時折強く降る台風の雨が続く鎌倉地域です。
先程、雨の合間を縫って近所の小さな史蹟に行ってみました。
先程、雨の合間を縫って近所の小さな史蹟に行ってみました。
鎌倉七切通しの一つで、国の指定史跡の朝夷奈切通へ向かう前に出会うのがこの鼻欠地蔵。
鎌倉時代、金沢地区と鎌倉を結んだ六浦道。
切通へ向かう街道沿い、鎌倉石の切岸に今も残る磨崖仏。
少しずんぐりとしたお地蔵さんの頭からの輪郭が見えます。・・か?
この少し進むと大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で佐藤浩市さん演じた上総広常の碑が有ります。
ここまで来ると朝夷奈切通は直ぐそこ。
数年前の台風で大変なダメージを受けた朝夷奈切通。
街道沿いに立つ朝夷奈切通案内板の位置からも見える榧(カヤ)の巨木。
鎌倉七切通の中でもこの横浜側の朝夷奈切通は垂直に立つ高さと岩肌の感じ、鎌倉特有の湿度、樹々の茂み具合で変化する明るさ(暗さ)、周辺の自然等々、最も古の切通らしさが感じられると思う。
今回のタイトルに『夏』を加えた理由は、冬の朝夷奈切通の写真で違いを感じていただけたらと思っている。
熊野神社のヤブミョウガは次回に・・。
鼻欠地蔵
上総介塔
朝夷奈切通
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この日の撮影レンズ