NPO法人 ホスピタル・プレイ協会 -すべての子どもの遊びと支援を考える会-

本ブログは、チャイルド・フレンドリーな医療と環境の実現のためホスピタル・プレイに関する情報を発信しています。

プレイセラピーの研修に行ってきました

2015年11月11日 | 日記
ごぶさたしています。まっちゃんです

10月下旬から渡米し、2回目となるアドラー派プレイセラピーのトレーニングを受けてきました。
今回はサンドトレープレイセラピーのトレーニングです。

前回同様、8時過ぎから朝食をテリーコットマン先生宅でいただくところから始まり、
9時から講義&演習を行います。終了は大体18時前後。
受講生は全員で6名で、わたし以外の5名は米国全土から集まってきています。

砂遊びは、感覚に働きかける遊びなので、痛い思いをする病院では積極的に取り入れてほしいなと思います。
砂のちからは、ホスピタル・プレイにも応用できるのではないかと思い、
専門のトレーニングを受けることにしました。

今回も現地の子どもたちが来てくれて、トレーニングに付き合ってくれました。
私たち受講生は2人組になり、実際に子どもとサンドトレープレイセラピーを行います。
それをビデオで映し、のちにテリー先生と他の受講生とで振り返るという、
なかなかハードな内容が中心です。

私のパートナーはジュリー。
ジュリーはなんと、弁護士でもあり、裁判官でもあり、
そして現在はプレイセラピストになるべく大学院に通っているという女性です。
この間まで里子を2人預かってもいたそうです。
ジュリーは親せきがテリー先生の近所に住んでいるので、受講後、私を連れて夕食に連れて行ってくれました。
義理のお母さんという人がとてもおもしろい人で、自宅のガレージに大きなトラクターが
今でも年に数回、この大きなトラクターに乗って、教会まで出かけるのが楽しみと話してくれました。
Bと呼ばれるこのトラクターに、私も乗せてもらいました


(ジュリーの義理のお母さんと私)


最後に、作ったサンドトレーです。
ジュリーとテリー先生、そして私の合作です。
ジュリーとテリー先生から私へのメッセージがこのサンドトレーに込められています。


アメリカは日本同様、困った点も多いのですが、やはり少しはみ出している人でも受け入れられる、
ありのままにその人を受け入れる、寛大さがある国です。
形ではなく、正直に学べた5日間に感謝しています。
学びはハードでしたが、気持ちの上ではとっても楽でした。
また、今回学んだことをHPSにも伝え、子どもの支援に役立てていきたいと思います。


まっちゃん


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