快晴の空の下、乗馬で散策する優雅な人々を眺めながら、ガゼボ工事も終盤を迎えています。ガゼボのあるコーナーにバラを這わせるためのL字型のフェンスも取り付けています。お見せできないのが残念です。代わりに、くっきりと浮かぶ八ヶ岳連峰の一部をご覧ください。・・・こんなゴールデンウイークのさなか、こんなのどかな風景の中 私たちは仕事をしております。 幸運というか不運というか、とにかく 仕事をしています。
朝から風もつよく、晴れたり曇ったりの おちつかない天気ですが、今日はガゼボのトップと フェンスを取り付け、先日につづいてバラを植え込みます。全体的なバランスやイメージがようやくみえてくる段階まできました。完成まではまだ数日かかりますが もう一息です。
朝からの 冷たい雨に、予定通りの加工をすすめることができません。明日は現場に行くというのに 困ったものです。この1、2週間想定外の雨に たびたび悩まされていますが、自然には逆らえず 仕方なく 軒下で ガゼボのフェンスの仮組をしたり 塗装したり やれることをこなしている次第です...。
ガゼボのトップの加工に続いて、次は腰高までのフェンスを作ります。8角形のうちの、入り口は2ヶ所で 正面の1ヶ所は高さのあるフェンスがくるので、腰高のものは5セット必要です。レッドシダー材をジグソーで緩やかにアール加工し、全てに面取りをしてから、1枚ずつ丁寧にサンダーをかけます。ペーパーがけすることで、美しい木目が浮かび上がってきます。レッドシダー材の買い付けの時、時間をかけて厳選するのはこのためです。キット商品は工場生産なので品質も一定していて安価なのですが、私たちはあくまでもハンドメイドでオリ
ジナル、にこだわった物づくりを続けていこうと思います。 仮組みをして バランスを考えようとしたところで一服。「え~~ もう3時かあ。まいったなあ...」 毎日毎日時間が足りない、日常なのです。
1日おいて、ガゼボの柱のとりつけと つるバラの植え込みに 小淵沢に来ています。曇り時々晴れのお天気が日暮れまでもってくれることを願いつつ、急いで作業をこなしています。
八王子インターから高速を走ること2時間弱、重量のあるウリン材を積んでいるので 速度はおさえぎみにします。2、3日続いていた雨もあがり、ようやく現場仕事に入れました。ここは 南側乗馬倶楽部の牧場が広がる、のどかな別荘地です。広い広い敷地に 立派なログハウス、その庭のコーナーに建てるガゼボの大きさも、かなりのものです。今日の作業予定としては、加工しておいた床を設置して、そのまわりに植える バラの穴掘り・掘れるだけ・余力のある限り...です。帰りに八ヶ岳チーズ工房で チーズを買って までが計画です。
アイアンウッドとよばれる木材の中でも 最上級とされるウリン材は、これまで 何度もお話してきましたが、あまりの硬度に 電動工具の刃は欠けるは 折れるは ステンレスのビス釘も ひと現場に何本折ることか 数えれば切りがありません。それでも私たちは、できるだけオリジナルな 他にはない 作品に仕上げるべく、日夜たゆまぬ努力と技術をみがいています。 早い話が、私たち女性スタッフがお客様の立場になって 事細かなデザインや機能性について ああして・こうしてと要求す
ることに 浜ちゃんがひとつずつ難作業をクリアさせてゆく.....。しかも最近では心得たも ので、ウリンを使ったラティス・トレリスつきのベッド花壇を希望すると、どうせありきたりのでは クリアされないからとレンガも組み合わせて 写真のような ’’ラティス・トレリスつきのベッド花壇’’ができあがっていたのです。 多忙なスタッフが不在の間に...。 <たいへんよくできました> ◎
桜の花も新緑へと姿をかえつつあるこの時季ですが、めずらしく関東地方は気 温も低く、雨もようがつづいています。二日 三日と降られると、当然仕事の進行状況にも支障をきたします。とはいえ 自然に逆らうこともできず、こんな日は買い出しにでかけることにします。 二日ほど前、そろそろ最盛期も過ぎたかな と思いながら、ビオラ(最近の品種で、下垂するタイプのものが気に入っています)や ギボウシの寒河江が土
中に潜んでいる冬のあいだ、チューリップやヒヤシンスも
仕込んで 最上部でビオラをたのしんでいたプランターを 撮影しました。 プランターの中のヒヤシン スは終わってしまいましたが、一週間ほどは4種類おそろいで 道行く人にも春らんまんのカルテットを楽しませてくれました。私たちにとってガーデニングは、見ず知らずの人々の橋渡しとなって 時間を共有させてくれることに感謝しています。
以前お作りした K邸のウッドデッキの角に 一ヶ月ほど前、今度は飾り棚のご 注文をいただきました。つるバラも数本地植してあり、冬の剪定・誘引に伺って以来だったので 新芽や花芽の状態も気になっていたところでした。棚はすぐに制作したのですが、日曜日 その後の様子を見に伺って来ました。シンプルでちょっとおしゃれな飾り棚もウッドデッキとすっかり馴染んで 草花の鉢植えや、エンゼルの置物たちが仲良くならんでいました。このお宅では 必要に応じて色々なガーデンファニチャーを 1つずつお作りしているのですが、半年前の、 縁台に代わる収納式ベンチ(ガーデニング用品がたくさん入
る大容
バラの新芽もすっかりのびて、アーチやフェンスにびっしりと花芽をつけていました。 満開を迎えるころ、また伺う予定です。
ウッドデッキやガゼボの制作過程で部材どうしをとりつけるには、一般的に アルミやステ ンレス等の金物が用いられます。 在来工法では ほぞ穴をあけて柱をとりつける場合もありますが、風雨にさらされることを考えると 穴の部分に水が溜まって 腐食しやすくなりがちです。またアルミやステンレス等は腐食しづらいとはいえ、デザイン性のうえでは美観を損なうという点から、私たちは 取り付けパーツにもこだわって デッキ材で制作することにしています。紹介する画像は、上から、アルミ製の柱をとりつける部材で その下が ステンレス製のL字型とりつけ金具です。その左が今回作ったウリン材のとりつけ部品の一部です。
目立たない部分ばかりなのですが、すべてを作り上げるには時間と根気を要します。