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スノーダンプ界のロールスロイスVSベンツ・・・おすすめのスノーダンプ

2023年12月25日 07時25分36秒 | 田舎暮らし
「ひらせいホームセンター」に、妙高市の吉鉄(左)と上越市のオギワラ(右)のスノーダンプが並んで売っているではないか!
吉鉄8,470円に対しオギワラは5,470円。
わたしの愛用品は、左側の銀色をした十日町市のステンレス製のクマ武だ。右が新規購入した吉鉄
 
新潟県の豪雪地帯では、クマ武と吉鉄は絶大な信頼が置かれている二大ブランドで、個人的にはスノーダンプ界のロールスロイスとベンツと呼んでいる( ´艸`)
 
軽くて安いので人気のオギワラ製は、新雪はまだしも凍結した圧雪だと先端がつぶれたり、ハンドルの溶接部が外れたりしやすいのが難点。
 
吉鉄とオギワラを比べると、オギワラの鍋(雪をのせる部分)は平らに対して、吉鉄は鍋底に凸凹加工、かつ角度をつけることで剛性を高めるとともに、雪面の摩擦抵抗を減じる工夫がされており、ハンドルの溶接面積も広いことがわかる。
そして最大のポイントは、先端部を二重に補強してあることだ。この差が堅雪に強いが重くて高い吉鉄、軽くて安いオギワラの特徴なのである。ただしオギワラが安物と悪口を言っているのではなく、軽くて取り回しがいいので屋根雪降ろしには便利ということ。
 
「ひらせいホームセンター」のレジのおばさんに、「糸魚川で吉鉄が売ってるとは思わなんだ」と言ったら、「自宅でも愛用してんのよう。旦那と二人暮らしなのに、色々試してたらスノーダンプ5台になっちゃてさぁ、嫌になっちゃうわぁ」と、わたしと同じ人種であることが判明w
スノーダンプ購入予定の人は参考にしてちょうだい。
 
拙宅は豪雪地帯とはいえないが、道具好きだから吉鉄を購入してクマ武とつかい比べることにした。おそらく使用機会は次の大雪が降る1月中旬だろうけどw
クマ武は大サイズ、吉鉄は小サイズなのだが、重ねるとほぼ同じくらい。ハンドルの角度は吉鉄の方が倒れているのね。
 
 
ちなみに北海道はどうなのだ?と聞いてまわったが、信州と同じくサラサラな雪質なので、でポリカーボネート製の「ママさんダンプ」が主流らしい。
 
日本海側の雪は湿って重いし、除雪車が通過した後はカチカチに圧雪された氷のブロックになるので、ポリカ製では歯が立たず用途が限定されてしまうのですヨ。新潟県の除雪で活躍するスコップは、柄が鉄パイプの金蔵印が定番。
 
 


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