暖冬で救われました&「ふるさと」音源アップ

2007-02-10 | 母のこと



 今年の冬は暖冬で、東京(都心)で氷点下まで気温が下がったことはまだ無いそうです。でも、私が住んでいる、勤務している地域は東京でも西の方、多摩地区です。都心よりもだいぶ寒いところですから、気温が氷点下になることは間々あります。
 そして、母が入院している病院も東京都と埼玉県の境に位置している場所なので、ここもまた深夜や明け方には相当に冷え込みます。

 母が罹ってしまったクロイツフェルト・ヤコブ病は脳が冒される病気です。その影響は身体全体に及んでしまいます。体温調節を司る神経も働かなくなってしまうのでしょうか、多量の発汗が真冬でも生じてしまいます。
 さすがに夜間は看護師さん、ヘルパーさん方が布団をかけてくださいますが、日中は真冬でもタオルケット一枚だけをかけて臥床しています。
 空調が効いていますから、病室内の温度は適温なのですが、健康体であったら風邪をひいてしまいそうな寝具です。
 母の体温は夜間は平常ですが、午後に向かって37度台後半まで上昇してしまうことがしばしばあります。日中は病室の南側の窓から日差しが入るため病室内の温度も上昇して、真冬でも晴れの日は体温調節が効かない母には辛い午後になってしまうこともあるようです。そんな日は換気も兼ねて窓を開けて室内温度を調整します。
 クロイツフェルト・ヤコブ病に罹った人の死因は肺炎が多いそうです。発端は風邪のような症状から始まってしまうのだと思います。母には風邪をひかせるわけにはいきません。母にとっては室温調節に気を配る必要があります。
 もし去年のような寒い冬だったら、病室内の温度は寒暖差がもっと激しいものになっていたでしょう。今年の冬は暖冬だったことで、私たちにとっては救われた冬でもあります。

 先日の「誕生日会ライブ」の音源の4曲めをアップします。曲は唱歌の「ふるさと」です。
       ふるさと
 
この曲は毎回、最後に演奏しており、今のところ、聴いてくださる入所者の皆さんと一緒に合唱できる唯一の曲になっています。皆さんが歌う部分はテンポがばらばらだったり、音が外れたりしていますが、そんなことは構いません。少しでも一緒に歌えることをいつも楽しみにしています


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4 Comments

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これは (Pepper)
2007-02-11 13:54:06
良い音源ですね。
皆さんが一緒に歌う様子が感じられて、演奏やアレンジがどうこう、ってところは超越したものだと思いました。
コーラスが入っているように聞こえますが、一体誰が?
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Re:これは (non_B)
2007-02-11 18:12:20
コメントありがとう。

みんなで歌える歌というのは、楽しいものです。
そんな曲を増やしていきたいなぁ...と思って、古い唱歌の歌集から曲を探したりしています。

今年は職場以外の施設でも演奏する機会を作りたいと思っているので、その時期に合わせて楽しんでもらえるように、春夏秋冬の歌が揃えたいとも考えています。

コーラスは私のワケがないっ
最近のMTRってのは、手軽に、高いクオリティーで録音できます。
コーラスはKが予めリハーサル時にMTRに録っておいたものです。
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コーラスは、 (Pepper)
2007-02-14 07:34:44
K君の声に似ているとは思ったのですが、録音済みのものとは考えなかったのです。
だってライブじゃん?

ドラムはしょうがないとして、出来るだけ生で勝負して欲しい気がします。
他の職員さんの歌とか楽器を加えるのは難しいのでしょうか?
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Re:コーラスは、 (non_B)
2007-02-14 19:45:26
そうなんだよね。
コーラスに関しては、リハーサル時にちょっと悩みました。
おっしゃるとおり、誕生日会担当者が私とK以外にお二人いらっしゃるので、そのお二人にコーラスをお願いできれば一番良かったのですが、リハーサル回数が少ないうえに、いずれの回もお二人の勤務日にあたってしまったりで、最後までリハーサルに参加いただくことができませんでした。
次回はリハーサル日程も調整しながら、誰かに参加していただけるようなことも考えてみます。
ご意見ありがとう
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