新潟の県北「笹川流れカヤックセンター」の飯山さんご夫妻が、糸魚川の海遊びのロケハンにきてくれた。
発達した海岸段丘と強い引き波、盛り上がってすぐ崩れるダンパーな波質に加え、海岸浸食がすすんで石浜が多くなっている現状では、やはり海遊びには能生の弁天浜が最適で、親不知は中級者以上という私と同じ見解。
都会からあえて冬季は営業できない新潟に夫婦で移住した経緯や経営方針などの話も興味深いが、歴史や民俗学にも造詣が深い人なので、長者ヶ原遺跡やジオパークとコラボしたカヤックツアー案や、丸木舟での佐渡海峡往復、能登遠征の話しで意気投合した。
夜は香取学芸員も交えて露天風呂で2時間近く雑談。石浜ではシーカヤックが痛むし、波が高いと出ることも戻ることも難しいのだ。
最近は歴史や地学に詳しい年下世代と交流することが多くなって楽しいが、海遊びのプロが訪ねてきたのは初めて。
凪だと弁天浜から小泊漁港を周って「とっとこ岩」に行くことができる。とっとこは糸魚川方言でニワトリのこと。
笹川流れは海蝕洞や鍾乳洞をもつ綺麗な海で、素潜り、パドルスポーツと海遊びならなんでもできる楽しい所。
今年は天候不順でキャンセルしたが、来年こそは海蝕洞キャンプとセットで冒険ごっこを実現したい。
カヤックを持っていかなくても、「笹川流れカヤックセンター」でレンタルすればいい。ガイド込みで半日で6,000円なのだ。
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