「オレが守る」的世界

トワイライト～初恋～を観た。

ＷＯＷＯＷで録画を、メタボ氏と何の期待もせずに見始めたんだが・・・。

なんだが、不思議な映画。

シリアスなのか、ホラーなのか、純愛なのか、コメディーなのか・・・

画面は一貫して暗めの雰囲気なのに、時々笑えるシーンが入っていたりもする。

もうこうなったら、監督の勝利ですな。

結局最後まで観て感想は勿論「（いろいろな意味で）面白かった」となる。

「この人、○◎に出てた人だ！」とメタボ氏と競争みたいに見つけるほど、顔見知りの俳優さん揃いだった。

主役のエドワードは「ハリーポッター、炎のゴブレット」のセドリック役だった。

お相手のベラは映画「パニックルーム」の逞しい娘。

バンパイヤパパは「ダメージ」のお姉ちゃんのワケあり彼氏。

そして、ほんのチラリとしか出てこないベラの母親・・・・これが、どっかで観たことあるけど、誰だか判らなくて、悩みに悩んだ末、分かりました

「２４」のニーナ・マイヤーズ！！！！

まあ、こんなところでお目にかかるとは

　　　　　

原作はアメリカで１０代の女の子を中心に大ヒットした小説。

観ていて「なるほどなぁ、女の子が夢中になるのも頷ける」と思った。

エドワードが常に口にして、行動でも示す「オレが守る！！！！」のメッセージが随所にちりばめられている。

「オレが守る！」って、どうよ

どんな強いこと言ってる女の子も、こう、こられちゃ目の中お星様マークで相手を見上げちゃうでしょう。

ベラを傷つけようとする輩から守る！の意味もあるけど、自分が彼女を求めればバンパイヤにしてしまう苦悩からも守ってる訳ですが・・・。

ある種性的欲求を押さえる男が、相手（女の子）を大切に扱うって意味にもとれたし、こんなところも女子に人気なのかな？

日本の映画「恋空」にも、主役のヒロに「オレが守る！」って台詞を言わせてるけど・・・。

やっぱり白馬に乗った王子様がいつか自分を守ってくれるために現れる！お話に洋の東西を問わず女の子は弱いってことです。

「草食系」はもてませんよーーー


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