■まず、市町村に人間、権限、財源のいわゆる「三ゲン」+ノーハウを大幅に市町村に移管。これは現在実行中。
■次に仕事のシステム。今時、こんだけインターネットが普及しているのに、支庁で市町村の意見を取りまとめて本庁に送るシステム自体が完全な時代遅れ。支庁経由をやめ札幌(本庁)に市町村から直接アクセスする。支庁でもたもたしてかかる時間もなくなり「時間」というメリットを享受できる。基本的に、道民とか企業とかNPOとFace to faceの仕事は市町村にお願いする。
■電子申請・電子入札も徹底化する。パスポート申請を電子化するくらいだからできないものはないと思う。ただし、道民のみなさんが電子申請を行うようなインセンティブを考える必要がある。だってカードリーダーを買ったりしなきゃならないので、ほっておいても広がらない。電子申請のインフラを整備した道民には税の減免とか還付とか。
■札幌医大や試験研究機関の独立行政法人化も今、テーブルに乗っているし、支庁の独立行政法人化も遅かれ早かれ議論されると思う。性格的には道庁の出先機関というよりも市町村の広域事務の事務局的なものになるのでは。個別の市町村で行っていると非効率な仕事の委託を受けようなものでは。つまり、市町村から仕事をとってこないと成り立たないし、市町村が行うより効率や経費的に有利になるような仕事の仕方をしなければならない競争性のある組織ではないだろうか。