沼津工業高校サッカー部

日々の活動や結果報告を掲載します。

レベルアップ

2018-01-15 06:03:31 | 日記
新人戦東部大会は順位戦に回ります。
この悔しさはなかなか晴れるものではありません。

昨年逃した県大会を決めることができたことは良かったと思いますが、準々決勝の壁をぶち破れなかったことは一つの事実です。

おそらくここで満足してしまったら、ユースリーグやインターハイでは100%痛い目にあうと思います。
ここからどれだけ上を目指すかです。
県大会を目標にしていたら県大会なんて行けません。それは当たり前。
東部大会優勝を目標にしてこの大会に臨み、結果ベスト8でした。

しかしながら、壁から先は、選手にとっては未体験の景色でもあります。
その未体験の景色をどれだけ想像できるか、いや、想像しようと必死に思い描くか。

景色を見る時は下を向かない。顔を上げ、遠くの上の方を見ます。
もっとサッカーを追求する。あくなき向上心でレベルアップする。

追い込まれた時にどれだけ平常心でいられるかは、日々の積み重ねです。PKのような土壇場になった時にその人間の強さが出ます。
どんな一流選手でも外す時は外す。むしろ決める、外すが問題ではありません。しかし勝負は蹴る前についています。
「勝者」のメンタリティーを持つために、練習でもがき苦しみ、試合で結果を出し、自信をつけていくのです。

2年生にとって、最後の新人戦東部大会です。まだ自分を逞しくさせる試合は残っています。
行けなかった準決勝、決勝の試合よりもみんなが注目するような試合を繰り広げましょう。


ベンチメンバー、特に1年生は残念ながら、ユニホームをもらっていることに満足している雰囲気があります。ユニホームをもらっていないサポートメンバーの方がチームの為に働いているようではチームは強くならないと思います。試合に出られない悔しさを自分に向けて、足りないことをどれだけ意識するか。そしてチームの為に行動できるか。日々の取り組みが足りないからここに甘んじているのだから、そこでアピールは終わっている。
試合前の準備からアップのサポートはスタートメンバーをしっかり支える。自分のことは二の次。
試合に出ているメンバーにおんぶに抱っこでは自立した選手にはなりません。少なくとも今の2年生は1年生の時から自分でチームを引っ張って行きたいという選手がいました。だからここまできていると言えます。県大会はそんな簡単に出れるものではないのです。
とてつもなく努力している奴が、試合に出れずに自分たちのサポートに徹してくれている。リーダーや先発は頑張らないわけがありません。そんな雰囲気を作るのも沼工のプライドを高めることにつながると思います。

学校に戻った時に、ボールを蹴っている選手がいました。
その可能性はあると思っています。

強い沼工を背負える選手になろう。公立の意地を見せられるチームになろう。