罰を与える女、その２

（あたしを外にお出しなさい！！と、無言で威圧する女）

ミウは天然なので、とてもこっちが考えてるような事はなさらない、キャラ。

先日、食いしん坊ヌンが私の指を柔らかいパンだと勘違いして、思いっきり噛んだ

痛かったし、腹も立ったんで、ちょっと困らせてやろうと大袈裟に・・・

「痛いよーーー、痛いよーーーーうえぇーーーーん」と小芝居を打った。

ヌンの「やっちまったーー！！」な顔がかわいかったもんだかから、調子に乗ってさらに「うえぇーーん」と泣きまねしてたら・・・。

二階から「トントントントン・・・」と足音高く、ミウが降りてきた。

そして、なにを思ったか、突然、そう本当に突然、

ヌンの首筋に噛みついたのである！！！

マジで！！

あまりの出来事に私、唖然・・・・。

しかし・・・しかし、ヌンの首筋は（背中側）タルタルの皮膚が幾重にもたるんでいて多分傷みも感じず、噛みつかれたことさえ気がついていないようだった。

ずっと私の前でお座りしたまま。

ミウはというと、「ペッツ！！」とヌンの毛を吐いて、不機嫌そうに去っていきました。

友達に話すと

「それはきっとnunkikiを助けに来たのよ、飼い主思いじゃないの」

なんて言われましたが・・・

いや、違う、単に私の泣き声がカンに障って、ヌンに八つ当たりしただけだと思います！

我が家の女は本当に強いわぁ


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