きのこ会～有田ダム周辺

　　　　　（きのこ会で観察した、アシナガイグチ）　　　

今回の佐賀きのこ会観察会は、有田ダム周辺で行われました。

前日に雨が降ったもののこれまでの乾燥状態の林の中、きのこはあるだろうかと心配されましたが、
参加者の熱心な捜索？でたくさん見つかりました。

これはイボタケの仲間
　　　　　

これはチチタケ～傷つけると白い液が出ます。
　　　　　

そしてこれはアンズタケの仲間～アンズの香りがしました。
　　　　　

これはホウキタケの仲間
　　　　　

きのこの同定はなかなか難しい。
図鑑を見ながら調べていきましたが名前が分からないものも多いです。
　　　

この日はきのこを探しながら木も観察しました。
これはナンバンキブシ～キブシより葉っぱが幅広で実が大きくなるのが特徴だそうです。
　　　

これはトチノキ～実がなっています。
　　　

割ってみるとナッツみたいな種が出てきました。
これからトチモチを作るんですが、あくが強いので手間がかかるそうです。
　　　

黒髪山系でしか見れないキガンピの仲間、ガンピを教えていただきました。
キガンピは葉っぱがほぼ対生するのに対しガンピは互生します。
その昔、高級和紙の材料になったというガンピは、手折りで切れないくらい強い木の皮でした。
　　　

これは天山のキガンピ（８月１日）
　　　


きのこも植物も観察できて実りある観察会になりました。

教えていただいて先生方お世話になりました。
参加された皆さん、蒸し暑い一日でしたがお疲れ様でした。