NPO法人 ホスピタル・プレイ協会 -すべての子どもの遊びと支援を考える会-

本ブログは、チャイルド・フレンドリーな医療と環境の実現のためホスピタル・プレイに関する情報を発信しています。

すべての子どもを遊びで支えるために 第1回シンポジウム 開催報告

2016年10月25日 | 日記
今年度、当法人ではタケダ・ウェルビーイング・プログラム2015の助成を受けて、
『ホスピタル・プレイによる在宅支援システムの構築』に取り組んでいます。

その一環として10月24日(月)18:30~20:10静岡こども病院にて
『すべての子どもを遊びで支えるために 第1回シンポジウム』開催しました。

平日の夕方にもかかわらず、静岡こども病院のスタッフ、
静岡県内の医療機関、特別支援学校、福祉施設、訪問看護ステーションなどから
68名の参加がありました。

     会場の様子
    

当日は、英国ノッティンガムこども病院HPSのClaire Hardy先生による
基調講演『英国におけるホスピタル・プレイと在宅支援』について講演いただきました。

  英国ノッティンガムこども病院 HPS Claire Hardy
    


その後、『在宅で生活する病気や障害のあるこどもたちの遊びを支えるために、多職種連携でできること』をテーマに
4名のシンポジウムにご登壇いただきました。

  静岡県立こども病院 総合診療科 医師 山内豊浩先生
       

  静岡県立こども病院 診療支援部 リハビリテーション室
  作業療法士 鴨下賢一先生
       

  静岡県立こども病院 診療支援部 リハビリテーション室
  理学療法士 北村憲一先生
       

  訪問看護ステーション 所長 原との子先生
       


多職種が連携する在宅支援について意見交換が行なわれ、
参加者からはHPSの役割や活動を理解できた、在宅に焦点を当てた講演を聴けたのは貴重な機会だった、という意見が多数あり、
また、子どもたちの笑顔のために多職種が努力していることがわかった、思いは1つであると思ったという声がありました。
在宅で過ごす子どもと家族を支えるために、多職種がつながり、連携することの必要性を実感できるとともに、
今後、具体的な連携方法を模索するきっかけを作った有意義なシンポジウムとなりました。

アンケート結果報告追記しました。ぜひご覧ください!

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