NPO法人 ホスピタル・プレイ協会 -すべての子どもの遊びと支援を考える会-

本ブログは、チャイルド・フレンドリーな医療と環境の実現のためホスピタル・プレイに関する情報を発信しています。

いまするべきこと

2020年04月20日 | 日記
大きなうねりを目の前にして呆然とする気持ちを感じています。
4月だと当たり前になっていた新入生を迎える日課などがすべて中止になったり、再
放送ばかりのテレビ番組に時間が押し戻ったような気持ちになったり。
とにかく意識をしていなければ、憂鬱になる方向に動いてしまう気持ちが私の真
ん中に居座っています。
見通しが立たないことは、こんな風に混乱を作り出すことを改めて感じました。

SARSもありましたが、スペイン風邪や猩紅熱など、人間の歴史には何年もか
かって克服した流行病があり、そう遠くない未来には、このウイルスについても
いろいろな方面から研究者が研究する対象になるのだろうと思います。
人間は知恵ある動物なのでこの経験も知恵にして取り込むのでしょう。
今は、今できることをとにかく今精いっぱいすることに集中し、先の先を考えな
いようにしようと思いました。

私は子どもを支援する専門職として今何ができるのか考えていました。
お手伝いしている児童養護施設では、子どもたちと一緒に年齢に合わせたコロナ
を正しく理解するための資料集めをしました。
幼児グループでは、妖怪「あまびえ」の色塗りをしてあちこちにべたべたと貼り
ました。
また、布の手作りマスクを希望者する子どもたちで作り、誇りをもってマスクを
つけられる気持ちづくりをしました。
虐待を受けた子どもによっては、必要以上にコロナを恐れる子どもたちがいます。
正しく理解すること、そして正しく予防することを目的に活動しました。

その他としては、
ニュースを見るとネガティブな話ばかり繰り返されています。
耳に入れるニュースは正しいものに限定し、数も減らすようにしています。
子どもたちにも提供しましたが、アロマを焚いて気持ち良い感覚を刺激していま
す。
運動の時間を設け体を温めてています。
ゲラゲラ笑える動画などを使っています。
また、一人ではないことを感じられるように工夫しています。

私がその他できることは何かをこの週末再度考えました。
もしもですが、このブログを読んでいるお母さん、お父さんの中で子どものこと
で困っていることがあったり、何かヒントやアドヴァイスが欲しい方がいれば、
どうぞメールで内容をお伝えください。
私にできることは多くはないかもしれませんが、相談いただければ(やり取りは
メールになりますが)一緒に考えていきたいと思います。

メールアドレスは、matudair@u-shizuoka-ken.ac.jpです。

それではみなさん、在宅で仕事をしている方は、時間があれば子どもと遊んでく
ださい。
遊びがとても真剣な活動です。
親と遊べば遊ぶほど子どもは絶対に「いい子」になっていきます。

まっちゃん

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