NPO法人 ホスピタル・プレイ協会 -すべての子どもの遊びと支援を考える会-

本ブログは、チャイルド・フレンドリーな医療と環境の実現のためホスピタル・プレイに関する情報を発信しています。

【報告】関東ブロック4月定例会

2017年04月25日 | 日記
4月8日(土)、都立小児総合医療センターで関東ブロックの定例会が行われました。
参加者は、17名。

今回は、関東ブロックの年間計画を皆で立てていきました。
5・6月は、講師を招いての勉強会。
9月はメンバー各自の活動報告会、12月はHPS国際シンポジウムの準備、
3月は、病児の遊びとおもちゃケアへの参加。
また、10・11月あたりはワークショップへの参加も意識して、と。
全てに全員が参加するのは、難しいですが、職場での休み希望を出す上でも、
年間の見通しを持っておくことは大切です。

その後は時間の限り、各自の現場の近況報告・話したいこと・聞いて欲しいことなど伝え合いました。
例えば
▶障がいをもつ子どもの母親が第2子を妊娠。
HPSに対して親族から、この親子に第2子に関わるような接し方は控えて欲しいとの依頼があった。
HPSとして何か出来ることは?と考えた結果、親族からの依頼も含め、
今のタイミングでは控えておこうと判断したが、皆だったら、どうしたか?意見を聞かせて。

▶この4月から異動となり、仕事の内容がガラリと変わった。
関わる子ども・家族の状況が以前の職場と全く違うので、
職場環境に慣れるのはもちろん、HPSの視点で何が出来るか?を考えていきたい。

▶新たな職場に就職したが、思い描いていた職場の雰囲気と違う面や、
周りのスタッフとの温度差を感じ戸惑っている。頑張りたい気持ちはあるが、何から始めれば良いか…
などなど。

新たな環境に踏み出した時の思いや感じ方は、人それぞれ。
悩んでいる時は、考えれば考えるほど焦ってしまい、心も体も身動きが取れなくなってしまうことが。
アドバイスが責められていると感じてしまう時も。私にはありました。
各自の経験や悩みを伝え合い共有することで、ひとり一人の気持ちがちょっと軽くなったり、
励みになったりする場にもなる。
私は関東ブロック定例会の良さだと思います。


関東ブロック ブログ担当くっちー

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