★佐川急便グループの貨物航空会社、ギャラクシーエアラインズの航空貨物便が関西からの貨物を載せ4月4日未明、初めて新千歳空港に到着。同日の午前2時20分には道内の貨物約15トンを積み込んで、羽田空港に飛び立ちました。これによって、首都圏と関西圏との間で翌日午前中配達が可能となるとのこと。
★同社の若佐照夫社長は 「新規貨物輸送便の就航で陸と空をつなぐ一貫輸送が実現し、翌日配送のニーズに応え、地域振興に役立てたい」。と新千歳空港内での就航式で語りました。
★これまで札幌からの宅配便を翌日東京に届けるためには、前日の午後5時までに荷物を貨物会社に出さなければならなかったとのこと。ギャラクシーの新千歳発羽田行の便(出発午前2時20分、到着午前3時50分)では、かなり遅くまで集荷し、東京では佐川急便の陸上輸送網を活用して早朝から配達できるとのことです。
★これからは、新千歳空港と羽田、関西国際両空港間に週6往復の定期貨物便を運航します。宅配便を中心に翌日配達の体制が拡充され、生鮮品を中心とした道産品の販路拡大が期待されます。新鮮さを売り物に首都圏、関西圏での「北海道ブランド」の新展開も期待できそう。
★ちなみに、機体デザインは、社名をあらわす銀河をモチーフに、大空を羽ばたくエアラインというイメージ。