沼津工業高校サッカー部

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GKの重要性について

2016-04-11 20:27:25 | 日記
沼津工業高校サッカー部には、ゴールキーパー(GK)コーチがいます。基本的には週末が主ですが、仕事が休みの日であれば、平日でも選手に熱心に指導をしてくれます。


ゴールキーパーは経験がものをいうポジションと言われます。高校でも、現役選手より、引退してしばらくした3年生の方がどっしりと構えていて、存在感(安定感)を感じることがあります。それは、ある意味開き直りとでもいうのでしょうか、「できないことは別に仕方がないから不安に考えている必要はない。できることを最大限出していこう」というメンタリティに変化するからだと考えます。
ということは、現役である高校生の時期は、より多くの基礎の反復練習と、様々なシチュエーションからのシュートやクロスボール、イレギュラーなボールなどといった守備的なトレーニングと配球といった攻撃的なトレーニングを徹底的に積み重ねておく必要があります。
性格的にGKに向いている選手もいると思いますが、そうでない、常に不安にかられる選手もいます。「練習の虫」と言われる選手は後者の方が多いのではないかと思います。トレーニングを積み重ね、1つのプレーの成功に、ほんの小さな自信をつけていく作業の繰り返しで堂々とした態度を醸し出すことができるのではないかと思います。

GKは特殊なポジションだから、教えられないのではなく、チームのGKへの対応の仕方を変えるだけでチームはかなり変化するのではないかと思います。GK出身のGKコーチがほとんどだと思いますが、GK以外の出身のGKコーチがたくさん出てきたりしたら、GKに対する重要性や価値観が変化して、チームの変化にもつながるのではと考えます。

選手もコーチからの指導を通して、GKにとって大切なことを感じ、徹底してトレーニングしながら、さらに自分のカラーを出していけるよう取り組んで欲しいと思います。

沼津工業の守護神を目指して


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