【コロナ禍での私の一人観桜会！】
吉野川市:楠本岩夫さん
コロナ禍の最中で「気分は春爛漫ですが都市部では桜は静かに楽しんで下さい。」とＴＶ・新聞等で報道されている事もあり、地元の穴場で密を避ける場所で眼下の眺望絶景を楽しめる場所と思い、一人観桜会の場所として「チェリー・ロードライン」で有名な川島町から美郷への峠に足を運びました。３月下旬と言うのに、登り街道の両道淵には見事に咲き乱れる花華が見事の一言でした。
何年か前、花見の場所で誰かがおっしゃっていた「こんな穏やかな春の日に、なんで慌ただしく散ってゆくんだろうね。桜は、なんだったら咲かなくていいんだよ。こんなに心が乱れるのなら・・・。」といった言葉を思い出しました。艶やかに咲き、１０日程楽しませ惜しまれながらの短い花の生涯も必要なのかもネ。
ここは穴場の一つと思いますので、来年の桜見物には是非皆さんもお越し頂ければ、桜並木を１本１本植えられ管理されている旅館の主にも喜んで頂けると思います。
※来年こそは、３年ぶりに「お花見の集い」が盛況に開催される事を祈るばかりです。
◆チェリー・ロード
川島町から神山町まで抜けていく県道神山・川島線。この道沿いには約２０００本の桜が咲いており、チェリー・ロードラインとして有名です。シーズン中は県外からもツーリングを楽しむライダーたちが大勢集まって来ます。
このチェリー・ロードラインは、吉野川市の旅館・村田旅館の経営者である村田さんが、３０数年間にわたって私財を投じ作り上げたものです。
