A cat on the Quilt

猫とキルトとテニス好き。日々思ったこと、感じたことを綴っています。

「悪人」観てきました

2010-11-28 | テレビ映画ネタ
マチャヒコと近所の映画館へ

なぜだか公開がこの映画館遅れてまして、やっと観られたんです。

まず、話は知っていたのでどこまで表現してくれるか? はたまた別物に仕上がっているのか?

感想は、素晴らしく良かった。

原作を読んでいなくても、十分に完成された映画になっていたと思いますね。

作品はもとより、私たちには地元を知ってる強みが別の意味で、面白かったです。

光代の職場、大型紳士服店・・・・

地元企業の「紳士服のフタタ」!!!!

出たーー!! フタタやん!!

と、隣のマチャヒコと肘突きあって、笑いをこらえるのに往生しました

あとは、言葉。

福岡、佐賀、長崎、久留米・・・と、微妙に言葉を使い分けてるとこらあたりも、つうには解る

顕著なのは、光代の言った「そがんこと(そんなこと)」、完全に佐賀弁、がばいばあちゃん的な言い方でした。

脇役は九州出身者が多かったので、言葉に違和感はありませんでしたね。

特にマチャヒコがお気に入りだったのは叔父役の、光石研さん(八幡市出身です)

言葉も自然で普通で、マチャヒコ曰く「親父の実家に行ったとき見たことある光景と、聞いたことある会話やった」

ところで、ラストシーンで地元ならではの議論が。

祐一と光代が水平線に輝く太陽を見るシーンがあるんですが・・・これが「夕陽か朝陽か」。

福岡、佐賀あたり日本海側になるので、海から太陽が昇る事はありません。

場所の設定が、佐賀の呼子となっていたのであれは夕陽だと思って私は見てました。

マチャヒコは「色的に朝陽やろ、夕陽はもっと赤かろう」

実際のロケ地は五島列島の灯台。

あそこでは朝陽も見れるそうです・・・まあ、四方海ですからねぇ。

まあ、そんなこんなで妻夫木くんが良かった・・・・が、やっぱり深津絵里が本当に凄かった。

主演は彼女だったのか!!って感じです。

・・・・

余談ですが、息子の友達にわが家は「リトル博多」と呼ばれています。

「友達、来とると? 鯛焼きこうてきたけど(買ってきたけど)食べるね?何人か言わんねよ。」

↑、これ普通に話してます


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