A cat on the Quilt

猫とキルトとテニス好き。日々思ったこと、感じたことを綴っています。

ご近所付き合い

2010-01-10 | 家族ネタ
(今朝も 朝飯貰ってない犬になりすましていたヌン・・・もう騙されません!)

実は2日ほど前、息子が家の真ん前で携帯電話を落とし、気づかずに登校。

それをご近所のおじさんが拾ってくれて、家まで何度か訪ねてくれたらしい。

この地に住み始めて10年ほどなりますが、知らない方でした・・・。

息子曰く「ああ、オレが友達と家の前でキャッチボールしてるといつも話しかけてくる人かな?」

と、心当たりがある様子。

翌日息子連れで、お礼に参ることに。

このあたりは元々農家が多く、勤め人が住むにはあまりにも「カルチャーショック」な出来事が多かったのだが、それも昔の話。

封建的で排他的な場所こそ、いったん仲間と認められると!もうとても親しく、気さくにおつきあいをしてもらえるのだと、最近気がつきました

なので・・・・すごく迷った。

手みやげを持参するか、しないか・・・・

すれば、他人行儀だと怒られるし、しないのも・・・失礼じゃないか?

さんざん悩んだが、持参することに。

ほんのちょっとのお菓子を。

当然、予想の反応で「そんなことしちゃいけない、そんなつもりで持って行ったのではないから」と遠慮させましたが・・・。

「どーーーぞ」

「いやーーー、とんでもない!いただけません」

「そうおっしゃらずに、たいした物ではないのでかえって申し訳ないくらいですのに、おほほ」

「・・・まあ、そんなに言ってくださるなら、おほほ」

ずーーーっと昔、nunkikiご幼少のみぎり、母親と大人たちとの奇妙なこのやりとりを何度も目にしては

「どうせ、貰うんだからさっさと、ありがとう!で良いのに・・・」

と思っておりました

でも、大人になって分かること。

礼儀とか、奥ゆかしいとか、「日本人のこころ」的なものが。

それに、この受け取る人のタイミングもとても絶妙で計算されてないといけません。

固辞すれば、相手に失礼だし、あっさり貰えば自分の品格がちょい下がる。

丁々発止のようで、繊細なやりとりでございました

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