MSNホームページの右上の広告欄に、”司馬遼太郎の「坂の上の雲」は洗脳装置だった!“という本の公告が出続けるので「不適切な広告」の報告をして削除したのに、しばらくして復活してやんの。
歴史小説が洗脳装置というなら、古事記や源氏物語だって洗脳装置だろうし、だいいち本は装置ではないぞ。
小説をそのまま史実として信じるウブな人もいるだろうが、司馬史観での日露戦争は〇✕として描かれているけど、歴史家や軍事評論家はどう捉えているのか?と、別な視点から関連著作を読み進め、自分なりの史観を作っていくのが読書でしょうに。
それはフェイクニュースも同じで、トンデモ説をそのまま信じ込む人が多いことを危惧する。
ようするにだ、評価の高い司馬遼太郎の小説を衝撃的でキャッチーな言葉で貶め、公告収入を狙ったコバンザメ商法。
それにしても、最近の政治家もユーチューバーみたいになってきましたナ。
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