前回に続いて軽井沢方面に行ったときのことを書きます。
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1.白糸の滝
旧軽井沢にある<川上庵>でお昼を食べた後、浅間山方面に登っていく<白糸ハイランドウェィ>を使い、途中の<白糸の滝>に寄ってみました。
上の説明にある通り、幅が70mという横に広い滝です。
遠目には、説明にある『白糸のように』優雅な流れに見えますが、湧き出してくるところを間近で見ると迫力があります。
左手の奥は、崖が崩れてしまったところがありました。右手の奥にも土砂が崩れたところがあります。地元の方のお話では、以前は無かったものだそうです。
岩盤の裂けたところから水が湧き出しています。浅間山に降った雨水が浸透し、およそ6年かけて湧き出してくるそうです。
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2.北軽井沢駅跡
『駅』といっても、鉄道は今は走っていません。
かつて軽井沢と草津温泉を結んでいた<草軽電鉄>の廃線跡と当時の駅舎を改修したものです。
草軽電鉄はスイスの登山鉄道に倣って敷設された鉄道で、急な勾配が繰り返す山中を、小型の電気機関車が客車や貨車を牽いて走っていたそうです。昭和35年に大部分が、37年に全線が廃線になっているので私は乗ったことがありませんが、軽井沢でお店を営んでいる当時を知る地元の方のお話では、本当にゆっくりと走っていて、約55kmの行程を3時間くらいかけて行き来していたそうです。
北軽井沢駅跡に展示されている草軽電鉄の電気機関車の実物大の木造模型です。運転士さん一人しか入れないような運転室や車体と同じくらいの高さがありそうなパンタグラフ、今の鉄道には無いデティールです。実際に走っている姿を見てみたかった。
↑YouTubeに現役時代の草軽電鉄の様子がありました。50年以上前の映像です。
55kmを3時間もかけて走るのでは、現代では実用的ではありませんが、一部だけでも残されていたら、良い観光資源になれたかもしれません。
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