Life in Tokuyo 124_明日は【クラブ発表会】

　上の画像は、東京・立川市と国立市の境にある【矢川緑地】に居ついているカルガモです。

　カルガモは留鳥ですから一年中見られますが、ここには、秋も深まってくると、越冬のためにマガモもやってきます。ここに来るマガモは、去年が２組、今年も２組のようです。多分、去年と同じ個体なのだと思いますが、遠くからピンポイントで同じ場所にやって来るのですから、野生の感覚はすごいものだと思います。

矢川緑地では、カルガモとマガモが混ざって暮らしています。

豊かな湿地の中の隠れ家の中のような場所で暮らしているグループも居ました。

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　明日は施設行事の【クラブ発表会】があります。
　この会は、施設の入所者の皆さんが、ふだん活動している文化系、体育系の各クラブの活動の成果を発表をする場、という位置づけでしたが、近年ではクラブ数の減少から、段々と発表会の規模も縮小してきています。
　クラブ数が減少した原因の一つには、入所者のADL（日常生活動作）の低下があります。長く入所されている方々は、かつては絵筆を持って活動された【絵画クラブ】や、針と糸を使って刺し子を作っていた【手芸クラブ】等の活動が難しくなり、新たに入所される方々の要介護度も高い方が増えています。 
　また、この数年は職員の入れ替わりが激しく、活動を伝承していけなかったことも原因の一つだと思います。

　とはいえ、生活のアクセントでもある施設の行事は大切で、今年も【クラブ発表会】を予定どおり開催することになりました。

　現在活動している【クラブ】は、【ゲームクラブ】、【舞踊クラブ】、【カラオケクラブ】の３つです。この３つのクラブを、途中途中に休憩をはさみながら午後の１時間強を使って行う予定です。

　【ゲームクラブ】は、年に一度開かられる施設対抗の【風船バレーボール大会】 の練習を兼ねて、入所者６人程度ずつでサークルを作って、その輪の中で風船を打ち合うゲームを行います。
　ただ、このゲームには、身体上の理由等から参加できない方々も多数いらっしゃるので、不参加の方向けには過去の行事で撮った写真をスライドショーにして、大画面のテレビで観賞いただく企画もあります。

　【舞踊クラブ】は、“365歩のマーチ”、“東京音頭”、“炭坑節”の楽曲を流しながら、踊っていただいたり、タンバリンや鈴などの楽器を楽曲に合わせて鳴らしていただきます。
　昨日は、この３曲の歌詞を流すためのスライドショーも作ってみましたが、“炭坑節”には、歌われる地域によって歌詞に違いがあることを初めて知りました。今回は三橋美智也さんが歌ったものを使いますが、これはオーソドックスな、九州三池炭鉱のある地区で歌われているものをベースにされたものだそうです。

　【カラオケクラブ】では、唱歌と古い歌謡曲の計３曲を皆さんで歌っていただきます。楽曲は“憧れのハワイ航路”、“里の秋”、“ふるさと”です。これらは、いずれも24日に行う別行事【誕生日会】でも歌っていただく楽曲です。誕生日会は私が担当する行事でもあります。ちょっと便乗してしまうかな？という考えもあったのですが、企画会議で了承いただいたので、この案を通させてもらいました。
　慣れ親しんだ楽曲といえども、普段、歌う機会が少ないと、いきなり歌うというのは難しいものです。24日のリハーサルのような形になりますが、歌い手である入所者のみなさんと演奏者の一人である私の一緒のリハーサルでもあります。
　そのため、カラオケには昨年の私たちの演奏を入れてみました。

　こういう機会ができるのなら、もっと内容を濃くしたくなってきます。24日のライブは、去年までは記録のためだけだった録音を、もう少し工夫した良い録音をしてみたいと思っています。