NPO法人 ホスピタル・プレイ協会 -すべての子どもの遊びと支援を考える会-

本ブログは、チャイルド・フレンドリーな医療と環境の実現のためホスピタル・プレイに関する情報を発信しています。

【報告】関西ブロック

2017年05月15日 | 日記
5月1日に以前より興味のあったタッチケアの勉強会を国際リドルキッズ協会 ティナ・アレン先生をお招きし行いました。
HPS、看護師、保育士、心理士、理学療法士、言語聴覚士、という子どもに関わる仕事をしている方々、
総勢23名の参加がありました。
最初は少し緊張気味だった参加者のみなさんでしたが、
ティナ先生のとってもキュートな笑顔で一瞬にして緊張がほぐれていきました。
その後参加者の積極的な質問もあり一気に集中モードへ。
マッサージオイルはどんなものがいいの?NICUにいる子どもへのタッチケアのタイミングは?
などの質問に対し、ティナ先生はとても多くの情報を教えてくださいました。
また、実際にみんなでマサージの方法を実践する中では、自然と笑顔があふれ、
マッサージといえば静かな空間で…ヒーリング音楽がかかっていて…少し薄暗くって…というイメージがありますが、
実際は子どもが安心して、心地よく、楽しくケアを受けることができれば、その部屋が明るくたって、
おもちゃで遊びながらだって、おしゃべりしながらだっていいんだ!ということを実感することができました。


その他、筋緊張が強い子どもへのケアの方法、便秘時のケアの方法、呼吸を助けるマサージの方法、
NICUでのヒールカットの医療行為を受ける赤ちゃんに対してのマッサージの方法とその効果も教えていただきました。



約3時間という短い時間ではありましたが、本当にたくさんのことを学ぶ機会となりました。
ティナ先生を並びにリドルキッズ協会の皆様ありがとうございました。
また、参加してくださった皆様もありがとうございました。
明日からのケアに役立てていただけましたら幸いです。



関西ブロック長 YUKO.TKYM