【コラム・断】“南京の真実”は政府の手で
アメリカの議会でマイク・ホンダなる下院議員が旧日本軍の従軍慰安婦問題を取りあげ、日本に謝罪を求める決議を出している。またドキュメンタリー映画「南京」が米国などで公開される。南京陥落70周年ということで、同じような映画が中国やカナダでも続々と作られ、世界中で上映されるという。
慰安婦問題は、平成5年の河野談話が「旧日本軍が直接あるいは間接に関与した」として謝罪したが、談話の根拠は元慰安婦女性からの聞き取り調査だけで、証言の裏付けはないというから呆れた話である。タイミングの問題はあるが、政府として再調査をやるのは当然だろう。
「南京」の映画に至っては、あきらかな反日キャンペーンであり、これは一種の情報戦である。南京事件については国内外ですでにさまざまな議論がなされてきたが、「日本軍の残虐非道な殺戮(さつりく)による犠牲者は20万人以上」という東京裁判での数や、南京の記念館では30万人という数が掲げられている。
記念館は1985年に建てられているが、虐殺された死体を埋葬したという南京江東門の遺跡の上にある。しかし、実際に行けばわかるが、展示などで不自然な誇張された部分が目立つ。
安倍政権が戦後体制の克服をいうのであれば、南京事件に関して、政府として具体的に調査し、歴史の事実を世界に向けて明確にすべきだろう。日本でも「南京の真実」という南京攻略戦を検証した映画の製作が予定されているが、民間レベルだけでなく、日本政府が主体的に歴史的検証をなす必要がある。そうでなければ「主張する外交」など空語ではないか。(文芸評論家・富岡幸一郎)
【産経新聞 2007/3/10】------------------
朝日などの売国サヨクメディアは論点のすり替えに奔走し、テレビなどのコメンテイターの中には事を荒立てるな、などと事なかれ主義。
>あきらかな反日キャンペーンであり、これは一種の情報戦である。
情報戦ならこの際日本も受けて立つべきだろう。
この度の米国議会での騒ぎは必ずしもピンチではない。真実を知らしめるチャンスである。世界を相手にした場合、何も言わないのは相手の主張認めたことになります。事なかれ主義は通用しません。
徹底的に調査して論戦に耐えうる証拠を集めた上で、この際徹底的に日本の立場を主張すべきですな。
もっとも日本には内なる敵も大勢いるけど・・・
そういう一方で、民主党から意外な声が・・・
民主、慰安婦問題・南京事件検証する会を発足
民主党の有志議員らが9日、「慰安婦問題と南京事件の真実を検証する会」(会長、渡辺周衆院議員)を発足させ、国会内で初会合を開いた。
同会は、慰安婦問題で謝罪と反省を表明した平成5年の河野官房長官談話について、明らかになっている物証や証言などを改めて検証したうえで、「公権力による強制連行の事実はなかった」との認識を盛り込んだ新たな見解を発表するよう政府に働きかけていく方針だ。
■呼びかけ人は次の通り。(敬称略)
石関貴史、市村浩一郎、大江康弘、河村たかし、北神圭朗、小宮山泰子、芝博一、神風英男、鈴木克昌、田名部匡代、田村謙治、長島昭久、牧義夫、松下新平、松原仁、三谷光男、吉田泉、笠浩史、鷲尾英一郎、渡辺周。
【イザ 2007/3/10】--------------------
おぉっ!!河村たかしもいるぞwww
民主党にもマトモなのがいるんだな。オイラはふだん民主党をこき下ろしていますが、野党の立場でもこういう圧力なら歓迎ですな。
それにしてもこの人たち、急激に左傾化する党執行部に対して、どういう思いなんでしょうね。是非本音を聞いてみたいモノです。
オイラの選挙区の人はいませんが、気にとめておくことにしよう。
サヨクがあの本に歯ぎしりするワケだな。
あらゆる関連本の中で一番良い。
この問題の全容も把握できる。