青森の左京窯さんから、佐渡の赤玉製の勾玉の返礼だと、倍返しに縄文土器の様式で作られたコーヒーカップが贈られてきて恐縮。
縄文晩期の是川遺跡の近くにお住まいなので、亀ヶ岡式土器をモデルにして穴窯で焼成した逸品。釉薬は薪材の松の灰を自然に被った「灰被り」というものであるらしい。
我々の間には現金のやり取りの無い「贈与とその返礼」という縄文式の人間関係が成り立っておるのです。
ヌナカワ姫関連の著作で、「縄文時代の糸魚川は翡翠の貿易で莫大な財を成していた」と書いている人がいたが、貨幣経済ではない縄文時代において交易はあっても貿易などあり得ないし、莫大な財とはなんだろうか?
書かれているプロットも弥生文化の時系列がメチャクチャなのだが、思いつくまま何でも書けばいいってもんじゃないし、編集者も校正しないと恥ずかしいですぞ。
亀ヶ岡式の蚊取線香の蚊やりや、350㎜lサイズの大振りなマグカップがあれば、俺なら欲しいぞ!とアイデアをお伝えした。
普段はフリーマーケットで売っているそうだが、コロナ禍で売る機会がなく在庫になっているらしい。
どなたか販売してくれる方がいらっしゃらないものだろうか。
とりあえずぬなかわヒスイ工房の通販サイトでパイロット販売でもしてみっか。
もちろん、見返りを求めない贈与による、疑似的な親戚関係社会構築活動の一環として。
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