマソエ以外の2人は、雰囲気もルックスもかなりの地味系。

みんながイメージするナキ・ボーイズのまんまなんでしょう、
新聞まで「Farmers, Jason Eaton and Andrew Hore……」と、
2人の名前の枕詞に「Farmers(=農家、この国では酪農家)」
と付けるありさま!

ちょっと、ちょっとぉ、オールブラックスに選ばれてからも、
わざわざ「Farmers」と呼ぶってどういうことよぉ?

(と、「ニュージーランド・ヘラルド」にケンカ売る´▽`?)

>それだったら、
「酪農家のリッチー・マッコウは・・・」
っていうのもやってよね! 
(←酪農民?)
本人が、
「羊を相手にタックルの練習してた。」
と堂々と宣言してるくらいなんだから・・・。

この国の誇り高き(しかもカッコいい!)酪農家を下に見るつもりは毛頭ありませんが、ナキ・ボーイズたちはラグビー王国の最高峰である黒ジャージに袖を通し、プロとしても堂々と国内最高ランク入りを果たしたわけですから、
「彼らのプロフェッショナリズムを尊重してほしい~」
と。別に職業なんか要らないでしょう? ラガーなんですから。

ところで、マソエは来シーズンから完全にウェリントンへ移籍することになりましたね~。(これでナキ・ボーイズではなくなっちゃいますが)

NPCは「ウェリントン」、スーパー14は「ハリケーンズ」となり、 
やっぱり来シーズンは、季節外れのハリケーンが吹き荒れそう♪ 


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