一生物

結婚したとき、母は嫁入り道具としてタンス二棹と、鏡台を持たせた。

東京の狭い２ＤＫのマンションには絶対入らないから、だめだ！と言うメタボ氏と人並みに嫁入り道具を持たせたいと思う母との間で板挟みにあった。

本当はタンスも必要なかったが、母の時代は娘が生まれると桐を植え嫁に出すときにそれでタンスを作ったそうですから、こだわりもあったのだろう。

そんな結婚当初メタボ氏と選んだ家具に、イノベーターのキャプテンという椅子がある。

２５年前なのに未だに同じデザインで売っている。

我が家のはキャスター付き。

１脚２０，０００円前後だったと記憶しているが、値段もそう変わっていない。

デザインが変わらないということは、付属するパーツの買い換えも出来るということでもある。

背もたれとクッションの（以前はキャスターも）買い換えが出来る。

毎日毎日、私の重いお尻を支え続け２５年・・・、良く保つなぁ

タンスの方はとうに蝶番が壊れてしまった

一生物の買い物したかも！とちょっと自慢


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