今年になって4回めになりますが、また伊豆に行ってきました。泊まったのは伊豆高原にある<別邸 石の家>です。このブログでも何回かこの宿のことを書きましたが、今回は、この宿の楽しみの一つである料理、さらにその中の一品、金目鯛の煮つけにしぼって書きます。
金目鯛は伊豆のごちそうの定番で、多くのお店で看板商品として出されていて、何度か食べたことはありますが、今回の煮つけはそれらと全くの別物!
新鮮な金目鯛はハッキリとした紅い色だそうです。鮮度が落ちてくると紅の鮮明さも落ちていきます。今回いただいたのは伊東で揚がったばかりの1kgのもの。その紅い姿は調理後にも分かります。
今までの経験から、シェフの味覚と技術なら安心していましたが、もう想像を上回る料理になっていました。甘めの煮汁に、ふわっとした白い身、この二つの細やかなバランスが正に絶妙で、最高の素材を最高の調理でいただくことができました。
別邸 石の家の料理は、フレンチを主に和洋折中のメニューですが、和も洋も一人のシェフが調理しています。何度もいただきましたが、主菜、副菜とも同じものが出されたことはありません。抽斗と想像・創造力がとても豊かな方だと思います。次はどんな料理?という期待もありますが、今回の金目鯛の煮つけは、また食べたい!と思ってしまいます。
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食べて・風呂に入って・寝て、の繰り返しでしたが、27日の朝は雨が降らなかったので、伊豆高原から二駅伊東寄りの富戸まで行き、日の出を撮ってみました。水平線から昇る日の出は雄大な景色です。