丸木舟の水漏れが心配されるヒビ割れ部分に木工用ボンドにオガ屑を混ぜてつくったペーストを詰めて、土曜日のイベント準備完了。
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木工用ボンドは耐水性はないので、時間ができたら南インドのベイプールで見学した木造船の止水法も試してみようと思う。
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とりあえずの間に合わせ補修。
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ベイプールでは木造貨物船の水漏れ箇所に木綿クズと椰子の繊維を鉄のヘラで叩き込み、防水材にアスファルト乳剤を塗って仕上げていて、これは紀元前からある補修法だし、ありがたいことに経費はかからない。
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かってイギリスでは囚人に古い木綿ロープをほぐさせて漏水箇所の充填剤にしていたらしい。これをホーコンと呼ぶ。現代のインドではロープ製造時のクズではないだろうか?
和船復元家の小川さんにメールで相談しているのだが、和船式にマキハダを詰めたり、アイヌ式に乾燥したコンブを詰める方法も検討中。
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丸木舟製作時にチキリという鼓形の木片を埋めるヒビ割れ予防をしておいた部分は今で効いていて、N造船の社長からエライねぇと褒められた。
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