昨夜はバンドのリハーサルがありました。
「ふるさと」と「村祭」を中心に行う予定でいましたが、それらはほぼ予定通りにこなせたと思います。
「ふるさと」はギターのWの考えでドラム・マシンは使わず、アコースティック・ギターの音を活かした演奏で試してみました。
曲の構成では、1~3番ある歌詞を歌い終えた後にもう一度1番を加えて、そこで入所者の皆さんが合唱で参加してもらえる部分を作るのですが、ドラム・マシンを使わないことによって、この部分はみんなが歌いやすいようにテンポを落としたり、歌に躓いたらそこで演奏を止めてみたりと演奏を柔軟に変化させることができます。それはとても大きなメリットなのですが、ギター2本とベースの計3つの楽器の息をピッタリと合わせなければならないという、難しい面もあります。
曲の構成は決まったので、次回はドラム・マシンを使ったパターンでリハーサルを行い、どちらが良いか比べてみることになりました。
「村祭」はアップテンポなリズムで、太鼓系(フロア・タムやスネア・ドラムなど)もシンバル系の音も「これでもかっ」という感じでドラム・マシンに叩かせています。「和」の「お祭り」というより、ラテン系の「カーニバル」という感じかもしれません。
ただ、スタジオで初めて大きな音で流してみて気が付いたのですが、あまりのアップテンポにしたことで、目まぐるし過ぎたきらいがありました。予定の8掛けくらいにテンポを落として合わせてみましたが、それでやっと高齢者にも聴いてもらえるくらいのテンポかもしれません。
昨日はギターのWにはアコースティックギターで合わせてもらいましたが、ライブ当日はエレクトリック・ギターに持ち替えてもらって、ファンク系のチャカチャカしたカッティングで刻んでもらうことにしてもらいます。
予定外で「桃太郎」、「金太郎」、「浦島太郎」の「太郎メドレー」と「丘を越えて」、「旅の夜風」の各曲の構成確認まで進めましたが、面白かったのは「旅の夜風」です
私たちのライブで古い歌謡曲を採り上げるときは、ほとんど原曲とは思えないくらいに姿を変えてしまっていたのですが、「旅の夜風」は原曲に近い形にしてみようと思っています。それも楽器はWのアコースティック・ギター1本だけでやってみようということになりました。Wの弾くギターは「流し」のギター弾きさんのような弾き方です。その結果、これはこれで古い「昭和」時代を感じさせるものに仕上がりそうです。この曲では会場の照明を消してもらって、「酒場」のような雰囲気にしてみたいとも思いました。
Wには数種の弾き方を試してもらいましたが流石です。数回の試しで曲の形が出来上がってしまいました
この曲で歌を歌う「浜ちゃん」は、ワイアレス・マイクを持って客席を移動しながら歌ってもらおうと思っています。そして、歌える入所者がいれば、その人にマイクを近づけたりして、客席参加型の歌になれば楽しそうです
1回めのリハーサルは予定よりも順調に進めました。次回は17日に行いますが、そこで全曲の構成を完成させるところまで出来れば上出来と思っています
画像はライブでの使用機材の一つ、エフェクターのコンプレッサーです。"LINE6"というメーカーのものですがオークションで安く入手できました
"LINE6"はデジタル技術で古い機材の音を再現する「モデリング」という技術に長けているメーカーと言われています。この製品も'60~'80年代のコンプレッサーの特徴を再現でき、3つのタイプの音を選択できる仕組みが組み込まれています。この機材は「村祭」で使ってみました。
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