●函館では、函館商工会議所で函館のイメージアップを目指して、2年前から「ハコダテ スマイル キャンペーン」を行っています。このキャンペーンでは、函館を訪れる人を地元のお店やタクシーなどが笑顔と真心でもてなそうというもの。
●「パコスマ」とは、このキャンペーンの愛称です。今年は、9月1日から10月15日までをキャンペーン期間としています。
●普通に略すと、「ハコスマ」なのに、なんで「パコスマ」なんでしょうね。新聞でこの取組を進めている商工会議所青年部の方のコメントによると、「函館を舞台にした『パコダテ人』という映画があり、その題名から取った」とのこと。自分としては、素直に「ハコスマ」の方が普及しやすい気がしますが・・・。
●具体的には、接客業(タクシーなど乗物関係、ホテル、旅館、観光施設など)に従事する方々に、外国人に接する時に役立つグッズを提供しようとしています。(すぐに役立つ外国語を掲示したチラシ、三角スタンドなど。)
以下に取り組み内容を例示すると、ホスピタリティ向上につながるもの全てが活動内容となりますが、各業種・各業界それぞれの創意工夫が可能となっています。
① 笑顔であいさつ (いらっしゃいませ、おはよう、こんにちは、ありがとう、など期間中は、より一層の笑顔を心がけて声がけをしましょう)
② 外国語グッズを海外のお客様の接客につかう
③ 外国語グッズを市民にも見て、覚えて、笑ってもらい、ホスピタリティ精神向上のきっかけをつくる
④ きれいな街づくり(会社前の清掃、ゴミの分別、街頭美化活動を行いましょう)
⑤ 運転マナーの心がけ (ゆずりあいの心で運転しましょう。また、駐停車違反をしないように気をつけましょう)
●先日、夏休みを利用して家族が函館を訪れました。若干、薄曇りでしたが、やはり夜景に対する評価は抜群でした。朝市や寿司も満喫し西部地区を散策して帰っていきましたが、函館が、「観光北海道」の中でもグレードの高い観光地であることに疑いはないと思います。ソフト面でどんな付加価値をつけることがカハ、リピーターにも影響すると思うし、トライ・アンド・エラーを恐れずに色々試行錯誤してみてほしいと思います。